skewX()
は CSS 関数で、要素を二次元平面上で水平方向にゆがめる変換を定義します。結果は <transform-function>
データ型になります。
このデモのソースファイルは GitHub リポジトリに格納されています。デモプロジェクトに協力したい場合は、 https://github.com/mdn/interactive-examples をクローンしてプルリクエストを送信してください。
この変換はシアー変形 (せん断写像) で、要素内のそれぞれの点を水平方向に指定された角度でゆがませます。それぞれの点の横座標は、指定された角度と原点からの距離に比例した値によって変更されます。よって、原点から遠くなるにしたがって、加えられる値が大きくなります。
注: skewX(a)
は skew(a)
と等価です。
構文
skewX(a)
値
a
<angle>
で、横座標方向にゆがめるのに使用する角度を表します。
ℝ2 のデカルト座標 | ℝℙ2 の同次座標 | ℝ3 のデカルト座標 | ℝℙ3 の同次座標 |
---|---|---|---|
[1 0 tan(a) 1 0 0] |
例
HTML
<div>Normal</div>
<div class="skewed">Skewed</div>
CSS
div {
width: 80px;
height: 80px;
background-color: skyblue;
}
.skewed {
transform: skewX(10deg); /* Equal to skew(10deg) */
background-color: pink;
}
結果
仕様書
仕様書 | 状態 | 備考 |
---|---|---|
CSS Transforms Level 1 skewX() の定義 |
草案 | 初回定義 |
ブラウザーの互換性
<transform-function>
データ型の互換性情報をご覧ください。