HTML の学習: ガイドとチュートリアル

ウェブサイトを構築するためには、ウェブページの構造を定義するための基本的な技術である HTML 言語を知っておくべきでしょう。 HTML はウェブコンテンツをどのよう解釈するべきかを特定するために使用します。段落、リスト、見出し、リンク、画像、マルチメディアプレーヤー、フォーム、又は他の数多くの要素の一つ、又はユーザーが定義した新しい要素などです。

学習経路

HTML 学習を学びの旅の起点にすることが理想的です。HTML 概論を読んでみましょう。さらに学びたいと思ったなら、次は以下のような内容に移ることになるでしょう。

  • CSS、またそれを用いて、どうやって HTML の様式を整えるか。(例えば、文字の様式やサイズを適用したり、線で囲んだり、影をつけたり、ページをカラムでレイアウトしたり、アニメをつけたりすることができます。)
  • JavaScript、またそれを用いて、ウェブページをいかにして動的な機能を付け加えるか。(例えば、地図上にあなたの位置をプロットしたり、UI エレメントをボタン操作で、現れるようにしたり、隠すようにしたり、コンピュータ上にユーザーのデータを保存したり、その他いろいろなことができます。)

このトピックを開始する前に、最低限コンピュータを利用することに慣れておくべきでしょう。また、ウェブを受け手の側から、利用すること(つまり、ただ見たり、コンテンツを消費したりすること)にも慣れておくべきでしょう。また基本的な作業環境のセットアップもしておくべきでしょう。細かい話は、 基本的なソフトウェアをインストールするや、 ファイルを扱うに書かれています。今あげた二つの内容は、Web 入門という初心者向けの章に含まれています。

今回のトピックに入る前に、 ウェブ入門を一読しておくことをお薦めします。けれども、絶対にそうしておく必要があるというわけではありません。 HTML の基礎の記事でカバーされている大体の内容は、 HTML 概論の記事でもカバーされています。ただこちらのほうが、より詳細な記事になっています。

モジュール

このトピックは、以下の内容を含んでいます。そして、それらは、学んでいくのに好ましい順番で並んでいます。上から順番に学んでいくのが望ましいでしょう。

HTML 概論

この章では、土台作りをします。ここで、あなたは HTML の重要な概念や構文に慣れたり、HTML を文章に適用していくのを見たり、どうやってハイパーリンクができるのか、HTML がウェブページを作るためにどのように利用されるのかを学ぶことになります。

マルチメディアと埋め込み

この章では、 HTML を使ってどうやったら、あなたのウェブページにマルチメディアを導入できるかを学びます。画像を取り込むためのいくつかのやり方、ビデオや音声、さらに、ウェブページそのものを埋め込む方法もここで学びます。

HTML 表

ウェブページ上の表形式のデータを理解しやすくアクセスしやすい方法で表現することは難しいことです。このモジュールでは、基本的な表のマークアップと、キャプションやサマリーの実装などのより複雑な機能をカバーしています。

HTML フォーム

フォームはウェブのとても重要な部分です。これらはウェブサイトとのやりとりに必要な多くの機能を提供します。登録とログイン、フィードバックの送信、商品の購入などが含まれます。このモジュールでは、フォームのクライアント側部分の作成を始めます。

よくある HTML の問題の解決

共通の問題解決に HTML を使う 「基本的な問題を解決するために HTML を使う」では、ウェブページを作った時に出てくる一般的な問題をどうやって解決するかを説明するためのコンテンツのセクションへのリンクを提示します。タイトルの扱い方や、画像やビデオを加えたり、コンテンツを強調したり、基本的なフォームを作ったりします。

関連情報

MDN 上の HTML (HyperText Markup Language) .

MDN における HTML に関する文書の入口で、詳細な要素と属性のリファレンスがあります。例えば、要素が持っている属性は何か、属性の持つ値は何かなどを知りたかったら、これは最適な場所です。