Gamut (色域)

色域 (gamut)とは、色のサブセットのことで、通例ディスプレイや印刷用デバイスが表現できる色の範囲を指します。

いかなるディスプレイやプリンターでも、人間の目が知覚できるあらゆる範囲の色を表現することはできません。デバイスの色域とは、そのデバイスがサポートする色の集合のことを指します。

伝統的にウェブ開発では、 sRGB (Standard Red-Green-Blue)という色域だけが用いられていました。 sRGB では、それぞれの色が 3 バイトで記述され、各バイトはそれぞれの原色を表しています。しかしながら sRGB では、「ワイドカラー」なモニターやプロ向けのプリンターがサポートする、より広い範囲の色を表現することができません。

2021 年以降各ブラウザーは、映画産業で広く用いられる P3Rec. 2020 など、そのほかの色域についての機能も提供するようになりました。

color-gamut というメディア特性を使えば、より広範囲の色域をサポートするデバイスに向けて、様々な色域を定義することができます。そうしたデバイスでは RGB の色域外の色を、専用の CSS 関数で記述することができます。例えば、 lch() (en-US) を使えば LCH 円筒座標系を用いることができますし、 lab() (en-US) を使えば Lab 座標系を使うことができます。

関連項目