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<input> 要素の tel 型は、ユーザーに電話番号を入力または編集させるために使用します。 <input type="email"><input type="url"> とは異なり、送信前に値が特定の書式であると自動的には検証されません。電話番号の書式は世界中で様々だからです。

tel の入力欄は機能的に標準の text 入力欄と同じであるという事実にもかかわらず、便利な用途を提供します。もっとも手っ取り早く表れるのは、モバイルブラウザー — 特に携帯電話のもの — では、電話番号の入力に最適化された専用のキーパッドを表示することがあります。電話番号の専用の入力型を使用すると、カスタム検証を追加して電話番号の扱いをもっと便利にすることができます。

メモ: tel 型に対応していないブラウザーでは、通常の text 入力欄で代替されます。

電話番号を表す DOMString、または空欄
イベント change および input
対応する共通属性 autocomplete, list, maxlength, minlength, pattern, placeholder, readonly, size
IDL 属性 list, selectionStart, selectionEnd, selectionDirection, and value
メソッド select(), setRangeText(), setSelectionRange()

<input> 要素の value 属性には、電話番号を表す文字列、または空文字列 ("") の DOMString が入ります。

追加の属性

型に関係なくすべての <input> 要素を操作する属性に加え、電話番号型の入力欄は次の属性にも対応しています。

属性 説明
maxlength 妥当な入力として受け入れるための、 UTF-16 文字単位の最大長
minlength フィールドの内容が妥当と判断される最小文字列長
pattern 制約の検証に通るために入力された値が一致する必要がある正規表現
placeholder 値がない時にフィールド内に表示される入力例の値
readonly 論理属性で、存在すれば、フィールドの内容をユーザーが編集できないことを示す
size 画面上における入力フィールドの幅の文字数

maxlength

ユーザーが電話番号フィールドに入力することができる (UTF-16 コード単位での) 最大文字数です。 0 以上の整数値である必要があります。 maxlength が指定されていないか、無効な値が指定されていると、電話番号フィールドには最大文字数が設定されません。この値は minlength の値以上である必要もあります。

フィールドに入力された長さが UTF-16 コード単位で maxlength の長さを超えていると、その入力欄は制約の検証に失敗します。

minlength

ユーザーが電話番号フィールドに入力することができる (UTF-16 コード単位での) 最小文字数です。これは非負の整数値で、 maxlength で指定された値以下である必要があります。 minlength が指定されていないか、無効な値が指定されていると、電話番号フィールドには最小文字数が設定されません。

入力欄のテキストの長さが UTF-16 コード単位で minlength の長さよりも短いと、電話番号フィールドは制約の検証に失敗します。

pattern

pattern 属性は、指定する場合は正規表現であり、入力欄の value制約の検証に合格するためにはこれと一致しなければなりません。これは RegExp 型で使用される JavaScript の妥当な正規表現である必要があり、これは正規表現のガイドで記述されています。正規表現がコンパイルされるときに 'u' フラグが指定されるので、パターンは ASCII ではなく Unicode コードポイントの並びとして扱われます。パターンのテキストをスラッシュで囲んではいけません。

指定されたパターンがないかか無効である場合は、正規表現は適用されず、この属性は完全に無視されます。

Tip: title 属性を使用してテキストを指定すると、多くのブラウザーでパターンに一致する要件が何であるかを説明するツールチップを表示することができます。近くに他の説明テキストを配置する必要があります。

詳細と例については後述のパターン検証を参照してください。

placeholder

placeholder 属性は文字列で、その欄にどのような種類の情報が求められるかについてのユーザーに対する短いヒントを提供します。これは求められるデータの種類を紹介する一語または短い句であり、説明的なメッセージではありません。テキストには改行を含めることはできません

コントロールの内容が単一の書字方向 (LTR または RTL) であるものの、プレイスホルダーを逆の方向に表示する必要がある場合、 Unicode 双方向アルゴリズム書式文字を使用してプレイスホルダーの中で書字方向を上書きすることができます。これらの文字については、Unicode 制御文字を使用した書字方向の上書き in [Page not yet written]を参照してください。

メモ: 可能であれば placeholder を使用することは避けてください。フォームを説明する他の方法ほど意味論的に有益ではなく、コンテンツに予期しない技術的な問題を引き起こす可能性があります。詳しくは、Labels and placeholders in <input>: 入力欄 (フォーム入力) 要素を参照してください。

readonly

論理属性で、存在すれば、ユーザーが編集することができないことを表します。しかし、 value は、 JavaScript コードから直接 HTMLInputElement.value プロパティを設定することで変更することができます。

メモ: 読み取り専用フィールドは値を持てないため、 requiredreadonly 属性も指定されている入力欄には効果がありません。

size

size 属性は数値であり、入力欄の幅を何文字分とするかを示します。値はゼロより大きな数値である必要があり、既定値は20です。文字の幅は様々であるため、これは正確ではない可能性もあり、依存することはできません。結果の入力欄は文字数やフォント (使用中の font 設定) によって、指定された文字数より狭くなったり広くなったりすることがあります。

これはユーザーがフィールドに入力することができる文字数の制限を設定するものではありません。これは一度に見える文字数をおよそ指定するだけです。入力データの長さの上限を設定するには、 maxlength 属性を使用してください。

標準外の属性

ブラウザーによっては、以下の標準外の属性が利用できます。一般的な規則として、できれば使用することを避けてください。

属性 説明
autocorrect この入力フィールドの編集中にオートコレクトを許可するかどうか。 Safari のみ。
mozactionhint 入力欄を編集している間、ユーザーが Enter または Return キーを押したときに実行されるアクションを示す文字列です。これは仮想キーボードのキーに適切なラベルを特定するために使用します。 Android 版 Firefox for のみ。

autocorrect

Safari 拡張である autocorrect 属性は文字列で、ユーザーがこの欄を編集している間に自動修正を有効にするかどうかを示します。次の値が許されています。

on
構成されていれば、打ち間違いの自動修正や、テキストの置き換え処理を有効にします。
off
自動修正やテキストの置き換えを無効にします。

mozactionhint

Mozilla 拡張で Android 版 Firefox で対応しており、ユーザーがフィールドを編集中に Enter キーや Return キーを押した場合に行われるアクションの種類のヒントを提供します。この情報は仮想キーボードの Enter キーにどのようなラベルを使用するかを決定するために使用されます。

メモ: これはグローバル属性 enterkeyhint として標準化されていますが、まだ広くは実装されていません。 Firefox の実装状態の変遷を確認するには、 バグ 1490661 を参照してください。

許可されている値は go, done, next, search, send です。ブラウザーはこのヒントを使用して、 Enter キーにどのラベルを置くかを決定します。

tel 入力欄の使用

ウェブにおいて、電話番号はとてもよく収集されるデータの種類です。例えば、何らかの会員登録や通信販売サイトで、商取引や緊急時連絡の目的でユーザーに電話番号を尋ねることが良くあります。一般的にどのように電話番号が入力されるかを考えれば、残念ながら「1つのサイズですべてに合う」ような解決策は現実的ではありません。

幸い、自分でサイトの要件を検討し、自分で適切なレベルの検証を実装することができます。詳しくは、以下の検証をご覧ください。

カスタムキーボード

One of the main advantages of <input type="tel"> is that it causes mobile browsers to display a special keyboard for entering phone numbers. For example, here's what the keypads look like on a couple of devices.

Examples of custom keyboards on mobile devices.
Firefox for Android WebKit iOS (Safari/Chrome/Firefox)
Firefox for Android screen shot Firefox for iOS screenshot

単純な tel 入力欄

In its most basic form, a tel input can be implemented like this:

<label for="telNo">Phone number:</label>
<input id="telNo" name="telNo" type="tel">

There is nothing magical going on here. When submitted to the server, the above input's data would be represented as, for example, telNo=+12125553151.

プレイスホルダー

Sometimes it's helpful to offer an in-context hint as to what form the input data should take. This can be especially important if the page design doesn't offer descriptive labels for each <input>. This is where placeholders come in. A placeholder is a value that demonstrates the form the value should take by presenting an example of a valid value, which is displayed inside the edit box when the element's value is "". Once data is entered into the box, the placeholder disappears; if the box is emptied, the placeholder reappears.

Here, we have an tel input with the placeholder 123-4567-8901. Note how the placeholder disappears and reappears as you manipulate the contents of the edit field.

<input id="telNo" name="telNo" type="tel"
       placeholder="123-4567-8901">

入力欄の寸法の制御

You can control not only the physical length of the input box, but also the minimum and maximum lengths allowed for the input text itself.

物理的な入力欄の寸法

The physical size of the input box can be controlled using the size attribute. With it, you can specify the number of characters the input box can display at a time. In this example, for instance, the tel edit box is 20 characters wide:

<input id="telNo" name="telNo" type="tel"
       size="20">

要素の値の長さ

The size is separate from the length limitation on the entered telephone number. You can specify a minimum length, in characters, for the entered telephone number using the minlength attribute; similarly, use maxlength to set the maximum length of the entered telephone number.

The example below creates a 20-character wide telephone number entry box, requiring that the contents be no shorter than 9 characters and no longer than 14 characters.

<input id="telNo" name="telNo" type="tel"
       size="20" minlength="9" maxlength="14">

Note: The above attributes do affect Validation — the above example's inputs will count as invalid if the length of the value is less than 9 characters, or more than 14. Most browser won't even let you enter a value over the max length.

既定のオプションの提供

これまでどおり、 value 属性を設定することで tel 入力欄に既定値を指定することができます。

<input id="telNo" name="telNo" type="tel"
       value="333-4444-4444">

サジェスト値の提供

Taking it a step farther, you can provide a list of default phone number values from which the user can select. To do this, use the list attribute. This doesn't limit the user to those options, but does allow them to select commonly-used telephone numbers more quickly. This also offers hints to autocomplete. The list attribute specifies the ID of a <datalist> element, which in turn contains one <option> element per suggested value; each option's value is the corresponding suggested value for the telephone number entry box.

<label for="telNo">Phone number: </label>
<input id="telNo" name="telNo" type="tel" list="defaultTels">

<datalist id="defaultTels">
  <option value="111-1111-1111">
  <option value="122-2222-2222">
  <option value="333-3333-3333">
  <option value="344-4444-4444">
</datalist>

With the <datalist> element and its <option>s in place, the browser will offer the specified values as potential values for the email address; this is typically presented as a popup or drop-down menu containing the suggestions. While the specific user experience may vary from one browser to another, typically clicking in the edit box presents a drop-down of the suggested email addresses. Then, as the user types, the list is adjusted to show only filtered matching values. Each typed character narrows down the list until the user makes a selection or types a custom value.

Here's a screenshot of what that might look like:

検証

As we've touched on before, it's quite difficult to provide a one-size-fits-all client-side validation solution for phone numbers. So what can we do? Let's consider some options.

重要: HTML のフォーム検証は、入力されたデータが正しい形式であることを保証するスクリプトの代用にはなりません。 HTML を調整して検証をくぐり抜けたり、完全に削除したりすることはとても簡単にできます。 HTML を完全にバイパスし、サーバーに直接データを送信することも可能です。サーバー側のコードが受信したデータの検証に失敗した場合、不適切な形式のデータ (または大きすぎるデータ、間違った種類のデータなど) が送信された場合に災害が発生するおそれがあります。

電話番号を必須にする

You can make it so that an empty input is invalid and won't be submitted to the server using the required attribute. For example, let's use this HTML:

<form>
  <div>
    <label for="telNo">Enter a telephone number (required): </label>
    <input id="telNo" name="telNo" type="tel" required>
    <span class="validity"></span>
  </div>
  <div>
    <button>Submit</button>
  </div>
</form>

And let's include the following CSS to highlight valid entries with a checkmark and invalid entries with a cross:

div {
  margin-bottom: 10px;
  position: relative;
}

input[type="number"] {
  width: 100px;
}

input + span {
  padding-right: 30px;
}

input:invalid+span:after {
  position: absolute; content: '✖';
  padding-left: 5px;
  color: #8b0000;
}

input:valid+span:after {
  position: absolute;
  content: '✓';
  padding-left: 5px;
  color: #009000;
}

The output looks like this:

パターンによる値検証

If you want to further restrict entered numbers so they also have to conform to a specific pattern, you can use the pattern attribute, which takes as its value a regular expression that entered values have to match.

In this example we'll use the same CSS as before, but our HTML is changed to look like this:

<form>
  <div>
    <label for="telNo">Enter a telephone number (in the form xxx-xxx-xxxx): </label>
    <input id="telNo" name="telNo" type="tel" required
           pattern="[0-9]{3}-[0-9]{3}-[0-9]{4}">
    <span class="validity"></span>
  </div>
  <div>
    <button>Submit</button>
  </div>
</form>

Notice how the entered value is reported as invalid unless the pattern xxx-xxx-xxxx is matched; for instance, 41-323-421 won't be accepted. Neither will 800-MDN-ROCKS. However, 865-555-6502 will be accepted. This particular pattern is obviously only useful for certain locales — in a real application you'd probably have to vary the pattern used depending on the locale of the user.

In this example, we present a simple interface with a <select> element that lets the user choose which country they're in, and a set of <input type="tel"> elements to let them enter each part of their phone number; there is no reason why you can't have multiple tel inputs.

Each input has a placeholder attribute to show a hint to sighted users about what to enter into it, a pattern to enforce a specific number of characters for the desired section, and an aria-label attribute to contain a hint to be read out to screenreader users about what to enter into it.

<form>
  <div>
    <label for="country">Choose your country:</label>
    <select id="country" name="country">
      <option>UK</option>
      <option selected>US</option>
      <option>Germany</option>
    </select>
  </div>
  <div>
    <p>Enter your telephone number: </p>
    <span class="areaDiv">
      <input id="areaNo" name="areaNo" type="tel" required
             placeholder="Area code" pattern="[0-9]{3}"
             aria-label="Area code">
      <span class="validity"></span>
    </span>
    <span class="number1Div">
      <input id="number1" name="number1" type="tel" required
             placeholder="First part" pattern="[0-9]{3}"
             aria-label="First part of number">
      <span class="validity"></span>
    </span>
    <span class="number2Div">
      <input id="number2" name="number2" type="tel" required
             placeholder="Second part" pattern="[0-9]{4}"
             aria-label="Second part of number">
      <span class="validity"></span>
    </span>
  </div>
  <div>
    <button>Submit</button>
  </div>
</form>

The JavaScript is relatively simple — it contains an onchange event handler that, when the <select> value is changed, updates the <input> element's pattern, placeholder, and aria-label to suit the format of telephone numbers in that country/territory.

var selectElem = document.querySelector("select");
var inputElems = document.querySelectorAll("input");

selectElem.onchange = function() {
  for(var i = 0; i < inputElems.length; i++) {
    inputElems[i].value = "";
  }

  if(selectElem.value === "US") {
    inputElems[2].parentNode.style.display = "inline";

    inputElems[0].placeholder = "Area code";
    inputElems[0].pattern = "[0-9]{3}";

    inputElems[1].placeholder = "First part";
    inputElems[1].pattern = "[0-9]{3}";
    inputElems[1].setAttribute("aria-label","First part of number");

    inputElems[2].placeholder = "Second part";
    inputElems[2].pattern = "[0-9]{4}";
    inputElems[2].setAttribute("aria-label","Second part of number");
  } else if(selectElem.value === "UK") {
    inputElems[2].parentNode.style.display = "none";

    inputElems[0].placeholder = "Area code";
    inputElems[0].pattern = "[0-9]{3,6}";

    inputElems[1].placeholder = "Local number";
    inputElems[1].pattern = "[0-9]{4,8}";
    inputElems[1].setAttribute("aria-label","Local number");
  } else if(selectElem.value === "Germany") {
    inputElems[2].parentNode.style.display = "inline";

    inputElems[0].placeholder = "Area code";
    inputElems[0].pattern = "[0-9]{3,5}";

    inputElems[1].placeholder = "First part";
    inputElems[1].pattern = "[0-9]{2,4}";
    inputElems[1].setAttribute("aria-label","First part of number");

    inputElems[2].placeholder = "Second part";
    inputElems[2].pattern = "[0-9]{4}";
    inputElems[2].setAttribute("aria-label","Second part of number");
  }
}

The example looks like this:

This is an interesting idea, which goes to show a potential solution to the problem of dealing with international phone numbers. You would have to extend the example of course to provide the correct pattern for potentially every country, which would be a lot of work, and there would still be no foolproof guarantee that the users would enter their numbers correctly.

It makes you wonder if it is worth going to all this trouble on the client-side, when you could just let the user enter their number in whatever format they wanted on the client-side and then validate and sanitize it on the server. But this choice is yours to make.

仕様書

仕様書 状態 備考
HTML Living Standard
<input type="tel"> の定義
現行の標準 初回定義
HTML 5.1
<input type="tel"> の定義
勧告 初回定義

ブラウザーの互換性

Update compatibility data on GitHub
デスクトップモバイル
ChromeEdgeFirefoxInternet ExplorerOperaSafariAndroid webviewAndroid 版 ChromeAndroid 版 FirefoxAndroid 版 OperaiOSのSafariSamsung Internet
type="tel"Chrome 完全対応 ありEdge 完全対応 ありFirefox 完全対応 ありIE 完全対応 10Opera 完全対応 11Safari 完全対応 ありWebView Android 完全対応 ありChrome Android 完全対応 ありFirefox Android 完全対応 ありOpera Android 完全対応 ありSafari iOS 完全対応 ありSamsung Internet Android ?

凡例

完全対応  
完全対応
実装状況不明  
実装状況不明

関連情報

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最終更新者: mfuji09,