<ins>

Baseline Widely available

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since July 2015.

<ins>HTML の要素で、文書に追加されたテキストの範囲を表します。同様に、 <del> 要素を使用して文書から削除されたテキストの範囲を表すことができます。

試してみましょう

コンテンツカテゴリー 記述コンテンツ または フローコンテンツ
許可されている内容 透過的コンテンツ
タグの省略 なし。開始タグと終了タグの両方が必須です。
許可されている親要素 記述コンテンツを受け入れるすべての要素
暗黙の ARIA ロール 対応するロールなし
許可されている ARIA ロール すべて
DOM インターフェイス HTMLModElement

属性

この要素にはグローバル属性があります。

cite

会議の議事録やトラブルシューティングシステムのチケットといった、追加についての説明を記したリソースへの URI を示します。

datetime

この属性は変更が行われた日時を示し、有効な日付または日時の文字列でなければなりません。値が日付または日時の文字列として解釈できなかった場合は、要素にタイムスタンプが関連付けられなくなります。時刻がない日付の書式については、妥当な日付文字列の書式を参照してください。日付と時刻の両方を含む場合の文字列の書式については、妥当な日時文字列の書式を参照してください。

html
<ins>This text has been inserted</ins>

結果

アクセシビリティの考慮

<ins> 要素が存在することは、多くの読み上げ技術の既定の設定では読み上げられません。 CSS の content プロパティを ::before および ::after 擬似要素と共に使うことで読み上げさせることができます。

css
ins::before,
ins::after {
  clip-path: inset(100%);
  clip: rect(1px, 1px, 1px, 1px);
  height: 1px;
  overflow: hidden;
  position: absolute;
  white-space: nowrap;
  width: 1px;
}

ins::before {
  content: " [挿入開始] ";
}

ins::after {
  content: " [挿入終了] ";
}

スクリーンリーダーを使用する人によっては、特に冗長になるコンテンツのアナウンスを意図的に無効にしていることがあります。このため、この手法を悪用しないようにすることは重要であり、コンテンツが挿入されていることを知らないと理解に影響するような場面でのみ使用するようにしてください。

仕様書

Specification
HTML
# the-ins-element

ブラウザーの互換性

Report problems with this compatibility data on GitHub
desktopmobile
Chrome
Edge
Firefox
Opera
Safari
Chrome Android
Firefox for Android
Opera Android
Safari on iOS
Samsung Internet
WebView Android
WebView on iOS
ins
cite
datetime

Legend

Tip: you can click/tap on a cell for more information.

Full support
Full support

関連情報

  • 文書の削除された部分に印をつける <del> 要素