べき乗 (**)

べき乗演算子 (**) は、1 つ目のオペランドを2 つ目オペランドの累乗にした結果を返します。これは Math.pow と同等ですが、オペランドとして BigInt も受け入れます。

構文

x ** y

解説

べき乗演算子は右結合です。 a ** b ** ca ** (b ** c) と等しくなります。

PHP や Python など、べき乗演算子 (**) を持つほとんどの言語では、べき乗演算子は単項演算子 (単項 + や単項 - など) よりも優先順位が高いと定義されていますが、いくつかの例外があります。例えば、Bash では ** 演算子は単項演算子よりも優先順位が低いと定義されています。

JavaScript では、あいまいなべき乗式を記述することはできません。 つまり、基数の直前に単項演算子 (+/-/~/!/delete/void/typeof) を置くことはできません。 これを行うと、SyntaxError が発生します。

-2 ** 2;
// Bashでは 4 他の言語では -4
// JavaScript では演算があいまいなため無効


-(2 ** 2);
// JavaScript では意図が明白なため -4

注意: 一部のプログラミング言語ではべき乗計算にキャレット記号 ^ を使用していますが、JavaScript ではビット排他的論理和にこの記号を使用しています。

基本的なべき乗

2 ** 3   // 8
3 ** 2   // 9
3 ** 2.5 // 15.588457268119896
10 ** -1 // 0.1
NaN ** 2 // NaN

結合性

2 ** 3 ** 2   // 512
2 ** (3 ** 2) // 512
(2 ** 3) ** 2 // 64

単項演算子との使用

べき乗式の結果の符号を反転させる例です。

-(2 ** 2) // -4

べき乗式の基底を強制的に負の数にする例です。

(-2) ** 2 // 4

仕様書

Specification
ECMAScript Language Specification (ECMAScript)
# sec-exp-operator

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報