Firefox 46 for developers

Firefox の最新の開発者向け機能を試すには、 Firefox Developer Edition をインストールしてください。Firefox 46 は、米国時間 2016 年 4 月 26 日にリリースされました。この記事では、ウェブ開発者だけでなく、 Firefox や Gecko の開発者、アドオン開発者にとっても有用な主な変更点を挙げています。

ウェブ開発者向けの変更点一覧

開発者ツール

HTML

  • <ul>type の値が無効であるときは decimal を割り付けず、type の値が指定されていないとみなすようになりました (Firefox バグ 241719)。
  • <input>pattern 属性は、"u" (unicode) フラグを付与した正規表現として扱うようになりました (Firefox バグ 1227906)。

CSS

JavaScript

インターフェイス/API/DOM

DOM & HTML DOM

Canvas

WebGL

IndexedDB

変更なし。

サービスワーカー

Fetch

  • Request.mode で、新しい値 navigate が使用可能になりました。ドキュメント間のナビゲート中のリクエスト生成に対応します (Firefox バグ 1209081)。

WebRTC

  • RTCPeerConnection.createOffer() (en-US) メソッドが VP9 ビデオコーデックに対応するようになりましたが、これは既定では無効になっています。有効にするには、 about:configmedia.peerconnection.video.vp9_enabled 設定を true に設定します。有効化すると、VP9 が優先されるコーデックになります。以前は VP8 が優先されていました (Firefox バグ 1242324)。
  • RTCRtpSender.setParameters() (en-US) というメソッドを追加し、 RTCRtpSender (en-US) を最初に作成した後に引数の値を変更できるようにしました。

新規 API

その他

MathML

変更なし。

SVG

変更なし。

Audio/Video

変更なし。

HTTP

変更なし。

ネットワーク

  • RFC 7686 に対応しました。既定では、TLD が .onion であるドメインの名前解決を試みません。これは設定項目 network.dns.blockDotOnion で制御します。Tor に対応するアドオンは、この設定を変更できます (Firefox バグ 1228457)。

セキュリティ

変更なし。

アドオン開発者と Mozilla 開発者向けの変更点

インターフェイス

変更なし。

XUL

変更なし。

JavaScript コードモジュール

変更なし。

XPCOM

変更なし。

その他

変更なし。

過去のバージョン