Firefox 71 for Developers

Firefox 71 は、米国時間 2019 年 12 月 3 日 にリリースされました。このページでは、開発者に影響する Firefox 71 の変更点をまとめています。

ウェブ開発者向けの変更点一覧

開発者ツール

コンソール:

JavaScript デバッガー:

ネットワークモニター:

インスペクター:

  • 色の値を持つ CSS 変数の定義の隣に、色見本を表示するようになりました (バグ 1456167)。
  • :visited のスタイルを CSS ルールビューで表示するようになりました (バグ 713106)。

CSS

廃止

JavaScript

  • Promise.allSettled() メソッドをサポートしました (バグ 1549176)。このメソッドは、先のコードを実行する前に promise のセットに含まれるすべての promise が解決または拒否されるまで待つことを容易にします。

廃止

  • Array の非標準のジェネリックメソッドを、Firefox 71 で削除しました (バグ 1222547)。これらは始めに Firefox 1.5 (JavaScript 1.6) で導入されて、Firefox 68 から非推奨になりました。配列状のオブジェクトで Array のジェネリックメソッドを使用している場合は、Array.from() を使用してオブジェクトを適切な配列に変換して、標準のメソッドを使用するようにしてください。

MathML

  • MathML 要素 が MathML DOM を実装しました。クラスは MathMLElement です。例えば適切な MathML DOM と、mathmlEl.style、グローバルイベントハンドラーを使用できます。従来は MathML 要素が Element クラスのみ実装していました (バグ 1571487)。

API

新規 API

Media Session API を部分的に実装しました。この API は、メディアの再生状態に関するオペレーティングシステムの情報をコンテンツと共有するための標準的な仕組みを提供します。これはアーティスト、アルバム、トラック名、あるいはアルバムのアートワークといったメタデータを含みます (バグ 1580602)。

またこの API は、デバイスのメディア操作 (再生、停止、シークボタンなど) がユーザーによって行われたときに通知を受ける手段も提供します。このために MediaSession インターフェイスを部分的に実装して、現在再生しているメディアのメタデータを設定および取得する機能や setActionHandler() メソッドをサポートしました。MediaSession API へアクセスするには、navigator.mediaSession プロパティを使用してください。

DOM

メディア、Web Audio、WebRTC

Canvas と WebGL

廃止

DataTransfer の、非標準のメンバーを削除しました (バグ 1345192):

WebDriver conformance (Marionette)

  • WebDriver:TakeScreenshot および WebDriver:TakeElementScreenshot コマンドを、未処理のプロンプトの動作設定を尊重するように更新しました (バグ 1584927)。
  • Marionette:Quit コマンドを、Firefox 以外の Gecko 駆動アプリケーションも終了または再起動できるように更新しました (バグ 1298921)。
  • Android の GeckoView ベースブラウザーで、セッション機能で返される browserName が常に firefox になります (バグ 1587364)。

アドオン開発者向けの変更点

API の変更点

  • downloads.download が、以下の HTTP レスポンスコードをエラーとして識別および報告するようになりました:
    • 404 で SERVER_BAD_CONTENT を返します
    • 403 で SERVER_FORBIDDEN を返します
    • 402 および Proxy 407 で SERVER_UNAUTHORIZED を返します
    • 上記以外の 400 で SERVER_FAILED を返します (バグ 1576333)。
  • downloads.download の省略可能な options 引数に、allowHttpErrors プロパティを含むようになりました。この boolean フラグを true に設定すると、HTTP エラーが発生した後もダウンロードを続けることができます。false に設定すると HTTP エラーが発生した際にダウンロードをキャンセルします。既定値は false です (バグ 1578955)。

廃止

関連情報

過去のバージョン