AnimationEffect: getTiming() メソッド

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AnimationEffect.getTiming()AnimationEffect メソッドのインターフェイスで、アニメーション効果のタイミングプロパティを格納したオブジェクトを返します。

メモ: getTiming() が返すタイミングプロパティのいくつかは、プレースホルダー値 "auto" を取ることがあります。タイミング計算で使用するために解決された値を取得するには、代わりに AnimationEffect.getComputedTiming() を使用してください。

将来的には、より多くのタイミングプロパティの型に "auto" や同様の値が追加され、AnimationEffectの新しい型では "auto" が異なる値に解決されるかもしれません。

構文

js
getTiming()

引数

なし。

返値

以下のプロパティを格納するオブジェクトです。

delay

効果が始まる前のディレイをミリ秒で表す number です。

animation-delay も参照してください。)

direction

"normal", "reverse", "alternate", "alternate-reverse" のいずれかです。

効果が順方向に実行されるか ("normal")、逆方向に実行されるか ("reverse")、反復処理ごとに方向が切り替わるか ("alternate")、逆方向に実行され反復処理ごとに方向が切り替わるか ("alternate-reverse") を示します。

animation-direction も参照してください。)

duration

ミリ秒単位の数値または "auto" の文字列です。

アニメーションの 1 回の反復処理にかかる時間を示します。

"auto" の意味は効果の種類によって異なります。KeyframeEffect の場合、"auto"0 と同じです。

animation-duration も参照してください。)

easing

時間の経過に伴う効果の変化率を表す <easing-function> を表す文字列です。

animation-timing-function も参照してください。)

endDelay

数値で、効果の終わった後のディレイのミリ秒数です。

これは主に、別のアニメーションの終了時刻に基づいてアニメーションをシーケンスする場合に使用します。

fill

"none", "forwards", "backwards", "both", "auto" のいずれかです。

効果を再生前に対象に反映させるか ("backwards")、効果の完了後に反映させるか ("forwards")、両方反映させるか ("both")、どちらも反映させないか ("none") を示します。

"auto" の意味は効果の種類によって異なります。 KeyframeEffect の場合、 "auto""none" と同じです。

animation-fill-mode も参照してください。)

iterations

効果が繰り返される回数を数値で指定します。 Infinity の値は、効果が無限に繰り返されることを示します。

animation-iteration-count も参照してください。)

iterationStart

効果が反復処理のどの点から始まるかを示す数値です。例えば、 iterationStart が 0.5 で iterations が 2 のエフェクトは、最初の反復処理の途中から始まり、 3 つ目の反復処理の途中で終わります。

仕様書

Specification
Web Animations
# dom-animationeffect-gettiming

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報