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Firefox における実験的機能

このページには、Firefox の実験的機能および部分的に実装されている機能、および開発中または提案中のウェブプラットフォーム標準が記載されています。 以下の各項目には、その機能が含まれているビルド(Nightly、Beta、Developer Edition、Release)、その機能が既定で有効になっているかどうか、およびその機能を有効化または設定するために使用できる環境設定の名前に関する情報が記載されています。 それぞれの機能の説明には、その機能を実装または有効にする Bugzilla のバグへのリンクも記載されています。 この情報により、実験的な機能を試して、正式にリリースされる前にフィードバックを提供することができます。

ライフサイクルの観点では、新しい機能は通常、 Nightly で最初に現れます。ここでは、早期のフィードバックや検査のために、多くの場合、既定で有効になっています。 大きな問題が見当たらない場合、 Beta および Developer Edition のプレリリースビルドに含められます。最後に、承認された機能は、 stable Release チャネルで提供されます。 リリースビルドにおいて既定で有効化された機能は、もはや実験的なものではないので、このページから除去されます。

これらの機能を有効にするには、Firefox のアドレスバーに about:config と入力し、関連付けられた環境設定を検索してその値を変更します。通常、この値は truefalse のどちらかです。 機能によっては、変更を有効にするためにブラウザーを再起動する必要がある場合があります。 Firefox の環境設定の管理に関する詳細については、Firefox の設定エディターに対応する記事をご覧ください。

HTML

input type="search" のレイアウト

input type="search" のレイアウトが更新されました。これにより、何らかの入力を始めたときに、他のブラウザーの実装と同様にクリアアイコンが現れるようになります。 (詳しくは Firefox バグ 558594 を参照してください。)

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 81 No
Developer Edition 81 No
Beta 81 No
Release 81 No
layout.forms.input-type-search.enabled

有効にするには true に設定してください。

パスワード表示のトグル切り替え

HTML のパスワード入力要素 (<input type="password">) に「目」のアイコンが入り、パスワードのテキストを表示したり隠したりすることができるようになります (Firefox バグ 502258)。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 96 No
Developer Edition 96 No
Beta 96 No
Release 96 No
layout.forms.reveal-password-button.enabled

有効にするには true に設定してください。

datetime-local および time の input 要素の時刻ピッカー

HTML の <input type="datetime-local"> および <input type="time"> 要素が時刻ピッカーに対応しました。 (Firefox バグ 1726108)

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 144 No
Developer Edition 144 No
Beta 144 No
Release 144 No
dom.forms.datetime.timepicker

有効にするには true に設定してください。

CSS

迷子の制御文字を表示するための 16 進ボックス

この機能は、予期せずタブ (U+0009)、行送り (U+000A)、ページ送り (U+000C)、復改 (U+000D) 以外の制御文字 (Unicode の Cc カテゴリー) が現れていない場合に 16 進数で表示します。 (詳細は Firefox バグ 1099557 を参照してください)。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 43 Yes
Developer Edition 43 No
Beta 43 No
Release 43 No
layout.css.control-characters.visible

有効にするには true に設定してください。

initial-letter プロパティ

CSS の initial-letter プロパティは、 CSS インラインレイアウト仕様書に含まれており、先頭文字の表示方法を dropped, raise, sunken から指定することができます。 (詳細は Firefox バグ 1223880 を参照してください。)

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 50 No
Developer Edition 50 No
Beta 50 No
Release 50 No
layout.css.initial-letter.enabled

有効にするには true に設定してください。

fit-content() 関数

fit-content() 関数は width やその他の寸法のプロパティに適用します。この関数は、 CSS グリッドレイアウトのトラックのサイズ調整ですでに十分対応しています。(詳細は Firefox バグ 1312588 を参照してください。)

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 91 No
Developer Edition 91 No
Beta 91 No
Release 91 No
layout.css.fit-content-function.enabled

有効にするには true に設定してください。

スクロール駆動アニメーション

以前は「スクロールリンクアニメーション」と呼ばれていたスクロール駆動アニメーションは、時間やその他の次元ではなく、スクロールバーのスクロール位置に依存します。 scroll-timeline-name および scroll-timeline-axis プロパティ(および scroll-timeline 一括指定プロパティ)を使用すると、特定の名前付きコンテナー内の特定のスクロールバーを、スクロール駆動アニメーションのソースとして使用できることを指定できます。 スクロールタイムラインをアニメーションに関連付けするには、 animation-timeline プロパティを scroll-timeline-name で定義した名前の値に設定します。

scroll-timeline 一括指定プロパティを使用する場合、プロパティ値の順序は scroll-timeline-name の後に scroll-timeline-axis を指定する必要があります。 個別指定プロパティと一括指定プロパティは、設定で両方利用できます。 あるいは、scroll() 関数記法を animation-timeline で使用して、親要素のスクロールバー軸をタイムラインに使用することを指定することもできます。

詳細については、Firefox バグ 1807685Firefox バグ 1804573Firefox バグ 1809005Firefox バグ 1676791, Firefox バグ 1754897Firefox バグ 1817303Firefox バグ 1737918 を参照してください。

timeline-scopeanimation-range-startanimation-range-end の各プロパティ(および animation-range 一括指定プロパティ)にはまだ対応していません。詳細については、Firefox バグ 1676779 を参照してください。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 136 Yes
Developer Edition 110 No
Beta 110 No
Release 110 No
layout.css.scroll-driven-animations.enabled

有効にするには true に設定してください。

prefers-reduced-transparency メディア特性

CSS の prefers-reduced-transparency メディア特性を使用すると、ユーザーが端末で透明または半透明のレイヤー効果を最小限に抑える設定を有効にしているかどうかを検出できます。 詳細については、Firefox バグ 1736914 をご覧ください。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 113 No
Developer Edition 113 No
Beta 113 No
Release 113 No
layout.css.prefers-reduced-transparency.enabled

有効にするには true に設定してください。

inverted-colors メディア特性

CSS の inverted-colors メディア特性を使用すると、ユーザーエージェントまたは基盤となるオペレーティングシステムが色を反転しているかどうかを検出できます。 詳しくは Firefox バグ 1794628 を参照してください。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 114 No
Developer Edition 114 No
Beta 114 No
Release 114 No
layout.css.inverted-colors.enabled

有効にするには true に設定してください。

名前付きビュー進行タイムラインプロパティ

CSS の view-timeline-name プロパティを使用すると、特定の要素に名前を付け、その要素の親要素であるスクロール要素がビュー進行タイムラインのソースであることを識別することができます。 この名前は animation-timeline に代入することができ、これにより、関連付けられた要素は、その祖先のスクロールバーの表示領域内を移動する際にアニメーションします。 詳しくは Firefox バグ 1737920 を参照してください。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 114 No
Developer Edition 114 No
Beta 114 No
Release 114 No
layout.css.scroll-driven-animations.enabled

有効にするには true に設定してください。

無名ビュー進行タイムライン関数

CSS の view() 関数を使用すると、要素の animation-timeline をビュー進行タイムラインとして指定することができます。これにより、要素は、その親スクロールバーの表示領域内を移動するにつれてアニメーションします。 この関数は、アニメーションのタイムラインを提供する親要素の軸と、アニメーションの開始位置および開始する可視領域内のインセットを定義します。 詳しくは (Firefox バグ 1808410) を参照してください。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 114 No
Developer Edition 114 No
Beta 114 No
Release 114 No
layout.css.scroll-driven-animations.enabled

有効にするには true に設定してください。

ベンダー接頭辞付き座標変換プロパティ

-moz- という接頭辞が付いた CSS 座標変換プロパティは、環境設定の layout.css.prefixes.transformsfalse に設定することで無効にすることができます。これは、標準の CSS の zoom プロパティが十分に対応されるようになった時点で、これらのプロパティを無効にするためです。(Firefox バグ 1886134Firefox バグ 1855763)。

仕様上、この環境設定は、次の接頭辞が付いたプロパティを無効にします。

  • -moz-backface-visibility
  • -moz-perspective
  • -moz-perspective-origin
  • -moz-transform
  • -moz-transform-origin
  • -moz-transform-style
Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 120 Yes
Developer Edition 120 Yes
Beta 120 Yes
Release 120 Yes
layout.css.prefixes.transforms

有効にするには true に設定してください。

shape() 関数

CSS の shape() 関数は、<basic-shape> データ型の一つで、 clip-path および offset-path プロパティで 1 つ以上の「シェイプコマンド」を使用して、シェイプを定義することができます。これらのコマンドは、 SVG パスコマンド とよく似ています。 shape() 関数は、いくつかの点で path() 関数と似ていますが、SVG パス構文を使用する path() とは異なり、shape() は標準の CSS 構文を使用します。これにより、シェイプを簡単に作成および編集でき、 CSS 数学関数も使用できます。 詳細については、clip-path での shape() 関数の対応については Firefox バグ 1823463 を、 offset-path での関数の対応については Firefox バグ 1884424 を、補間処理への対応については Firefox バグ 1884425 を参照してください。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 126 Yes
Developer Edition 126 No
Beta 126 No
Release 126 No
layout.css.basic-shape-shape.enabled

有効にするには true に設定してください。

CSS shape() の曲線コマンドにおける相対制御点

<relative-control-point> 値が、<curve-command> または <smooth-command> を CSS の shape() 関数の中で指定するときに使用できます。これらの値により、現在のコマンドの開始点または終了点に対する相対位置、あるいは図形が描画されているコンテナーの原点(左上)に対する相対位置で制御点を指定できます。 (Firefox バグ 1921501)

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 146 Yes
Developer Edition 146 No
Beta 146 No
Release 146 No
layout.css.basic-shape-shape.enabled

有効にするには true に設定してください。

対称的な letter-spacing

CSS の letter-spacing プロパティは、これで指定した文字間隔を各文字の両辺に均等に分割します。これは、主に片側に空白が追加される現在の動作とは異なります。この手法により、特に書字方向が混合したテキストで、テキストの間隔を改善することができます。 (Firefox バグ 1891446

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 128 Yes
Developer Edition 128 Yes
Beta 127 No
Release 127 No
layout.css.letter-spacing.model

有効にするには true に設定してください。

相対色での calc() 色チャンネルの対応

CSS の calc() 関数は、これで相対色の色チャンネルを解釈できるようになり、異なる色空間や異なる関数記法を使用している場合でも、色の変化を正しく計算できるようになりました。Firefox バグ 1889561 を参照してください。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 127 Yes
Developer Edition 127 No
Beta 127 No
Release 127 No
layout.css.relative-color-syntax.enabled

有効にするには true に設定してください。

要素に属する擬似要素の後に擬似要素を使用できるようにする

擬似要素::first-letter::before など)を、要素に属する擬似要素に(::details-content::file-selector-button など)追加できるようにする作業が始まりました。

これにより、例えば、 <details> 要素の最初の文字のスタイルを設定するために CSS セレクター ::details-content::first-letter を使用したり、 <input>type="file" の前にコンテンツを追加するために CSS セレクター ::file-selector-button::before を使用したりすることが可能になります。

現在、 ::details-content::first-letter のみが @supports(::details-content::first-letter) を使用して解釈できます。 擬似要素 ::file-selector-button は、まだ要素ベースの擬似要素としてマークされていないため、これを検査する方法は現在ありません。 (Firefox バグ 1953557Firefox バグ 1941406

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 138 No
Developer Edition 138 No
Beta 138 No
Release 138 No

:heading および :heading() 擬似クラス

:heading 擬似クラスを使用すると、個々に対象とする代わりに、すべての見出し要素 (<h1>-<h6>) をまとめてスタイル設定することができます。:heading() 擬似クラスを使用すると、見出しレベルに一致する整数のカンマ区切りリストに一致する見出し要素にスタイルを適用することができます。(Firefox バグ 1974386 & Firefox バグ 1984310)。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 142 No
Developer Edition 142 No
Beta 142 No
Release 142 No
layout.css.heading-selector.enabled

有効にするには true に設定してください。

text-decoration-trim

CSS の text-decoration-trim プロパティを使用すると、テキスト装飾の位置をテキストに対して短縮、延長、またはシフトさせるための開始オフセットと終了オフセットを指定することができます(Firefox バグ 1979915)。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 145 No
Developer Edition 145 No
Beta 145 No
Release 145 No
layout.css.text-decoration-trim.enabled

有効にするには true に設定してください。

@custom-media アットルール

@custom-media CSS アットルールは、長くて複雑なメディアクエリーの別名を定義します。複数の @media アットルールで同じハードコードされた <media-query-list> を繰り返す代わりに、@custom-media アットルールで一度定義し、必要に応じてこのスタイルシート全体で参照できます。(Firefox バグ 1744292)

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 146 No
Developer Edition 146 No
Beta 146 No
Release 146 No
layout.css.custom-media.enabled

有効にするには true に設定してください。

SVG

このリリースサイクルでは実験的機能はありません。

JavaScript

このリリースサイクルでは実験的機能はありません。

API

CloseWatcher インターフェイス

モーダルダイアログやポップオーバーなど、「開く」および「閉じる」の意味づけを持つ組み込みのウェブコンポーネントは、端末固有の仕組みを使用して閉じることができます。 例えば Android では、戻るボタンを使用してダイアログを閉じることができます。 CloseWatcher インターフェイスを使用すると、開発者は、同様にネイティブのメカニズムを使用して閉じることができる、独自のサイドバーなどの UI 要素を実装することができます。 (Firefox バグ 1888729).

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 140 Yes (Desktop). No (Android).
Developer Edition 132 No
Beta 132 No
Release 132 No
dom.closewatcher.enabled

有効にするには true に設定してください。

HTML サニタイザー API

HTML サニタイザー API は、開発者が信頼できない HTML 文字列を受け取り、文書の DOM に安全に挿入するためにそれらをサニタイズすることを可能にします。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 146 Yes
Developer Edition 147 Yes
Beta 147 Yes
Release 138 No
dom.security.sanitizer.enabled

有効にするには true に設定してください。

beforescriptexecute および afterscriptexecute イベントの除去

標準外の beforescriptexecute および afterscriptexecute イベント(Document インターフェイス)および afterscriptexecute および beforescriptexecuteElement インターフェイス)は削除される予定です。これらは Nightly では無効になっています。(Firefox バグ 1954685)。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 139 No
Developer Edition 139 Yes
Beta 139 Yes
Release 139 Yes
dom.events.script_execute.enable

有効にするには true に設定してください。

Notification の actions および maxActions プロパティ

Notification インターフェイスの actions 読み取り専用プロパティおよび maxActions 静的読み取り専用プロパティは、デスクトップ版の Nightly で対応しています。 これらは、 ServiceWorkerRegistration.showNotification() で設定された通知アクション、および設定できるアクションの最大数をそれぞれ含んでいます。 (Firefox バグ 1225110, Firefox バグ 1963263)。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 138 Yes (desktop only)
Developer Edition 138 No
Beta 138 No
Release 138 No
dom.webnotifications.actions.enabled

有効にするには true に設定してください。

グラフィック: Canvas, WebGL, WebGPU

WebGL: ドラフト拡張

この設定を有効にすると、現在 "draft" ステータスでテスト中の WebGL 拡張機能が使用可能になります。現在、 Firefox でテスト中の WebGL 拡張機能はありません。

WebGPU API

WebGPU API は、ユーザーの端末やコンピューターの Graphics Processing Unit (GPU) を使用して、計算やグラフィックのレンダリングを行うための低レベルのサポートを提供します。この API の進捗状況については、 Firefox バグ 1602129 を参照してください。 バージョン 142 以降、Windows ではサービスワーカーを除くすべてのコンテキストで有効化されています。 バージョン 147 以降、macOS の Apple Silicon ではサービスワーカーを除くすべての閲覧コンテキストで有効化されています。 Linux や Intel Silicon 搭載 macOS などのその他のプラットフォームでは、nightly ビルドで有効化されています。 この API の進捗については Firefox バグ 1602129 を参照してください。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 141 Yes
Developer Edition 141 No (Yes on Windows and macOS on Apple silicon, not including service workers)
Beta 141 No (Yes on Windows and macOS on Apple silicon, not including service workers)
Release 141 No (Yes on Windows and macOS on Apple silicon, not including service workers)
dom.webgpu.enabled

有効にするには true に設定してください(Nightly ビルドおよび Windows のすべてのリリースで有効)

dom.webgpu.service-workers.enabled

有効にするには true に設定してください(Nightly では有効です)

レポート API の CSP 違反の対応

レポート API は、コンテンツセキュリティポリシー (CSP) 違反の報告に対応するようになりました。

Report インスタンスは、ReportingObserver インターフェイスによって返され、type 値が "csp-violation"body プロパティが CSPViolationReportBody インターフェイスのインスタンスを含むようになりました。 これにより、CSP 違反をウェブページ内で報告できるようになりました。

CSP 違反レポートは、CSP report-to ディレクティブで名前で指定されたリモートエンドポイントにも送信できます。エンドポイント名と対応する URL は、最初に Reporting-Endpoints または Report-To HTTP レスポンスヘッダーで定義する必要があります。 レポートは、上記で記述した Report オブジェクトのシリアライズで、body プロパティは CSPViolationReportBody インスタンスのシリアライズです。

この違反レポートは、CSP の report-uri ディレクティブを使用してレポートの送信先 URL を設定し、CSP 独自の JSON 違反レポート形式を採用している、CSP 独自の違反レポート送信メカニズムに代わるものです。 (Firefox バグ 1391243)。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 130 No
Developer Edition 130 No
Beta 130 No
Release 130 No
dom.reporting.enabled

有効にするには true に設定してください。

WebRTC とメディア

WebRTC APIWeb Audio APIMedia Source Extensions APIEncrypted Media Extensions APIMedia Capture and Streams API にある以下の機能は実験的なものです。

HTMLMediaElement のプロパティ: audioTracks および videoTracks

この機能を有効にすると、すべての HTML メディア要素に HTMLMediaElement.audioTracks および HTMLMediaElement.videoTracks プロパティが追加されます。ただし、Firefox は現在複数の音声と映像トラックに対応していないため、これらのプロパティの最も一般的な使用例は機能せず、デフォルトで両方とも無効化されています。詳細は Firefox バグ 1057233 を参照してください。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 33 No
Developer Edition 33 No
Beta 33 No
Release 33 No
media.track.enabled

有効にするには true に設定してください。

非同期の SourceBuffer の追加と削除

これにより、メディアソースバッファーを追加および削除するためのプロミスベースのメソッド appendBufferAsync() および removeAsync()SourceBuffer インターフェイスに追加されます。詳細については、 Firefox バグ 1280613 および Firefox バグ 778617 を参照してください。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 62 No
Developer Edition 62 No
Beta 62 No
Release 62 No
media.mediasource.experimental.enabled

有効にするには true に設定してください。

AVIF 準拠の厳格性

image.avif.compliance_strictness 環境設定は AVIF 画像を処理するときに適用する 厳格性 を制御するために使うことができます。 これにより、 Firefox ユーザーは、他のいくつかのブラウザーでレンダリングされる画像を、たとえ厳密に準拠していなくても表示することができます。

Release channel Version added Default value
Nightly 92 1
Developer Edition 92 1
Beta 92 1
Release 92 1
image.avif.compliance_strictness

厳格度レベルを示す数値。指定可能な値は次のとおりです。

  • 0: 推奨 ("should" 言語) と要求 ("shall" 言語) の両方で仕様違反のある画像でも、安全に、あるいは曖昧さを排除して解釈できるのであれば、受け付けます。
  • 1 (既定値): 要件違反は却下し、勧告違反は許可する。
  • 2: 厳格。要件や推奨事項の違反は一切認めません。

JPEG XL 対応

この機能を有効にすると、 Firefox は JPEG XL 画像に対応します。 詳細は Firefox バグ 1539075 を参照してください。

下記に示すように、この機能は Nightly ビルドでのみ利用できます(環境設定が設定されているかどうかに関係なく)。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 90 No
Developer Edition
Beta
Release
image.jxl.enabled

有効にするには true に設定してください。

文書ピクチャインピクチャ API

文書ピクチャーインピクチャー API を使用すると、常に最前面に表示されるウィンドウを開くことが可能になります。このウィンドウには、独自のコントロール付きの動画や、ビデオ会議の参加者を表示する一連のストリームなど、任意の HTML コンテンツを表示できます。 詳しくは Firefox バグ 1858562 を参照してください。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 148 Yes
Developer Edition 148 No
Beta 148 No
Release 148 No
dom.documentpip.enabled

有効にするには true に設定してください。

WebVR API (無効化)

非推奨化された WebVR API は削除途上にあります。 これは既定ですべてのビルドで無効化されています Firefox バグ 1750902

Release channel Version removed Enabled by default?
Nightly 98 No
Developer Edition 98 No
Beta 98 No
Release 98 No
dom.vr.enabled

有効にするには true に設定してください。

GeometryUtils の convertPointFromNode(), convertRectFromNode(), convertQuadFromNode() メソッド

GeometryUtilsconvertPointFromNode()convertRectFromNode()convertQuadFromNode() の各メソッドは、指定された点、矩形、または四角形を、呼び出された Node から別のノードにマッピングします。 (詳細は Firefox バグ 918189 を参照してください。)

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 31 Yes
Developer Edition 31 No
Beta 31 No
Release 31 No
layout.css.convertFromNode.enable

有効にするには true に設定してください。

GeometryUtils の getBoxQuads() メソッド

GeometryUtilsgetBoxQuads() メソッドは、他のノードやビューポートとの相対的な Node の CSS ボックスを返します。(詳細は Firefox バグ 917755 を参照してください。)

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 31 Yes
Developer Edition 31 No
Beta 31 No
Release 31 No
layout.css.getBoxQuads.enabled

有効にするには true に設定してください。

決済リクエスト API

主要な決済の扱い

決済リクエスト API は、ウェブコンテンツやアプリ内でウェブベースの決済を処理するためのサポートを提供します。ユーザーインターフェイスのテスト中にバグが発生したため、 API の変更を検討している間、この API の出荷を延期することにしました。作業は継続中です。(詳細は Firefox バグ 1318984 をご参照ください。)

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 55 No
Developer Edition 55 No
Beta 55 No
Release 55 No
dom.payments.request.enabled

有効にするには true に設定してください。

dom.payments.request.supportedRegions

カンマで区切られた領域の許可リストとしての国コード(例: US,CA)。

WebShare API

ウェブ共有 API は、サイトのファイル、URL、その他のデータを共有することができます。 この機能は、 Android ではすべてのビルドで有効になっていますが、デスクトップでは(以下で指定されていない限り)設定で隠されています。

Release channel Version changed Enabled by default?
Nightly 71 No (default). Yes (Windows from version 92)
Developer Edition 71 No
Beta 71 No
Release 71 No (Desktop). Yes (Android).
dom.webshare.enabled

有効にするには true に設定してください。

画面方向 API

ScreenOrientation.lock()

ScreenOrientation.lock() メソッドは、端末が対応しており、ブラウザーの事前ロック要件で許可されていれば、端末を特定の向きにロックすることを可能にします。 一般的に、向きのロックは、文書が全画面で表示されているモバイル端末でのみ許可されます。 詳しくは Firefox バグ 1697647 を参照してください。

Release channel Version changed Enabled by default?
Nightly 111 Yes
Developer Edition 97 No
Beta 97 No
Release 97 No
dom.screenorientation.allow-lock

有効にするには true に設定してください。

通知 API

通知には、Windows システムおよび Nightly リリースでは、既定で requireInteraction プロパティが true に設定されています。 (Firefox バグ 1794475).

Release channel Version changed Enabled by default?
Nightly 117 Yes
Developer Edition 117 No
Beta 117 No
Release 117 Windows only
dom.webnotifications.requireinteraction.enabled

有効にするには true に設定してください。

セキュリティとプライバシー

保護されていないページのラベル付け

この 2 つの環境設定では、安全でない方法でページが読み込まれた場合 (HTTPS ではなく HTTP を使用した場合) に、従来のロックアイコンの隣に「Not secure」というテキストラベルがアドレスバーに追加されます。 browser.urlbar.trimHttps 環境設定は、アドレスバーの URL から https: という接頭辞を削除します。詳細については、 Firefox バグ 1853418 を参照してください。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 121 Yes
Developer Edition 60 No
Beta 60 No
Release 60 No
security.insecure_connection_text.enabled

通常の閲覧モードでテキストラベルを有効にするには、true に設定します。

security.insecure_connection_text.pbmode.enabled

プライベートブラウジングモードのテキストラベルを有効にするには、true に設定します。

browser.urlbar.trimHttps

アドレスバーの URL から https: という接頭辞を削除するには、 true に設定します。

<meta name="rating"> によるアダルトコンテンツの制限

標準外の <meta name="rating"> は、ウェブページに記載することで、そのページのコンテンツが制限付き/成人向けであることを示すことができます。執筆時点では、content 属性に設定可能な値は 2 つあり、adult([Google 定義](https://developers.google.com/search/docs/specialty/explicit/guidelines# add-metadata) と RTA-5042-1996-1400-1577-RTA (ASACP 定義) の 2 つが利用可能であり、これらは同等の効果を持ちます(将来的に追加される可能性があります)。

次の <meta> 要素は同等です。

html
<meta name="rating" content="adult" />
<meta name="rating" content="RTA-5042-1996-1400-1577-RTA" />

この要素を認識するブラウザーは、ユーザーがコンテンツを閲覧するのを制限する措置を講じることができます。Firefox の実装では、ページが about:restricted にあるコンテンツに置き換えられます。このコンテンツは、ユーザーが制限されたコンテンツを閲覧しようとしていること、閲覧できない理由を説明し、元のページに戻るための戻るボタンを提供します。

詳しくは Firefox バグ 1991135 を参照してください。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 146 No
Developer Edition 146 No
Beta 146 No
Release 146 No
security.restrict_to_adults.always

true に設定すると、<meta name="rating"> 要素を記載して成人向けと自己申告するウェブページへのアクセスを制限します。

security.restrict_to_adults.respect_platform

true に設定すると、基盤となるオペレーティングシステムで適切なペアレンタルコントロールが設定されている場合(例えば、macOS のコンテンツとプライバシー設定で露骨なウェブコンテンツを制限するように設定されている場合)に限り、<meta name="rating"> 要素を記載して成人向けと自己申告するウェブページへのアクセスを制限します。

機能ポリシー/権限ポリシー

権限ポリシーは、ウェブ開発者がブラウザーの特定の機能や API の動作を選択的に有効化、無効化、変更することを可能にします。 CSP と似ていますが、セキュリティの動作ではなく機能を制御します。 これは、Firefox では、仕様の以前のバージョンで使用されていた名前である機能ポリシーとして実装されています。

ユーザー環境設定が設定されていなくても、<iframe> 要素の allow 属性で対応しているポリシーを設定できることに注意してください。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 65 No
Developer Edition 65 No
Beta 65 No
Release 65 No
dom.security.featurePolicy.header.enabled

有効にするには true に設定してください。

プライバシー保護の帰属 API (PPA)

PPA API は、 saveImpression() および measureConversion() メソッドを備えた新しい navigator.privateAttribution オブジェクトを使用して、広告の属性情報を追跡する代替手段を提供します。 PPA の詳細については、元の説明および提案仕様をご覧ください。この実験は、 origin trial またはブラウザーの環境設定を 1に設定することで、ウェブサイトで有効にすることができます。(Firefox バグ 1900929)。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 128 No
Developer Edition 128 No
Beta 128 No
Release 128 No
dom.origin-trials.private-attribution.state

有効にするには true に設定してください。

HTTP

スタイリストリソースの完全性ポリシー

スタイルリソースに対して、Integrity-Policy および Integrity-Policy-Report-Only HTTP ヘッダーが対応するようになりました。これらは、ウェブサイトがスタイルに対してサブリソース完全性保証を強制するか、ポリシー違反を報告するのみにすることができます。 Firefox はレポートエンドポイントを無視し、違反を開発者コンソールにログ出力することに注意してください。 Integrity-Policy が使用されている場合、ブラウザーは <link> 要素の rel="stylesheet" で参照され、integrity 属性が指定されていないか、完全性ハッシュがサーバー上のリソースと一致しないスタイルの読み込みをブロックします。 (Firefox バグ 1976656).

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 142 No
Developer Edition 142 No
Beta 142 No
Release 142 No
security.integrity_policy.stylesheet.enabled

有効にするには true に設定してください。

ストレージアクセスヘッダー

Sec-Fetch-Storage-Access および Activate-Storage-Access HTTP ヘッダーに対応しており、より効率的なストレージアクセス API ワークフローを構築できます。(Firefox バグ 1991688)。

JavaScript でのみ行われるワークフローでは、特定のコンテキスト(新しいブラウザータブなど)に対するストレージアクセス権限を有効化するために、サードパーティリソースをリクエストして読み込む必要があります。この権限が既に付与されている場合でも、この操作は要求されます。 ストレージアクセスヘッダーにより、ブラウザーは特定のコンテキストに対する権限の状態を通知できます。これにより、サーバーは既に付与済みの権限の有効化を要求することが可能になります。 これにより、リソースを不必要に取得・読み込むオーバーヘッドを避けることができます。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 145 Yes
Developer Edition 145 No
Beta 145 No
Release 145 No
dom.storage_access.headers.enabled

有効にするには true に設定してください。

べき等性キー

Idempotency-Key HTTP リクエストヘッダーを使用することができます。これを対応しているサーバーと併用することで、ウェブサイトクライアントコードは POST または PATCH リクエストをべき等にすることができます。 仕様書では、サーバーは本ヘッダーが要求されるエンドポイント、キーの書式、および想定されるエラーレスポンスについて文書化し、明示すべきであると示しています。

Firefox は、ページ側のクライアントコードによって既に追加されていない場合、新しい POST リクエストごとに一意のキーを持つヘッダーを自動的に追加します。 これにより、この機能をサポートするサーバーと連携するために必要なクライアント側のコードが簡素化されます。

(Firefox bug 1830022).

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 135 No
Developer Edition 135 No
Beta 135 No
Release 135 No
network.http.idempotencyKey.enabled

有効にするには true に設定してください。

MIME タイプ image/jxl の Accept ヘッダー

既定のリクエストおよび画像リクエストの HTTP Accept ヘッダーは、image/jxl MIME タイプに対応していることをを示す環境設定で構成できます。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 128 No
Developer Edition 128 No
Beta 128 No
Release 128 No
image.jxl.enabled

有効にするには true に設定してください。

既定で SameSite=Lax

SameSite クッキーの既定値は Lax です。この設定では、クッキーは、ユーザーが元のサイトに移動する場合にのみ送信され、サードパーティのサイトに画像やフレームを読み込むためのサイト間サブリクエストなどには送信されません。 詳しくは、 Firefox バグ 1617609 を参照してください。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 69 No
Developer Edition 69 No
Beta 69 No
Release 69 No
network.cookie.sameSite.laxByDefault

有効にするには true に設定してください。

Access-Control-Allow-Headers のワイルドカードは Authorization を含めない

Access-Control-Allow-Headers は、 CORS プリフライトリクエストに対するレスポンスヘッダーで、最終リクエストに含めることができるリクエストヘッダーを指定します。 レスポンスディレクティブには、ワイルドカード (*) を含めることができます。これは、最終リクエストに Authorization ヘッダーを除くすべてのヘッダーを含めることができることを示します。

既定では、Firefox は、 Access-Control-Allow-Headers: * という応答を受け取った後、最終リクエストに Authorization ヘッダーを含めます。 Firefox が Authorization ヘッダーを含めないようにするには、環境設定を false に設定してください。 詳しくは Firefox バグ 1687364 を参照してください。

Release channel Version added Enabled by default?
Nightly 115 Yes
Developer Edition 115 Yes
Beta 115 Yes
Release 115 Yes
network.cors_preflight.authorization_covered_by_wildcard

有効にするには true に設定してください。

開発者ツール

Mozilla の開発者向けツールは常に進化しています。私たちは新しいアイディアを試し、新しい機能を追加し、Nightly や Developer Edition のチャンネルでテストしてから、ベータ版やリリースに移行しています。以下の機能は、現在の実験的な開発者ツールの機能の一部です。

このリリースサイクルでは実験的機能はありません。

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