Firefox 41 は、米国時間 2015 年 9 月 22 日にリリースされました。このページでは、開発者に影響する Firefox 41 の変更点をまとめています。

Web 開発者向けの変更点一覧

開発者ツール

ハイライト:

Firefox 40 から Firefox 41 の間に解決した開発ツール関連のバグ一覧: これらのバグの多く (特にパフォーマンスツールに関するバグ) の修正は Firefox 40 に前倒しされました。

CSS

HTML

  • href 属性を持たない <a> は、インタラクティブコンテンツとして分類しないようになりました。<label> 要素内でクリックすると、ラベル付けされたコンテンツがアクティブになります (バグ 1167816)。
  • サイトアイコン (favicon およびショートカットアイコン) で、SVG アイコンをサポートしました (バグ 366324)。
  • <link rel='preconnect'> で、crossorigin 属性をサポートしました (バグ 1174152)。
  • picture 要素がリサイズやビューポートの変化に反応しない問題を修正しました (バグ 1135812)。

JavaScript

インターフェイス/API/DOM

HTML Editing API

  • 切り取り、コピー、貼り付けのコマンド制御を改良して、JS プログラムから Web コンテンツのコピーや切り取りが可能になりました:
    • Document.queryCommandSupported() に引数として 'paste' コマンドを与えると、実際に操作を行うための十分な権限がない場合に false を返します (バグ 1161721)。
    • Document.queryCommandSupported() に引数として 'cut' または 'copy' を与えると、ユーザが起動したコードや権限を持つコードのコンテキスト内で呼び出された場合に true を返すようになりました (バグ 1162952)。
    • 引数として 'cut' または 'copy' を与えた Document.execCommand() は動作しますが、ユーザが起動したコードや権限を持つコードのコンテキスト内で呼び出された場合に限ります (バグ 1012662)。
    • Document.execCommand() でコマンドが未サポートまたは無効である場合に、例外が発生しないようになりました (バグ 1027560)。

イベント

Web Crypto

Canvas API

Service Worker

WebGL

  • WebGL コンテキスト属性 failIfMajorPerformanceCaveat を追加しました。また、システムのパフォーマンスが低い場合にコンテキスト生成を失敗させることを示すために、HTMLCanvasElement.getContext() で WebGL コンテキストを生成する際にこの属性を設定できるようになりました (バグ 1164970)。

その他

MathML

新たな既定フォントとフォールバックフォントの制御

数式では特別なフォントが必要です。これまで、そのフォントは mathml.css ユーザエージェントスタイルシート (<math> タグに font-family を設定) および設定項目 font.mathfont-family (伸縮する大型演算子で使用するフォールバックフォントを設定) でハードコードされていました。Firefox 41 より <math> タグへ自動的に設定される x-math 内部言語と、それに対応する設定項目 (例えば font.name.serif.x-math) を導入しました。ユーザエージェントスタイルシートでは <math> タグの font-family を serif に設定して、設定項目 font.mathfont-familyfont.name.serif.x-math で置き換えました。また、すべてのプラットフォームで、フォールバックフォントは基本的に "Latin Modern Math" が先頭にある同一のリストを使用するようになりました。既定フォント/フォールバックフォントは、標準の言語別フォント設定メニューで設定できます。詳しくは バグ 947654 および バグ 1160456 をご覧ください。

SVG

  • サイトアイコン (favicon、ショートカットアイコン) で SVG をサポートしました (バグ 366324)。

Audio/Video

  • 設定項目 media.autoplay.enabled が、信頼されていない HTMLMediaElement.play() の起動 (ユーザ以外が作動したスクリプトから呼び出される場合) に対しても適用されるようになりました (バグ 659285)。

ネットワーク

  • X-Content-Duration ヘッダのサポートを廃止しました (バグ 1160695)。
  • HTTP/2 プロトコルの草案版のサポートを廃止しました (バグ 1132357)。

セキュリティ

アドオン開発者と Mozilla 開発者向けの変更点

XUL

変更なし。

JavaScript コードモジュール

変更なし。

XPCOM

変更なし。

インターフェイス

変更なし。

その他

  • window のルートウィジェットを <canvas> に描画するための、新たな chrome コンテキスト限定の内部 API である CanvasRenderingContext2D.drawWidgetAsOnScreen() を追加しました。この API は、オンスクリーンのウィジェットを取得するために OS を使用します。詳しくは バグ 1167477 をご覧ください。

関連情報

過去のバージョン

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