Window
インターフェイスは、 DOM 文書を収めるウィンドウを表します。 document
プロパティは、そのウィンドウに読み込まれた DOM の document オブジェクト を指します。特定の文書が属するウィンドウは、 document.defaultView
プロパティを使用して取得できます。
グローバル変数の window
は、スクリプトを実行しているウィンドウを表しており、JavaScript コードに公開されます。
Window
インターフェイスは、ユーザーインターフェースのウィンドウの概念とは必ずしも直接関連づかない、さまざまな関数、名前空間、オブジェクト、コンストラクターのホームです。一方、 Window
インターフェイスはグローバルで使用可能であることが必要な、さまざまなアイテムを含むのに適した場所です。これらの多くは JavaScript リファレンス や DOM リファレンス で文書化しています。
タブブラウザーでは、それぞれのタブが個々の Window
オブジェクトで表されます。タブ内で実行している JavaScript から見えるグローバルの window
は、常にコードを実行しているタブを表します。しかし、タブブラウザーであっても resizeTo()
や innerHeight
のように、タブを含むウィンドウ全体に適用されるプロパティやメソッドがあります。一般に、タブに所属することができない合理的な理由があるものは、代わりにウィンドウに属します。
<div id="interfaceDiagram" style="display: inline-block; position: relative; width: 100%; padding-bottom: 11.666666666666666%; vertical-align: middle; overflow: hidden;"><svg style="display: inline-block; position: absolute; top: 0; left: 0;" viewbox="-50 0 600 70" preserveAspectRatio="xMinYMin meet"><a xlink:href="https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/API/Window" target="_top"><rect x="1" y="1" width="75" height="50" fill="#F4F7F8" stroke="#D4DDE4" stroke-width="2px" /><text x="38.5" y="30" font-size="12px" font-family="Consolas,Monaco,Andale Mono,monospace" fill="#4D4E53" text-anchor="middle" alignment-baseline="middle">Window</text></a></svg></div>
a:hover text { fill: #0095DD; pointer-events: all;}
コンストラクター
DOM インターフェイスもご覧ください。
DOMParser
DOMParser
は文字列で保存された XML や HTML ソースを解析して、 DOM Document に変換できます。DOMParser
は DOM Parsing and Serialization で定められています。Image
HTMLImageElement
を生成します。Option
HTMLOptionElement
を生成します。StaticRange
読取専用StaticRange
オブジェクトを作成するStaticRange()
コンストラクターを返します。Worker
- Web worker を生成します。
XMLSerializer
- FIXME: NeedsContents
プロパティ
このインターフェイスは、 EventTarget
インターフェイスからプロパティを継承しています。また WindowOrWorkerGlobalScope
および WindowEventHandlers
ミックスインのプロパティを実装しています。
オブジェクトであるプロパティ (例えば、ビルトイン要素のプロトタイプをオーバーライドするためのもの) は、後述の個別セクションに記載しています。
Window.closed
読取専用- このプロパティは、現在のウィンドウが閉じているかどうかを示します。
Window.console
読取専用- ブラウザーのデバッグコンソールへアクセスするための console オブジェクトへの参照を返します。
Window.controllers
読取専用- 現在の chrome ウィンドウの XUL controller オブジェクトを返します。
Window.customElements
読取専用CustomElementRegistry
オブジェクトへの参照を返します。これは新しいカスタム要素の登録や、以前に登録したカスタム要素の情報を取得するために使用できます。Window.crypto
読取専用- ブラウザーの crypto オブジェクトを返します。
Window.devicePixelRatio
読取専用- 現在のディスプレイの、物理ピクセルと端末非依存ピクセルの比率を返します。
Window.dialogArguments
読取専用window.showModalDialog()
メソッドが呼び出されたときにウィンドウ (それがダイアログボックスである場合) に渡された引数を取得。これはnsIArray
インタフェースです。Window.document
読取専用- 指定ウィンドウが含む文書への参照を返す
Window.DOMMatrix
読取専用DOMMatrix
オブジェクトへの参照を返します。これは 4x4 のマトリックスを表し、 2D や 3D の操作に適しています。Window.DOMMatrixReadOnly
読取専用DOMMatrixReadOnly
オブジェクトへの参照を返します。これは 4x4 のマトリックスを表し、2D や 3D の操作に適しています。Window.DOMPoint
読取専用DOMPoint
オブジェクトへの参照を返します。これはある座標系での 2D や 3D の点を表します。Window.DOMPointReadOnly
読取専用DOMPointReadOnly
オブジェクトへの参照を返します。これは座標系で 2D や 3D の点を表します。Window.DOMQuad
読取専用DOMQuad
オブジェクトへの参照を返します。これは 4 つの角と辺からなる四角形オブジェクトを表します。Window.DOMRect
読取専用DOMRect
オブジェクトへの参照を返します。これは長方形を表します。Window.DOMRectReadOnly
読取専用DOMRectReadOnly
オブジェクトへの参照を返します。これは長方形を表します。Window.event
読取専用- 現在のイベント を返します。これは現在 JavaScript のコードのコンテキストが処理しているイベントです。また、現在処理しているイベントがない場合は
undefined
を返します。イベントハンドラーに直接渡したEvent
オブジェクトは、可能な限り代わりに使用するべきです。 Window.frameElement
読取専用- ウィンドウが埋め込まれた要素を返す。ウィンドウが埋め込まれていない場合は、 null を返す。
Window.frames
読取専用- 現在のウィンドウでのサブフレームの配列を返します。
Window.fullScreen
- このプロパティはウィンドウが全画面で表示されているかどうかを示します。
Window.history
読取専用- history オブジェクトへの参照を返す
Window.innerHeight
読取専用- ブラウザーウィンドウのコンテンツ領域の高さを取得し、もしあれば、水平スクロールバーを含みます。
Window.innerWidth
読取専用- ブラウザーウィンドウのコンテンツ領域の幅を取得し、もしあれば、垂直スクロールバーを含みます。
Window.isSecureContext
読取専用- コンテキストが、安全なコンテキストを必要とする機能を使用することができるかどうかを表します。
Window.length
読取専用- ウィンドウ内のフレームの数を返します。
window.frames
も参照してください。 Window.location
- window オブジェクトのロケーション、または現在の URL を取得 / 設定します。
Window.locationbar
読取専用- ウィンドウ内で表示 / 非表示の切り替え (トグル) が可能な locationbar オブジェクトを返す
Window.localStorage
読取専用- 生成元のオリジンからのみアクセスが可能なデータを保存するために使用する、ローカルストレージオブジェクトへの参照を返します。
Window.menubar
読取専用- ウィンドウ内で表示 / 非表示の切り替え (トグル) が可能な menubar オブジェクトを返す
Window.messageManager
- このウィンドウの message manager オブジェクトを返します。
Window.mozInnerScreenX
読取専用- スクリーン座標系でウィンドウのビューポートの左上隅の水平 (X) 座標を返します。この値は CSS ピクセルで表します。必要に応じて画面のピクセルに換算するための係数については、
nsIDOMWindowUtils
のmozScreenPixelsPerCSSPixel
をご覧ください。 Window.mozInnerScreenY
読取専用- スクリーン座標系で、ウィンドウビューポートの左上隅の垂直 (Y) 座標を返します。この値は CSS ピクセルで表します。必要に応じて画面のピクセルに換算するための係数については
mozScreenPixelsPerCSSPixel
をご覧ください。 Window.name
- ウィンドウ名を取得 / 設定します。
Window.navigator
読取専用- navigator オブジェクトへの参照を返します。
Window.opener
- 現在のウィンドウを開いたウィンドウへの参照を返します。
Window.orientation
読取専用- 端末の本来の向きに対して相対的なビューポートの向きを角度 (90 度単位) で返します。
Window.outerHeight
読取専用- ブラウザーウィンドウの外側の高さを取得します。
Window.outerWidth
読取専用- ブラウザーウィンドウの外側の幅を取得します。
Window.pageXOffset
読取専用window.scrollX
のエイリアスです。Window.pageYOffset
読取専用window.scrollY
のエイリアスです。Window.parent
読取専用- 現在のウィンドウまたはサブフレームの親ウィンドウへの参照を返します。
Window.performance
読取専用Performance
オブジェクトを返します。これはtiming
やnavigation
属性が含まれており、それぞれが パフォーマンス関連 のデータを提供するオブジェクトです。詳細情報や使用例は Using Navigation Timing をご覧ください。Window.personalbar
読取専用- ウィンドウ内で表示/非表示の切り替え (トグル) が可能な、 personalbar オブジェクトを返す
Window.screen
読取専用- ウィンドウに関連付けられた screen オブジェクトへの参照を返す
Window.screenX
およびWindow.screenLeft
読取専用- どちらのプロパティも、ユーザーのブラウザーのビューポートの左端から画面の左端までの水平方向の距離を返します。
Window.screenY
およびWindow.screenTop
読取専用- どちらのプロパティも、ユーザーのブラウザーのビューポートの上端から画面の上端までの垂直方向の距離を返します。
Window.scrollbars
読取専用- ウィンドウ内で表示 / 非表示の切り替え (トグル) が可能な、 scrollbars オブジェクトを返す
Window.scrollMaxX
読取専用- ウィンドウが水平スクロールされ得る最大オフセット、すなわち、文書の幅からビューポートの幅を引いたものです。
Window.scrollMaxY
読取専用- ウィンドウが垂直スクロールされ得る最大オフセット (すなわち、文書の高さからビューポートの高さを引いたもの) です。
Window.scrollX
読取専用- 文書が現在水平にスクロールされているピクセル数を返します。
Window.scrollY
読取専用- 文書が現在垂直にスクロールされているピクセル数を返します。
Window.self
読取専用- window オブジェクト自身へのオブジェクト参照を返す
Window.sessionStorage
- 生成元のオリジンからのみアクセスが可能なデータを保存するために使用する、セッションストレージへの参照を返します。
Window.sidebar
読取専用- サイドバーの window オブジェクトへの参照を返します。
Window.speechSynthesis
読取専用SpeechSynthesis
オブジェクトを返します。これは、Web Speech API の音声合成機能を使用するためのエントリーポイントです。Window.status
- ブラウザー下部のステータスバーのテキストを取得 / 設定します。
Window.statusbar
読取専用- ウィンドウ内で表示 / 非表示の切り替え (トグル) が可能な statusbar オブジェクトを返します。
Window.toolbar
読取専用- ウィンドウ内で表示 / 非表示の切り替え (トグル) が可能な toolbar オブジェクトを返します。
Window.top
読取専用- ウィンドウ階層における最上位のウィンドウへの参照を返します。このプロパティは読み取り専用です。
Window.visualViewport
読取専用- 指定したウィンドウの視覚的なビューポートを表す
VisualViewport
オブジェクトを返します。 Window.window
読取専用- 現在のウィンドウへの参照を返します。
window[0]
、window[1]
など- フレーム内の
window
オブジェクトへの参照を返します。詳しくはWindow.frames
をご覧ください。
他のところで実装されているプロパティ
WindowOrWorkerGlobalScope.caches
読取専用- 現在のコンテキストに関連付けられた
CacheStorage
オブジェクトを返します。このオブジェクトはオフラインで使用する資産を格納したり、リクエストに対して独自のレスポンスを生成したりするような機能が利用できます。 WindowOrWorkerGlobalScope.indexedDB
読取専用- Indexed データベースにアプリケーションが非同期にアクセスできる仕組みを提供します。このプロパティは
IDBFactory
オブジェクトを返します。 WindowOrWorkerGlobalScope.isSecureContext
読取専用- 現在のコンテキストが安全である (
true
) か否か (false
) を示す論理値を返します。 WindowOrWorkerGlobalScope.origin
読取専用- グローバルオブジェクトのオリジンを、文字列としてシリアライズして返します。 (これはまだどのブラウザーでも実装されていません。)
廃止されたプロパティ
Window.content
およびWindow._content
読取専用- 現在のウィンドウでのコンテンツ要素への参照を返します。 Firefox 57 より (当初は Nightly のみ) どちらも chrome (特権付き) コードに限り使用でき、ウェブでは使用できません。
Window.defaultStatus
- 指定ウィンドウのステータスバーのテキストを取得 / 設定
Window.directories
window.personalbar
と同義Window.globalStorage
- 複数のページに渡ってデータを保存するために使用する、複数のストレージオブジェクトを表していました。
Window.mozAnimationStartTime
- 現在のアニメーションサイクルが開始したときから経過した時間をミリ秒単位で表します。代わりに
Animation.startTime
を使用してください。 Window.mozPaintCount
- 当該ウィンドウで、現在の文書を画面に描画した回数を返します。これは、描画パフォーマンスの算定に使用できます。
Window.pkcs11
- PKCS11 モジュールのインストールや削除を行う機能を提供していました。
Window.returnValue
- ウィンドウをモーダルダイアログとして表示する
window.showModalDialog()
メソッドを呼び出した関数へ返却される返値です。
メソッド
このインターフェイスは EventTarget
インターフェイスからメソッドを継承します。また WindowOrWorkerGlobalScope
および EventTarget
のプロパティを実装します。
Window.alert()
- 警告ダイアログを表示します。
Window.blur()
- ウィンドウからフォーカスを外します。
Window.cancelAnimationFrame()
Window.requestAnimationFrame
によって過去にスケジューリングされたコールバックをキャンセルできます。Window.cancelIdleCallback()
Window.requestIdleCallback
によって過去にスケジューリングされたコールバックをキャンセルできます。Window.clearImmediate()
setImmediate
で設定した繰り返し処理をキャンセルします。Window.close()
- 現在のウィンドウを閉じます。
Window.confirm()
- ユーザーの応答が必要なメッセージを持つダイアログを表示します。
Window.dump()
- コンソールにメッセージを出力します。
Window.find()
- ウィンドウ内で指定された文字列を検索します。
Window.focus()
- 現在のウィンドウにフォーカスを当てます。
Window.getComputedStyle()
- 特定の要素の計算済みスタイルを取得します。計算済みスタイルは、要素のすべての CSS プロパティの計算値を示します。
Window.getDefaultComputedStyle()
- 特定の要素について、作者のスタイルシートを無視したデフォルトの計算済みスタイルを取得します。
Window.getSelection()
- 選択されたアイテムを表す、セレクションオブジェクトを返します。
Window.matchMedia()
- 指定したメディアクエリ文字列を表す
MediaQueryList
オブジェクトを返します。 Window.maximize()
- FIXME: NeedsContents
Window.minimize()
(最上位の XUL ウィンドウに限る)- ウィンドウを最小化します。
Window.moveBy()
- 現在のウィンドウを指定した距離移動します。
Window.moveTo()
- ウィンドウを指定した位置に移動します。
Window.open()
- 新しいウィンドウを開きます。
Window.postMessage()
- あるウィンドウから別のウィンドウへ、安全にデータ文字列を送信する手段を提供します。送信先ウィンドウは、送信元と同じドメインでなくてもかまいません。
Window.print()
- 現在の文書を印刷するためのダイアログを開きます。
Window.prompt()
- ユーザーが入力ダイアログに入力したテキストを返します。
Window.requestAnimationFrame()
- アニメーションが進行中であることをブラウザーに伝えて、次のアニメーションフレームのためにウィンドウの再描画を予定するよう要求します。
Window.requestIdleCallback()
- ブラウザーがアイドル状態であるときに実行するタスクをスケジューリングします。
Window.resizeBy()
- 現在のウィンドウを、指定した大きさの分だけ変更します。
Window.resizeTo()
- ウィンドウを動的にリサイズします。
Window.scroll()
- ウィンドウを文書内の特定の位置にスクロールします。
Window.scrollBy()
- ウィンドウ内の文書を、指定した距離の分だけスクロールします。
Window.scrollByLines()
- 文書を指定した行数分、スクロールします。
Window.scrollByPages()
- 文書を指定したページ数分、スクロールします。
Window.scrollTo()
- 文書内の特定の位置に、ウィンドウをスクロールします。
Window.setCursor()
(トップレベルの XUL ウィンドウに限る)- 現在のウィンドウのカーソルを変更します。
Window.setImmediate()
- ブラウザーで他の高負荷なタスクが完了した後に、関数を実行します。
Window.setResizable()
- ユーザーがウィンドウをリサイズできるかを切り替えます。
Window.sizeToContent()
- コンテンツに応じてウィンドウのサイズを調整します。
Window.stop()
- ウィンドウの読み込み処理を停止します。
Window.updateCommands()
- 現在の chrome ウィンドウ (UI) のコマンドの状態を更新します。
他のところで実装されているメソッド
EventTarget.addEventListener()
- ウィンドウの特定の種類のイベントにイベントハンドラーを登録します。
EventTarget.dispatchEvent()
- イベントを動作させるために使用します。
WindowOrWorkerGlobalScope.atob()
- Base64 エンコーディングを使用してエンコードされたデータの文字列をデコードします。
WindowOrWorkerGlobalScope.btoa()
- バイナリデータを Base64 でエンコードした ASCII 文字列を生成します。
WindowOrWorkerGlobalScope.clearInterval()
WindowOrWorkerGlobalScope.setInterval()
で繰り返し実行されるよう設定された命令をキャンセルします。WindowOrWorkerGlobalScope.clearTimeout()
WindowOrWorkerGlobalScope.setTimeout()
で遅延実行するよう設定した命令をキャンセルします。WindowOrWorkerGlobalScope.createImageBitmap()
- さまざまな画像ソースを受け入れて、
ImageBitmap
に解決されるPromise
を返します。任意で、始点 (sx, sy) から幅 sw、高さ sh の長方形でソースを切り抜くことができます。 WindowOrWorkerGlobalScope.fetch()
- ネットワークからリソースを取り込む処理を開始します。
EventTarget.removeEventListener
- window からイベントリスナーを削除します。
WindowOrWorkerGlobalScope.setInterval()
- ミリ秒単位で指定した時間が経過するたびに関数を実行するようスケジューリングします。
WindowOrWorkerGlobalScope.setTimeout()
- 指定した時間が経過したら関数を実行するようスケジューリングします。
廃止されたメソッド
Window.back()
- ウィンドウの履歴をひとつ戻ります。このメソッドは廃止されました。代わりに
window.history.back()
を使用してください。 Window.captureEvents()
- 特定のタイプのイベントをすべてキャプチャするよう、ウィンドウに登録します。
Window.forward()
- 履歴でひとつ先の文書に移動します。このメソッドは廃止されました。代わりに
window.history.forward()
を使用してください。 Window.getAttention()
- アプリケーションアイコンをフラッシュさせます。
Window.home()
- ブラウザーのホームページに戻ります。
Window.openDialog()
- 新しいダイアログウィンドウを開きます。
Window.releaseEvents()
- 特定のタイプのイベントのキャプチャを解放します。
Window.showModalDialog()
- モーダルダイアログを表示します。
イベントハンドラー
これらは window オブジェクトのプロパティで、ウィンドウで発生する可能性がある、関心事となる可能性がある様々な出来事に対するイベントハンドラーを設定して有効にすることができます。
このインターフェイスは、 EventTarget
インターフェイスからイベントハンドラーを継承しています。また WindowEventHandlers
のイベントハンドラーを実装ていします。
メモ: Gecko 9.0 より、あるイベントハンドラープロパティが存在するかを調べるために if ("onabort" in window)
という構文を使用できます。これは、 web IDL インターフェイスを適正にするためにイベントハンドラーインターフェイスが更新されたためです。詳しくは DOM のイベントハンドラーをご覧ください。
Window.onappinstalled
- ページがウェブアプリとしてインストールされたときに呼び出されます。
appinstalled
イベントをご覧ください。 Window.onbeforeinstallprompt
- モバイル環境でウェブサイトをホーム画面に保存するかどうかをユーザーに尋ねる前に呼び出されるイベントハンドラープロパティです。
Window.ondevicelight
- 環境光のレベルが変化したイベントのイベントハンドラープロパティです。
Window.ondevicemotion
- 加速度センサーが変化を検知した場合に呼び出されます (モバイル端末向け)
Window.ondeviceorientation
- 向きが変化したときに呼び出されます (モバイル端末向け)
Window.ondeviceorientationabsolute
- 端末の向きが変化したイベントのイベントハンドラープロパティです。
Window.ondeviceproximity
- 端末の proximity イベントのイベントハンドラープロパティです。
Window.ongamepadconnected
- ゲームパッドがコンピューターに接続された (
gamepadconnected
イベントが発生した) ときに実行するイベントハンドラーを表します。 Window.ongamepaddisconnected
- ゲームパッドがコンピューターから取り外された (
gamepaddisconnected
イベントが発生した) ときに実行するイベントハンドラーを表します。 Window.onmozbeforepaint
MozBeforePaint
イベントのイベントハンドラープロパティです。Window.mozRequestAnimationFrame()
メソッドの呼び出しによってイベントが要求された場合に、ウィンドウを再描画する前に送信されます。Window.onpaint
- ウィンドウの描画イベントのイベントハンドラーです。
Window.onrejectionhandled
Promise
の失敗イベントを扱うためのイベントハンドラープロパティです。Window.onuserproximity
- ユーザーの近接イベントのためのイベントハンドラープロパティです。
Window.onvrdisplayconnect
- 互換性がある VR 端末がコンピューターに接続された (
vrdisplayconnected
イベントが発生した) ときに実行するイベントハンドラーを表します。 Window.onvrdisplaydisconnect
- 互換性がある VR 端末がコンピューターから取り外された (
vrdisplaydisconnected
イベントが発生した) ときに実行するイベントハンドラーを表します。 Window.onvrdisplayactivate
- HMD がスタンバイ状態から復帰した、あるいは装着によって起動したなどにより、ディスプレイが実行可能になった (
vrdisplayactivate
イベントが発生) ときに実行するイベントハンドラーを表します。 Window.onvrdisplaydeactivate
- HMD が未使用時間によってスタンバイ状態やスリープ状態に移行したなど、ディスプレイが実行可能状態ではなくなった (
vrdisplaydeactivate
イベントが発生) ときに実行するイベントハンドラーを表します。 Window.onvrdisplayblur
- ユーザーがシステムメニューやブラウザーを操作している間に追跡を妨げたり体験が失われたりするなど、ブラウザー、OS、VR ハードウェアによるなんらかの理由でディスプレーの表示が一時停止した (
vrdisplayblur
イベントが発生) ときに実行するイベントハンドラーを表します。 Window.onvrdisplayfocus
- ディスプレイの表示が blur 状態から復帰した (
vrdisplayfocus
イベントが発生) ときに実行するイベントハンドラーを表します。 Window.onvrdisplaypresentchange
- 表示状態から非表示状態に変化した、あるいはその逆の変化など、VR 端末の表示状態が変化した (
vrdisplaypresentchange
イベントが発生) ときに実行するイベントハンドラーを表します。
他で実装されているイベントハンドラー
GlobalEventHandlers.onabort
- ユーザーが読み込み処理中にキャンセルしたなど、リソースの読み込みが異常終了した際に呼び出されます。
WindowEventHandlers.onafterprint
- 印刷ダイアログボックスを閉じたときに呼び出されます。
afterprint
イベントをご覧ください。 WindowEventHandlers.onbeforeprint
- 印刷ダイアログボックスを開いたときに呼び出されます。
beforeprint
イベントをご覧ください。 WindowEventHandlers.onbeforeunload
- window でイベントをアンロードする前のイベントハンドラープロパティです。
GlobalEventHandlers.onblur
- ポップアップなどにより、ウィンドウがフォーカスを失った後に呼び出されます。
GlobalEventHandlers.onchange
- window の change イベントのイベントハンドラープロパティです。
GlobalEventHandlers.onclick
- いずれかのマウスボタンを押した後および離した後に呼び出されます。
GlobalEventHandlers.ondblclick
- いずれかのマウスボタンをダブルクリックしたときに呼び出されます。
GlobalEventHandlers.onclose
- ウィンドウを閉じた後に呼び出されます。
GlobalEventHandlers.oncontextmenu
- 右マウスボタンを押したときに呼び出されます。
GlobalEventHandlers.onerror
- リソースの読み込みが失敗したとき、あるいは実行時にエラーが発生したときに呼び出されます。
error
イベントをご覧ください。 GlobalEventHandlers.onfocus
- ウィンドウがフォーカスを得た、あるいは取り戻した後に呼び出されます。
focus
イベントをご覧ください。 WindowEventHandlers.onhashchange
- window の
hashchange
イベントのイベントハンドラープロパティです。URL のハッシュ記号 ("#") の後の部分が変化したときに呼び出されます。 GlobalEventHandlers.oninput
- <input> 要素の値が変化したときに呼び出されます。
GlobalEventHandlers.onkeydown
- なんらかのキーを押下し始めたときに呼び出されます。
keydown
イベントをご覧ください。 GlobalEventHandlers.onkeypress
- キー (Shift、Fn、CapsLock を除く) を押下した状態であるときに呼び出されます。
keypress
をご覧ください。 GlobalEventHandlers.onkeyup
- なんらかのキーを押し終えたときに呼び出されます。
keyup
イベントをご覧ください。 WindowEventHandlers.onlanguagechange
- window の
languagechange
イベントのイベントハンドラープロパティです。 GlobalEventHandlers.onload
- すべてのリソースおよび DOM が完全に読み込まれた後に呼び出されます。戻るボタンなどで、キャッシュからページが読み込まれたときは呼び出されません。
WindowEventHandlers.onmessage
message
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。GlobalEventHandlers.onmousedown
- いずれかのマウスボタンを押したときに呼び出されます。
GlobalEventHandlers.onmousemove
- マウスをウィンドウ内で動かすときに、連続的に呼び出されます。
GlobalEventHandlers.onmouseout
- マウスポインターがウィンドウから外れたときに呼び出されます。
GlobalEventHandlers.onmouseover
- マウスポインターがウィンドウ内に入ったときに呼び出されます。
GlobalEventHandlers.onmouseup
- いずれかのマウスボタンを離したときに呼び出されます。
WindowEventHandlers.onoffline
- ネットワーク接続が失われたときに呼び出されます。
offline
イベントをご覧ください。 WindowEventHandlers.ononline
- ネットワーク接続が確立されたときに呼び出されます。
online
イベントをご覧ください。 WindowEventHandlers.onpagehide
- ユーザーがあるページから去ったとき、onunload イベントの前に呼び出されます。
pagehide
イベントをご覧ください。 WindowEventHandlers.onpageshow
- すべてのリソースおよび DOM が完全に読み込まれた後に呼び出されます。
pageshow
イベントをご覧ください。 WindowEventHandlers.onpopstate
- 戻るボタンが押されたときに呼び出されます。
GlobalEventHandlers.onreset
- フォームがリセットされたときに呼び出されます。
GlobalEventHandlers.onresize
- ウィンドウのリサイズに応じて、連続的に呼び出されます。
GlobalEventHandlers.onscroll
- なんらかの方法でスクロールバーが動かされたときに呼び出されます。リソースがウィンドウ内に完全に収まっている場合は、このイベントを発生させられません。
GlobalEventHandlers.onwheel
- マウスホイールがいずれかの軸に沿って回されたときに呼び出されます。
GlobalEventHandlers.onselect
- 入力フィールド内のテキストが選択された後に呼び出されます。
GlobalEventHandlers.onselectionchange
selectionchange
イベントが発生したときに呼び出すコードを表すEventHandler
です。WindowEventHandlers.onstorage
- セッションストレージまたはローカルストレージが変化したときに呼び出されます。
storage
イベントをご覧ください。 GlobalEventHandlers.onsubmit
- フォームが送信されたときに呼び出されます。
WindowEventHandlers.onunhandledrejection
- 処理されていない
Promise
の失敗イベントを扱うためのイベントハンドラープロパティです。 WindowEventHandlers.onunload
- ユーザーがページから去ったときに呼び出されます。
イベント
これらのイベントを待ち受けするには、 addEventListener()
を使用するか、イベントリスナーをこのインターフェイスの onイベント名
プロパティに代入するかしてください。
error
- リソースの読み込みに失敗したか、利用できないときに発生します。例えば、スクリプトに実行エラーがあった場合や、画像が見つからなかったり、向こうであったりした場合です。
onerror
プロパティからも利用できます。 languagechange
- ユーザーの推奨される言語が変更されたときに、グローバルスコープオブジェクトに発生します。
onlanguagechange
プロパティからも利用できます。 orientationchange
- 端末の向きが変化したときに発生します。
onorientationchange
プロパティからも利用できます。 devicemotion
- 定期的に発生し、利用できる場合は、端末にかかっている物理的な加速度の量と傾きを示します。
deviceorientation
- 現在の端末の向きを地球の座標軸と比較する時期包囲センサーから新しいデータが利用できるようになったときに発生します。
resize
- Fired when the window has been resized.
onresize
プロパティからも利用できます。 storage
- ストレージ領域 (
localStorage
またはsessionStorage
) が他の文書のコンテキストから変更されたときに発生します。
onstorage
プロパティからも利用できます。
アニメーションイベント
animationcancel
- アニメーションが予期せず中断されたときに発生します。
onanimationcancel
プロパティからも利用できます。 animationend
- アニメーションが正常に終了したときに発生します。
onanimationend
プロパティからも利用できます。 animationiteration
- アニメーションが一巡したときに発生します。
onanimationiteration
プロパティからも利用できます。 animationstart
- アニメーションが開始されたときに発生します。
onanimationstart
プロパティからも利用できます。
クリップボードイベント
接続イベント
フォーカスイベント
ゲームパッドイベント
gamepadconnected
- ゲームパッドが接続された、またはゲームパッドのボタンや軸が初めて使用されたことをブラウザーが検出したときに発生します。
ongamepadconnected
プロパティからも利用できます。 gamepaddisconnected
- ゲームパッドが切断されたことをブラウザーが検出したときに発生します。
ongamepaddisconnected
プロパティからも利用できます。/dd>
履歴イベント
hashchange
- URL のフラグメント識別子 (URL の中で
#
記号で始まり、それに続く部分) が変化したときに発生します。
onhashchange
プロパティからも利用できます。 pagehide
- ブラウザーが現在の文書を非表示にして、その場所にセッションの履歴とは異なる文書を表示するよう切り替えているときに送信されます。これはたとえば、ユーザーが「戻る」ボタンをクリックしたとき、または「進む」ボタンをクリックしてセッション履歴を先に進めたときに発生します。
onpagehide
イベントハンドラープロパティからも利用できます。 pageshow
- ページが最初に読み込まれたときだけでなく、ユーザーが同じタブ内で別のページに移動した後にページに戻ったときなど、ナビゲーションタスクのためにブラウザーが文書を表示するときに送信されます。
onpageshow
イベントハンドラープロパティからも利用できます。 popstate
- アクティブな履歴項目が変化したときに発生します。
onpopstate
イベントハンドラープロパティからも利用できます。
ロード・アンロードイベント
beforeunload
- ウィンドウ、文書、そのリソースがアンロードされるときに発生します。
onbeforeunload
プロパティからも利用できます。 DOMContentLoaded
- 文書が完全に読み込まれて解析されたときに、スタイルシート、画像、サブフレームの読み込みが完了するのを待たずに発生します。
load
- スタイルシートや画像などの依存するすべてのリソースを含め、ページ全体の読み込みが完了したときに発生します。
onload
プロパティからも利用できます。 unload
- 文書や子リソースがアンロードされるときに発生します。
onunload
プロパティからも利用できます。
マニフェストイベント
appinstalled
- ブラウザーがページをアプリケーションとしてインストールすることに成功したときに発生します。
onappinstalled
プロパティからも利用できます。 beforeinstallprompt
- ウェブアプリケーションをインストールすることをユーザーに問い合わせようとするときに発生します。
onbeforeinstallprompt
プロパティからも利用できます。
メッセージイベント
message
- ウィンドウがメッセージを受け取ったとき、例えば他のブラウザーのコンテキストから
Window.postMessage()
が呼び出された時に発生します。
onmessage
プロパティからも利用できます。 messageerror
Window
オブジェクトが復元できないメッセージを受信したときに発生します。
onmessageerror
プロパティからも利用できます。
印刷イベント
afterprint
- 関連づけられた文書の印刷が始まったか、印刷プレビューが閉じた後に発生します。
onafterprint
プロパティからも利用できます。 beforeprint
- 関連づけられた文書の印刷が始まるか、印刷プレビューが表示されるときに発生します。
onbeforeprint
プロパティからも利用できます。
Promise 拒否イベント
rejectionhandled
- 拒否を処理するハンドラーがあるかどうかにかかわらず、 JavaScript の
Promise
が拒否されるたびに送られます。
onrejectionhandled
イベントハンドラープロパティからも利用できます。 unhandledrejection
- JavaScript の
Promise
が拒否されたものの、拒否を処理するハンドラーがないときに送られます。
onunhandledrejection
イベントハンドラープロパティからも利用できます。
トランジションイベント
transitioncancel
- CSS トランジションが中止されたときに発生します。
ontransitioncancel
プロパティからも利用できます。 transitionend
- CSS トランジションが完了したときに発生します。
ontransitionend
プロパティからも利用できます。 transitionrun
- CSS トランジションが初めて作成されたときに発生します。
ontransitionrun
プロパティからも利用できます。 transitionstart
- CSS トランジションが実際に開始されたときに発生します。
ontransitionstart
プロパティからも利用できます。
WebVR イベント
vrdisplayactivate
- VR ディスプレイが表示する準備ができたとき、例えば HMD がスタンバイ状態に移行したり、装着して準備ができたときに発生します。
onvrdisplayactivate
プロパティからも利用できます。 vrdisplayblur
- ブラウザー、 OS、 VR ハードウェアの何れかが原因で、 VR ディスプレイの表示が停止したときに発生します。
onvrdisplayblur
プロパティからも利用できます。 vrdisplayconnect
- 互換性のある VR ディスプレイがコンピューターに接続されたときに発生します。
onvrdisplayconnect
プロパティからも利用できます。 vrdisplaydeactivate
- VR ディスプレイが表示をやめる可能性があるとき、例えば HMD が一定時間使用されなかったためにスタンバイまたはスリープモードに入ったときなどに発生します。
onvrdisplaydeactivate
プロパティからも利用できます。 vrdisplaydisconnect
- 互換性のある VR ディスプレイがコンピュータから切り離されたときに発生します。
onvrdisplaydisconnect
プロパティからも利用できます。 vrdisplayfocus
- VR ディスプレイへの表示を休んだ後で復帰したときに発生します。
onvrdisplayfocus
プロパティからも利用できます。 vrdisplaypresentchange
- VR ディスプレイの表示状態が変化したときに発生します。 — すなわち、表示を始めたり、表示を消したり、などです。
onvrdisplaypresentchange
プロパティからも利用できます。 vrdisplaypointerrestricted
- VR ディスプレイのポインター入力の消費が pointerlocked 要素によって抑止されたときに発生します。
onvrdisplaypointerrestricted
プロパティからも利用できます。 vrdisplaypointerunrestricted
- VR ディスプレイのポインター入力の消費が pointerlocked 要素によって抑止が解除されたときに発生します。
onvrdisplaypointerunrestricted
プロパティからも利用できます。
インターフェイス
DOM リファレンス をご覧ください。
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser