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Window: moveBy() メソッド

Baseline Widely available

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since ⁨2015年7月⁩.

moveBy()Window インターフェイスのメソッドで、現在のウィンドウを指定された量だけ移動します。

メモ: この関数はウィンドウを現在の位置からの相対位置で移動します。 それに対して、 window.moveTo() はウィンドウを絶対位置へ移動します。

構文

js
moveBy(deltaX, deltaY)

引数

deltaX

ピクセル数でウィンドウを水平方向に移動させる量を示します。正の値は右へ、負の値は左へ移動します。

deltaY

ピクセル数でウィンドウを垂直方向に移動させる量を示します。正の値は下方向、負の値は上方向です。

返値

なし (undefined)。

この例では、ウィンドウを右に 10 ピクセル、上に 10 ピクセル移動させています。

js
function budge() {
  moveBy(10, -10);
}

仕様書

Specification
CSSOM View Module
# dom-window-moveby

ブラウザーの互換性

Firefox 7 より、ウェブサイトは以下の場合にブラウザーウィンドウを移動できなくなりました。

  1. Window.open() で作成されたものではないウィンドウやタブを移動することはできません。
  2. ウィンドウに複数のタブがある場合は、ウィンドウやタブを移動することができません。

メモ: この関数はウィンドウを同期的に移動しない可能性があります。 一部の環境(Wayland やモバイルなど)では、ウィンドウが全く移動しない可能性があります。現在、移動イベントを監視する方法は存在しません。詳細は CSS ワーキンググループ課題 #7693 を参照してください。

関連情報