column-rule-inset-junction-end プロパティ
利用可能性は限定的
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Experimental: これは実験的な機能です。
本番で使用する前にブラウザー互換性一覧表をチェックしてください。
column-rule-inset-junction-end は CSS のプロパティで、接合端点にある列間罫の区間の末尾側の端点をずらせます。つまり、罫線区間が交差する隙間の接合部にある端点をずらせます。
試してみましょう
column-rule-inset-junction-end: 0;
column-rule-inset-junction-end: 0.5em;
column-rule-inset-junction-end: 10px;
column-rule-inset-junction-end: -100%;
column-rule-inset-junction-end: overlap-join;
<section id="default-example">
<div id="example-element">
<i>A</i>
<i>B</i>
<i>C</i>
<i>D</i>
<i>E</i>
<i>F</i>
<i>G</i>
<i>H</i>
<i>I</i>
<i>J</i>
<i>K</i>
<i>L</i>
</div>
</section>
#example-element {
display: grid;
grid-template-columns: repeat(5, 1fr);
rule: solid thick lightpink;
column-rule-color: magenta;
column-rule-break: intersection;
gap: 1.5em;
rule-overlap: column-over-row;
border: 1px solid rebeccapurple;
margin: auto;
rule-visibility-items: around;
}
#example-element i {
background-color: #efefef;
padding: 1em;
}
構文
/* キーワード */
column-rule-inset-junction-end: overlap-join;
/* <length-percentage> 値 */
column-rule-inset-junction-end: 0;
column-rule-inset-junction-end: 1em;
column-rule-inset-junction-end: -5px;
column-rule-inset-junction-end: -25%;
/* グローバル値 */
column-rule-inset-junction-end: inherit;
column-rule-inset-junction-end: initial;
column-rule-inset-junction-end: revert;
column-rule-inset-junction-end: revert-layer;
column-rule-inset-junction-end: unset;
値
このプロパティは、以下のリスト内の値を単一で指定します。
overlap-join-
接合区間が行間罫をまたぐように指定し、その長さは
row-gapの値の半分と、使用されているrow-rule-widthの値の半分を足した値となるようにします。 <length-percentage>-
インセットのサイズを指定します。パーセント値は、接合部にある端点での
row-gapの幅を基準とします。
解説
column-rule-inset-junction-end プロパティは、列間罫の区間の末尾側にある接合端点を内側または外側にずらせます。デフォルト値は 0 です。正の値は区間を短くし、負の値とoverlap-join キーワードは区間を長くします。
列間罫は列の隙間に 1 つ以上の区間として描画されます。区間が描画されるのは、次のような領域の間です。
- CSS グリッドレイアウトの隣接する列。
flex-directionに応じて、フレックスレイアウトの隣接するフレックスアイテムまたはフレックス行。- 段組みレイアウトの隣接する列。
列間罫が複数の行にまたがるか、複数の区間に分割されるかは column-rule-break プロパティで定義されます。列間罫の区間の間にある内部の区切りの大きさは row-gap の値になります。区間の末尾側の端点が隙間の接合部に達し、そこにほかの列間罫の区間または罫線区間がある場合、その端点が接合端点になります。
column-rule-inset-junction-end プロパティは、いくつかの一括指定プロパティを構成するプロパティです。
-
列間罫の区間の先頭側と末尾側にある接合端点を内側にずらすには、
column-rule-inset-junction-endプロパティとcolumn-rule-inset-junction-startプロパティをcolumn-rule-inset-junction一括指定で設定できます。 -
列間罫の区間の末尾側にあるすべての端点を内側にずらすには、
column-rule-inset-junction-endプロパティとcolumn-rule-inset-cap-endプロパティをcolumn-rule-inset-end一括指定で設定できます。 -
列間罫の区間の末尾側にある接合端点と、行間罫の区間の末尾側にある接合端点を内側にずらすには、
column-rule-inset-junction-endプロパティとrow-rule-inset-junction-endプロパティをrule-inset-junction-end一括指定で設定できます。
このプロパティの -start、-cap、row- に相当するプロパティも含め、すべての区間端点は rule-inset 一括指定で設定できます。
接合端点を理解する
_接合端点_とは、内部の隙間にある区間端点のうち、ほかの罫線区間や列間罫の区間が存在する隙間の交差部に達するものです。column-rule-inset-junction-end プロパティは、列間罫の接合端点の末尾側を内側にずらし、区間を短縮または延長できます。
column-rule-inset-junction-end に長さを指定すると、その値の分だけ区間が内側にずれます。負の長さの値を指定すると外側にずれ、接合区間の末尾側の端点が伸びます。パーセント値は row-gap の大きさを基準とします。-50% を設定すると、行の隙間の幅にかかわらず、接合区間の末尾側の端点がその下の行の隙間の中ほどまで伸びます。
次のデモでは、上 2 行の列間罫の区間が接合端点で終わっています。column-rule-inset-junction-end: 16px を設定すると、これらの区間の末尾側の端点が 16px 内側にずれます。インセットの <length> 値を変更すると、どの区間が接合端点で終わっているかを確認しやすくなります。
値に 0px を設定すると、列間罫の末尾が行の末尾に揃い、行の隙間に接します。これがデフォルトです。プロパティの値を変更すると、グリッド中央にある区間の末尾側の端点だけが変わることに注目してください。最終行の区間は変化しません。これらはキャップ端点であり、column-rule-inset-junction-end プロパティの影響を受けません。
rule-visibility-items の値として around を選択してみてください。この値では、隣接する 2 つの領域の少なくとも一方にアイテムがある場合、隙間の区間に罫線が描画されます。rule-visibility-items プロパティを around に設定すると現れる二重線スタイルの列間罫の区間は、1 つ以上の行間罫の区間がある内部交差部で終わります。これらの列間罫の区間は接合端点を持ちます。
rule-visibility-items の値として between を選択してみてください。この値では、隣接する両方の領域にアイテムがある場合にのみ、隙間の区間に罫線が描画されます。すると二重線スタイルの列間罫の区間は、ほかの罫線区間がない内部交差部で終わるようになります。これらの列間罫の区間は キャップ区間端点 で終わるため、column-rule-inset-junction-end プロパティの影響を受けません。
overlap-join 値
overlap-join 値は内部区間の末尾側の端点を外側にずらし、交差する行間罫の末尾に揃えます。この値は row-gap の半分(隙間の中央まで伸ばす長さ)と、行間罫の幅の半分を足した値として解決されます。
column-rule-inset-junction-end に overlap-join キーワード値を設定すると、接合端点を持つ区間の末尾側が行の隙間に伸び、その隙間に描画された行間罫の末尾に接続します。
次のライブサンプルでは、column-rule-inset-junction-end に overlap-join を設定しています。
row-rule-width と row-gap の大きさを変更してみてください。隙間や行間罫の大きさにかかわらず、列間罫の区間の末尾側が常に伸びて、隙間に描画された行間罫の末尾に揃うことを確認してください。
公式定義
DB に値が見つかりません!形式文法
column-rule-inset-junction-end =
<inset-value>
<inset-value> =
<length-percentage> |
overlap-join
<length-percentage> =
<length> |
<percentage>
例
>基本的な使い方
この例では、column-rule-inset-junction-end を設定して、フレックスコンテナー内の接合区間の末尾側の端点を内側にずらす方法を示します。
HTML
マークアップには、それぞれ 7 つの子要素を持つ 2 つの <div> 要素があります。2 つのコンテナーの違いは、2 つ目に column クラスが追加されていることだけです。
<h1>列間罫の接合端点を内側にずらす</h1>
<article>
<section>
<h2>flex-direction: row</h2>
<div class="flexbox">
<div></div>
<div></div>
<div></div>
<div></div>
<div></div>
<div></div>
<div></div>
</div>
</section>
<section>
<h2>flex-direction: column</h2>
<div class="flexbox column">
<div></div>
<div></div>
<div></div>
<div></div>
<div></div>
<div></div>
<div></div>
</div>
</section>
</article>
CSS
display プロパティを使用して、.flexbox の要素をフレックスコンテナーにします。flex-wrap と flex-line-count を使用して、アイテムを 3 つのフレックス行に均等に配置します。行の隙間と列の隙間の両方に罫線を描画するため、明るい青色の rule を定義し、さらに column-rule-color を上書きして、列間罫の色を濃い blue に設定します。また、区間が重なったときに列間罫の区間が行間罫の区間の上に描画されるよう、rule-overlap プロパティを column-over-row に設定します。最後に、column-rule-inset-junction-end を 16px に設定します。
.flexbox {
display: flex;
flex-wrap: balance;
flex-line-count: 3;
gap: 20px;
rule: 5px solid lightblue;
column-rule-color: blue;
rule-overlap: column-over-row;
column-rule-inset-junction-end: 16px;
}
.column コンテナーの flex-direction も column に設定します。これにより、フレックスコンテナーの主軸がページの上下方向になり、アイテムが行ではなく列に沿って配置されます。
.column {
flex-direction: column;
}
残りの CSS は簡潔にするため省略しています。
結果
インセットの大きさを変更してみてください。右側の例では、列間罫は上から下まで続く 1 つの区間であり、この区間には 2 つのキャップ端点があり、接合端点はありません。そのため、column-rule-inset-junction-end の値を変更しても、この例には影響しません。
仕様書
| 仕様書 |
|---|
| CSS Gaps Module Level 1> # propdef-column-rule-inset-junction-end> |
ブラウザーの互換性
関連情報
column-rule-inset-junction-startcolumn-rule-inset-junction一括指定rule-inset-junction-start一括指定column-rule-inset一括指定rule-inset一括指定column-rule-breakrule-break一括指定rule-overlaprule-visibility-itemsrule一括指定- CSS 隙間モジュール