Document.domain
Document
インターフェイスの domain
プロパティは、同一オリジンポリシーで使用される現在の文書のオリジンのうち、ドメインの部分を取得または設定します。
このプロパティが正常に設定されると、オリジンのポート番号の部分も null
に設定されます。
構文
const domainString = document.domain document.domain = domainString
値
現在の文書のオリジンのうち、ドメインの部分です。
例外
SecurityError
-
以下の状況のうちの一つで、
domain
を設定することが試みられた。- 文書がサンドボックス化された
<iframe>
の中にある場合 - 文書に閲覧コンテキストがない場合
- 文書の影響ドメインが
null
の場合 - 指定された値が文書の影響ドメインと一致しない (または登録可能なドメインの接頭辞ではない) 場合
Feature-Policy
のdocument-domain
が有効の場合
- 文書がサンドボックス化された
例
ドメイン名の取得
http://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web
の URI において、この例は currentDomain
に "developer.mozilla.org
" の文字列を設定します。
const currentDomain = document.domain;
ウィンドウを閉じる
文書が www.example.xxx/good.html
のような "www.example.xxx
" のドメインを持つ場合、この例はウィンドウを閉じようとします。
const badDomain = "www.example.xxx";
if (document.domain === badDomain) {
// 単なる例: window.close() は効果がないことがある
window.close();
}
仕様書
Specification |
---|
HTML Standard # relaxing-the-same-origin-restriction |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser