Document
インターフェイスの hasStorageAccess()
メソッドは、文書がファーストパーティのストレージへのアクセス権を持っているかどうかを真偽値で解決する Promise
を返します。
詳しくは Storage Access API を参照してください。
構文
Promise<boolean> hasStorageAccess()
引数
なし。
返値
文書がファーストパーティのストレージへのアクセス権を持っているかどうかを真偽値で解決する Promise
です。
ユーザーの操作イベントの処理中にこの関数が呼び出された場合、 Promise が解決されると、ユーザー操作が処理されたかのように解決ハンドラーが実行されるため、ユーザーによる有効化が必要な API を呼び出すことができます。
例
document.hasStorageAccess().then(hasAccess => { if (hasAccess) { // ストレージへのアクセスがすでに許可されている。 } else { // まだストレージへのアクセスは許可されていない。 // requestStorageAccess() を呼び出すと良いかもしれない。 } });
仕様書
この API はまだ提案段階にあります。 — 標準化プロセスはまだ始まっていません。現在のところ、この API の詳細の仕様書は、アップルのブログ投稿の Introducing Storage Access API、および WHATWG HTML issue 3338 — Proposal: Storage Access API で見ることができます。
ブラウザーの対応
このページの互換性一覧表は構造化データから生成されています。データに協力していただけるのであれば、 https://github.com/mdn/browser-compat-data をチェックアウトしてプルリクエストを送信してください。
Update compatibility data on GitHub
デスクトップ | モバイル | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
hasStorageAccess | Chrome 未対応 なし | Edge 未対応 なし | Firefox 完全対応 65 | IE 未対応 なし | Opera 未対応 なし | Safari 完全対応 11.1 | WebView Android 未対応 なし | Chrome Android 未対応 なし | Firefox Android
完全対応
65
| Opera Android 未対応 なし | Safari iOS 完全対応 11.3 | Samsung Internet Android ? |
凡例
- 完全対応
- 完全対応
- 未対応
- 未対応
- 実装状況不明
- 実装状況不明
- 実験的。動作が変更される可能性があります。
- 実験的。動作が変更される可能性があります。
- 非標準。ブラウザー間の互換性が低い可能性があります。
- 非標準。ブラウザー間の互換性が低い可能性があります。
- ユーザーが明示的にこの機能を有効にしなければなりません。
- ユーザーが明示的にこの機能を有効にしなければなりません。