Document.fullscreenEnabled
Document
インターフェイスの fullscreenEnabled
プロパティは読み取り専用で、全画面モードが使用できるかを示します。全画面モードは文書内にウィンドウ化されたプラグインを含まないページ、および文書内のすべての <iframe>
要素が allowfullscreen
属性を持つページに限り使用することができます。
このプロパティは読み取り専用ですが、変更されても (strict モードでも) 例外を投げません。セッターは何もしないので、無視されます。
構文
var isFullscreenAvailable = document.fullscreenEnabled;
値
Boolean
値であり、文書や要素が Element.requestFullscreen()
を呼び出すことで全画面モードに移行できるのであれば true
です。全画面モードが利用できないのであれば、値は false
になります。
例
この例では、 <video>
要素に全画面モードへの移行を試みる前に fullscreenEnabled
の値をチェックし、利用できない場合には移行を試みないようにします。
function requestFullScreen() {
if (document.fullscreenEnabled) {
videoElement.requestFullScreen();
} else {
console.log('現在ブラウザーは全画面モードを使用することができません');
}
}
仕様書
Specification |
---|
Fullscreen API Standard # ref-for-dom-document-fullscreenenabled① |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser