Math.min()
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Math.min()
は静的メソッドで、引数で渡されたもののうち最小の値を返します。引数がない場合は Infinity
を返します。
試してみましょう
構文
js
Math.min()
Math.min(value1)
Math.min(value1, value2)
Math.min(value1, value2, /* …, */ valueN)
引数
value1
, …,valueN
-
最小値が選択して返される 0 個以上の数値です。
返値
解説
min()
は Math
の静的メソッドなので、常に Math.min()
として使用し、自分で Math
オブジェクトを生成してそのメソッドとして使用しないでください。 (Math
にはコンストラクターがありません)。
Math.min.length
は 2 であり、少なくとも 2 つの引数を処理するように設計されていることを弱く示唆しています。
例
Math.min() の使用
変数 x
と y
の小さい方を z
に代入します。
js
const x = 10;
const y = -20;
const z = Math.min(x, y); // -20
Math.min() で値をクリップする
Math.min()
は、次のようにしきい値以下に値をクリップするために用いられることがあります。
js
let x = f(foo);
if (x > boundary) {
x = boundary;
}
これは次のように書くことができます。
js
const x = Math.min(f(foo), boundary);
Math.max()
を用いれば、反対に、しきい値以上に値をクリップすることができます。
仕様書
Specification |
---|
ECMAScript Language Specification # sec-math.min |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser