Math.asin()
Math.asin()
関数は、引数として与えた数値の逆正弦 (アークサイン) をラジアン単位で返します。
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構文
Math.asin(x)
引数
x
-
数値です。
返値
与えられた数値が -1 から 1 までの場合、その逆正弦 (アークサイン) をラジアン単位で返します。さもなければ、 NaN
を返します。
解説
Math.asin()
メソッドは、 -1
から 1
までの x に対して、
から
までのラジアンの数値を返します。 x の値がこの範囲を越えている場合、このメソッドは NaN
を返します。
asin()
は Math
の静的メソッドであるため、生成した Math
オブジェクトのメソッドとしてではなく、常に Math.asin()
として使用するようにしてください (Math
はコンストラクターではありません)。
例
Math.asin() の使用
Math.asin(-2); // NaN
Math.asin(-1); // -1.5707963267948966 (-pi/2)
Math.asin(0); // 0
Math.asin(0.5); // 0.5235987755982989
Math.asin(1); // 1.5707963267948966 (pi/2)
Math.asin(2); // NaN
値が -1 未満か 1 より大きい数値の場合、Math.asin()
は NaN
を返します。
仕様書
Specification |
---|
ECMAScript Language Specification # sec-math.asin |
ブラウザーの互換性
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