Math.acos()
Math.acos()
関数は、引数として与えた数値の逆余弦 (アークコサイン) をラジアン単位で返します。
試してみましょう
構文
Math.acos(x)
引数
x
-
コサインを表す数値で、
x
は-1
と1
の間です。
返値
与えられた数値が -1
から 1
までの場合、その逆余弦 (アークコサイン) をラジアン単位で返します。それ以外の場合は NaN
を返します。
解説
Math.acos()
メソッドは、-1 から 1 までの x
に対して、0 から π までのラジアンの数値を返します。x
の値がこの範囲を越えている場合、このメソッドは NaN
を返します。
acos()
は Math
の静的メソッドであるため、生成した Math
オブジェクトのメソッドとしてではなく、常に Math.acos()
として使用するようにしてください (Math
はコンストラクターではありません)。
例
Math.acos() の使用
Math.acos(-2); // NaN
Math.acos(-1); // 3.141592653589793
Math.acos(0); // 1.5707963267948966
Math.acos(0.5); // 1.0471975511965979
Math.acos(1); // 0
Math.acos(2); // NaN
値が -1 未満か 1 より大きい数値の場合、Math.acos()
は NaN
を返します。
仕様書
Specification |
---|
ECMAScript Language Specification # sec-math.acos |
ブラウザーの互換性
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