HTMLMediaElement: seekToNextFrame() メソッド
非推奨: この機能は非推奨になりました。まだ対応しているブラウザーがあるかもしれませんが、すでに関連するウェブ標準から削除されているか、削除の手続き中であるか、互換性のためだけに残されている可能性があります。使用を避け、できれば既存のコードは更新してください。このページの下部にある互換性一覧表を見て判断してください。この機能は突然動作しなくなる可能性があることに注意してください。
非標準: この機能は標準ではなく、標準化の予定もありません。公開されているウェブサイトには使用しないでください。ユーザーによっては使用できないことがあります。実装ごとに大きな差があることもあり、将来は振る舞いが変わるかもしれません。
HTMLMediaElement.seekToNextFrame()
メソッドは、非同期に現在の再生位置をメディアの次のフレームに進めます。
警告: この標準外のメソッドは、フィルタリングや編集などのタスクのためのメディアへの非リアルタイムアクセスに対応している実験プロセスの一部です。 このメソッドは、予告なしに実装が変更されたり、削除されたりする可能性があるため、実運用コードでは使用しない方がよいでしょう。しかし、このメソッドを使って実験することは可能です。
このメソッドを使用すると、メディアをリアルタイムで実行せずに、動画メディアのフレームにアクセスすることができます。また、タイムコードではなくフレームをシーク単位として使用してメディアにアクセスすることもできます(ただし、目的のフレームに到達するまで一度に 1 フレームずつシークするだけですが)。このメソッドの有益な使用法としては、動画コンテンツのフィルタリングや編集が挙げられます。
このメソッドは、シーク処理が完了したときに 履行ハンドラーが呼び出される Promise
を即座に返します。さらに、シークが配置されたことを関係者に知らせるために seeked
イベントが送信されます。メディアが既に最後のフレームにあるためにシークに失敗した場合、seeked
イベントが発生し、それ以降に ended
イベントが続いて発生します。
メディア要素に動画がない場合、またはメディアがシーク可能でない場合は、何も起こりません。
構文
seekToNextFrame()
引数
なし。
返値
シーク操作が完了したら履行される Promise
です。
仕様書
どの仕様にも属していません。
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser