String.prototype.trimEnd()

Baseline Widely available

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since January 2020.

trimEnd() メソッドは、元の文字列を変更せずに、文字列の末尾のホワイトスペースを削除した新しい文字列を返します。trimRight() はこのメソッドの別名です。

試してみましょう

構文

js
trimEnd()

trimRight()

返値

str の末尾のホワイトスペースを取り除いた新しい文字列です。ホワイトスペースはホワイトスペース文字と改行文字で定義します。

str の末尾にホワイトスペースがなかった場合でも、新しい文字列が返されます(基本的には str のコピー)。

別名

trim() が標準化された後、エンジンは標準外の trimRight メソッドも実装しました。しかし padEnd() との整合を取るため、このメソッドが標準化された際、trimEnd という名前が選択されました。ウェブの互換性の理由から、trimRighttrimEnd の別名として残っており、全く同じ関数オブジェクトを示します。エンジンによっては次のような意味になります。

js
String.prototype.trimRight.name === "trimEnd";

trimEnd() の使用

次の例は str の末尾から空白を取り除きますが、先頭からは取り除きません。

js
let str = "   foo  ";

console.log(str.length); // 8

str = str.trimEnd();
console.log(str.length); // 6
console.log(str); // '   foo'

仕様書

Specification
ECMAScript Language Specification
# sec-string.prototype.trimend

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報