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TypedArray.prototype.reduceRight()

Baseline Widely available

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since ⁨2016年9月⁩.

reduceRight()TypedArray インスタンスのメソッドで、アキュームレーターと型付き配列のそれぞれの値に対して(右から左へ)関数を適用していき、単一の値にまとめます。このメソッドは、Array.prototype.reduceRight()と同じアルゴリズムです。

試してみましょう

const uint8 = new Uint8Array([10, 20, 30]);

const result = uint8.reduceRight(
  (accumulator, currentValue) => `${accumulator}, ${currentValue}`,
);

console.log(result);
// Expected output: "30, 20, 10"

構文

js
reduceRight(callbackFn)
reduceRight(callbackFn, initialValue)

引数

callbackFn

型付き配列の各要素に対して実行される関数です。その返値は、次に callbackFn を呼び出す際の accumulator 引数の値になります。最後の呼び出しでは、返値は reduce() の返値となります。この関数は以下の引数で呼び出されます。

accumulator

前回 callbackFn を呼び出した結果の値。最初の呼び出しでは、後で initialValue を指定した場合はその値になり、指定されなかった場合は型付き配列の最後の要素になります。

currentValue

現在の要素の値。最初の呼び出しでは、 initialValue を指定した場合は最後の要素となり、指定しなかった場合は最後から 2 番目の要素となります。

currentIndex

型付き配列の currentValue を入力するインデックスの位置。最初の呼び出しで initialValue を指定した場合は array.length - 1、そうでない場合は array.length - 2 となります。

array

reduceRight() が呼び出された型付き配列。

initialValue 省略可

callbackFn を最初に呼び出す際の accumulator として使用される値。初期値が与えられなかった場合は、型付き配列の最後の要素が使用され、その値はスキップされます。初期値のない空の型付き配列に対して reduceRight() を呼び出すと TypeError が発生します。

返値

畳み込みによって得られた 1 つの値です。

解説

詳細については、 Array.prototype.reduceRight() をご覧ください。このメソッドは汎用的ではなく、型付き配列インスタンスに対してのみ呼び出すことができます。

配列内のすべての値を合計する

js
const total = new Uint8Array([0, 1, 2, 3]).reduceRight((a, b) => a + b);
// total === 6

仕様書

Specification
ECMAScript® 2026 Language Specification
# sec-%typedarray%.prototype.reduceright

ブラウザーの互換性

関連情報