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TypedArray.prototype.filter()

Baseline Widely available

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since ⁨2016年9月⁩.

filter()TypedArray インスタンスのメソッドで、指定された関数で実装されているテストに合格した要素だけにフィルタリングされた、指定された型付き配列の一部のコピーを作成します。このメソッドのアルゴリズムは Array.prototype.filter() と同じです。

試してみましょう

function isNegative(element, index, array) {
  return element < 0;
}

const int8 = new Int8Array([-10, 20, -30, 40, -50]);
const negInt8 = int8.filter(isNegative);

console.log(negInt8);
// Expected output: Int8Array [-10, -30, -50]

構文

js
filter(callbackFn)
filter(callbackFn, thisArg)

引数

callbackFn

配列のそれぞれの要素に対して実行する関数です。要素がテストに合格した場合は真値を返し、そうでなければ偽値を返す必要があります。この関数は以下の引数で呼び出されます。

element

現在処理されている型付き配列の要素です。

index

現在処理されている型付き配列の要素のインデックスです。

array

filter() が実行されている型付き配列です。

thisArg 省略可

callbackFn を実行する際に this として使用する値。反復処理メソッドを参照してください。

返値

テストに合格した要素だけを格納した、指定された型付き配列のコピー。テストに合格する要素がない場合は、空の型付き配列を返します。

解説

詳細については、 Array.prototype.filter() をご覧ください。このメソッドは汎用的ではなく、型付き配列インスタンスに対してのみ呼び出すことができます。

小さな値をすべて取り除く

次の例では、filter() を使って 10 未満の値を持つ要素をすべて取り除いた型付き配列を生成します。

js
function isBigEnough(element, index, array) {
  return element >= 10;
}
new Uint8Array([12, 5, 8, 130, 44]).filter(isBigEnough);
// Uint8Array [ 12, 130, 44 ]

仕様書

Specification
ECMAScript® 2026 Language Specification
# sec-%typedarray%.prototype.filter

ブラウザーの互換性

関連情報