unshift()
メソッドは、配列の最初に 1 つ以上の要素を追加し、新しい配列の長さを返します。
構文
arr.unshift(element1[, ...[, elementN]])
引数
elementN
arr
の先頭に追加する要素。
返値
メソッドを呼び出した後のオブジェクトの新しい length
プロパティの値です。
解説
unshift
メソッドは、与えられた要素を配列のようなオブジェクトの一番最初に挿入します。
unshift
は意図して汎用的です。このメソッドは,配列に類似したオブジェクトに対して呼び出したり,適用したりすることができます。 length
プロパティ、すなわち連続の最後を示すゼロベースの数値プロパティ、を反映しているため、意味のある振る舞いができない可能性があります。
複数の要素が引数として渡された場合、引数として渡されたものと全く同じ順番で、オブジェクトの最初のチャンクに挿入されることに注意してください。したがって、 unshift
を n
個の引数で1回呼び出すのと、1個の引数で n
回 (例えばループを使って) 呼び出すのとでは同じ結果にはなりません。
例をご覧ください。
let arr = [4, 5, 6] arr.unshift(1, 2, 3) console.log(arr); // [1, 2, 3, 4, 5, 6] arr = [4, 5, 6] // 配列をリセット arr.unshift(1) arr.unshift(2) arr.unshift(3) console.log(arr) // [3, 2, 1, 4, 5, 6]
例
unshift の使用
let arr = [1, 2]
arr.unshift(0) // 呼び出しの返値は 3、新しい配列の長さ
// arr is [0, 1, 2]
arr.unshift(-2, -1) // 新しい配列の長さは 5
// arr is [-2, -1, 0, 1, 2]
arr.unshift([-4, -3]) // 新しい配列の長さは 6
// arr is [[-4, -3], -2, -1, 0, 1, 2]
arr.unshift([-7, -6], [-5]) // 新しい配列の長さは 8
// arr is [ [-7, -6], [-5], [-4, -3], -2, -1, 0, 1, 2 ]
仕様書
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser
このページの互換性一覧表は構造化データから生成されています。データに協力していただけるのであれば、 https://github.com/mdn/browser-compat-data をチェックアウトしてプルリクエストを送信してください。