Navigator.getBattery()
非推奨
この機能は非推奨になりました。まだ対応しているブラウザーがあるかもしれませんが、すでに関連するウェブ標準から削除されているか、削除の手続き中であるか、互換性のためだけに残されている可能性があります。使用を避け、できれば既存のコードは更新してください。このページの下部にある互換性一覧表を見て判断してください。この機能は突然動作しなくなる可能性があることに注意してください。
getBattery()
メソッドは、システムのバッテリーに関する情報を提供します。これは BatteryManager
オブジェクトで解決されるバッテリーの promise を返し、バッテリーの状態を監視するために処理できるいくつかの新しいイベントを提供します。これは Battery Status API を実装しています。詳細、API の使用ガイド、サンプルコードについては、そのドキュメントを参照してください。
メモ: ブラウザーによっては、この機能へのアクセスは Feature-Policy
の battery
ディレクティブで制御されます。
構文
var batteryPromise = navigator.getBattery();
Return value
解決されると、バッテリーの状態に関する情報を取得するために使用できる BatteryManager
オブジェクトを単一の引数として持つフルフィルメントハンドラーを呼び出す Promise
です。
例外
このメソッドは真の例外を発生させません。代わりに、返された promise を拒絶し、 DOMException
の中に name
を次のうちの一つに設定します。
SecurityError
- ユーザーエージェントは安全でないコンテキストではバッテリー情報を公開しませんが、このメソッドが安全でないコンテキストから呼び出されました。
メモ: 一部のユーザーエージェントの古いバージョンでは、安全でないコンテキストでこの機能の利用を許可していることがあります。 NotAllowedError
- メモ: 現在この例外を発生させるユーザーエージェントはありませんが、仕様書では以下のような動作が記述されています。
この文書ではこの機能の使用が許可されていません。例えば、Feature-Policy
battery
機能を介して明示的に許可されてなかったり、制限されていたりした場合です。
例
この例では、バッテリーの現在の充電状態を取得し、充電状態が変化するたびに充電状態が記録されるように、 chargingchange
イベントのハンドラーを確立します。
let batteryIsCharging = false;
navigator.getBattery().then(function(battery) {
batteryIsCharging = battery.charging;
battery.addEventListener('chargingchange', function() {
batteryIsCharging = battery.charging;
});
});
Battery Status API をご覧ください。
仕様書
仕様書 | 状態 | 備考 |
---|---|---|
Battery Status API Navigator.getBattery() の定義 |
勧告候補 | 初回定義 |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser
関連情報
- Battery Status API
Feature-Policy
のbattery
機能