DOMTokenList
インターフェイスの remove()
メソッドは、リストから指定されたトークンを削除します。
構文
tokenList.remove(token1[, token2[, ...]]);
引数
- tokenN...
- リストから削除したいトークンを表す
DOMString
です。リストに文字列がない場合、エラーはスローされず、何も起こりません。
返値
なし。
例
以下の例では、 <span>
要素に設定されたクラスのリストを、 Element.classList
を使って DOMTokenList
として受け取ります。それからリストからトークンを削除し、 <span>
の Node.textContent
の中にリストを書き込みます。
最初に HTML です。
<span class="a b c"></span>
そして JavaScript です。
var span = document.querySelector("span"); var classes = span.classList; classes.remove("c"); span.textContent = classes;
出力結果は以下のようになります。
複数のクラスを一度に削除するには、複数のトークンを提供するだけです。提供する順序は、リスト中に出現する順序と一致している必要はありません。
let span = document.getElementsByTagName("span")[0], classes = span.classList; classes.remove("c", "b"); span.textContent = classes;
仕様策定状況
仕様書 | 策定状況 | コメント |
---|---|---|
DOM remove() の定義 |
現行の標準 | 初回定義 |
ブラウザーの対応
このページの互換性一覧表は構造化データから生成されています。データに協力したいのであれば、 https://github.com/mdn/browser-compat-data をチェックアウトしてプルリクエストを送信してください。