Canvas 2D API の CanvasRenderingContext2D.textAlign
プロパティは、テキストを描画するときに用いられる現在のテキスト配置を指定します。CanvasRenderingContext2D.fillText メソッドの x の値に基づいて配置されることに注意してください。従って textAlign="center" は、テキストを x-50%*width の位置から描画します。
構文
ctx.textAlign = "left" || "right" || "center" || "start" || "end";
オプション
指定可能な値:
- left
- テキストを左揃えにします。
- right
- テキストを右揃えにします。
- center
- テキストを中央揃えにします。
- start
- テキストを行の標準な開始位置から配置します (左から右へのロケールは左揃え、右から左へのロケールは右揃え)。
- end
- テキストを行の標準な最終位置から配置します(左から右へのロケールは右揃え、右から左へのロケールは左揃え)。
デフォルト値は start
です。
例
textAlign
プロパティの使用例
さまざまなテキスト配置を設定するために textAlign
プロパティを使用する、シンプルなコードスニペットです。
HTML
<canvas id="canvas"></canvas>
JavaScript
var canvas = document.getElementById("canvas");
var ctx = canvas.getContext("2d");
ctx.font = "48px serif";
ctx.textAlign = "left";
ctx.strokeText("Hello world", 0, 100);
以下のコードを編集すると、canvas の変更個所をその場で確認できます:
仕様
仕様書 | 策定状況 | コメント |
---|---|---|
HTML Living Standard CanvasRenderingContext2D.textAlign の定義 |
現行の標準 |
ブラウザ実装状況
現在、互換性データを可読形式の JSON フォーマットに置き換えているところです。
この互換性一覧は古い形式を使っており、これに含まれるデータの置き換えが済んでいません。
手助けしていただける場合は、こちらから!
機能 | Chrome | Firefox (Gecko) | Internet Explorer | Opera | Safari |
---|---|---|---|---|---|
基本サポート | (有) | 3.5 (1.9.1) | 9 | (有) | (有) |
機能 | Android | Chrome for Android | Firefox Mobile (Gecko) | IE Mobile | Opera Mobile | Safari Mobile |
---|---|---|---|---|---|---|
基本サポート | (有) | (有) | 1.0 (1.9.1) | (有) | (有) | (有) |
関連情報
- このメソッドを定義するインターフェイスである
CanvasRenderingContext2D