Intl.ListFormat.supportedLocalesOf()
Intl.ListFormat.supportedLocalesOf()
メソッドは、指定したロケールのうち、ランタイムの既定のロケールに代替する必要なくリストの書式化に対応しているロケールを含む配列を返します。
構文
js
Intl.ListFormat.supportedLocalesOf(locales);
Intl.ListFormat.supportedLocalesOf(locales, options);
引数
返値
指定したロケールタグのサブセットを表す文字列の配列で、ランタイムの既定のロケールで代替する必要なくリストの書式化に対応されているものを含みます。
解説
locales
で提供されている言語タグのサブセットを含む配列を返します。返される言語タグは、ランタイムがリストの書式化に対応しているロケールで、使用しているロケール照合アルゴリズムで一致しているとみなされているものです。
例
supportedLocalesOf() の使用
リストの書式化でインドネシア語とドイツ語に対応しており、バリ語に対応していないランタイムを想定すると、 supportedLocalesOf
はインドネシア語とドイツ語の言語タグを変更せずに返しますが、 pinyin
の照合はリストの書式化には関係なく、インドネシア語でも使用されません。ここでの lookup
アルゴリズムの仕様に注意してください — バリ語話者のほとんどはインドネシア語も理解しているので、 best fit
のマッチャーはインドネシア語がバリ語に適切に一致すると判断し、バリ語の言語タグも返すかもしれません。
js
const locales = ["ban", "id-u-co-pinyin", "de-ID"];
const options = { localeMatcher: "lookup" };
console.log(Intl.ListFormat.supportedLocalesOf(locales, options).join(", "));
// → "id-u-co-pinyin, de-ID"
仕様書
Specification |
---|
ECMAScript Internationalization API Specification # sec-Intl.ListFormat.supportedLocalesOf |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser