フロントマターの page-type キー

訳注: 翻訳記事には page-type キーを設定しないでください。英語版記事に設定されたキーが使用されます。以下の記事は、MDN Web Docs の構造を理解しやすくするために翻訳しておきます。

フロントマターの page-type キーは MDN ページ型を記述します。 これにより、 MDN コンテンツツールはコンテンツチェックやサイドバーの整理を自動化することができます。

他のフロントマターキーと同様に、 page-type キーは "index.md" の始めにある YAML で指定します。

md
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title: Geolocation.getCurrentPosition()
slug: Web/API/Geolocation/getCurrentPosition
page-type: web-api-instance-method
browser-compat: api.Geolocation.getCurrentPosition
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JavaScript や CSS など、サイトの主要な領域にはそれぞれドメイン固有の page-type の値が設定されています。

汎用ページ型

以下のページ型は MDN の特定の技術分野に依存するものではありません。

  • guide: 特有の構造を持たない一般的なガイドページです。
  • landing-page: 他のページへのリンクが掲載されている、主にナビゲーションの補助として機能するページ。
  • how-to: 主に目的志向の手引き記事として機能するページ。
  • tutorial: 学習指向の記事の概要ページです。
  • tutorial-chapter: 複数部構成のチュートリアルの一部であるページ。

ドメイン固有のページ型

この節では MDN 内の単一の領域に固有のページ型を掲載しています。

学習領域のページ型

この節では Learn の下にあるページの page-type の値を掲載しています。ツリーのその部分にあるすべてのページは page-type がなければならず、その値は下記の一覧のいずれか、または一般的なページ型の値のいずれかでなければなりません。

  • learn-topic: トピックの概要、つまり CSS のようなモジュールの集合です。
  • learn-module HTML 入門のように、モジュールの概要、つまり、順番に並んだガイドの集合です。
  • learn-module-chapter モバイルアクセシビリティのように、モジュールの一部であるガイド。
  • learn-module-assessment スキルテスト: 基本的なコントロールのように、モジュールまたはその一部の理解度を評価するためのアクティビティを含む特別なガイドです。
  • learn-faq: ドメイン名とは何ですか?のように、ウェブ開発に関する固有の質問に対する答えです。

アクセシビリティのページ型

この節では、Web/Accessibility の下にあるページの page-type の値を掲載しています。ツリーのその部分にあるすべてのページには page-type がなければならず、その値は下記の一覧か汎用ページ型の値のいずれかでなければなりません。

CSS のページ型

この節では、Web/CSSの下にあるページの page-type の値を掲載しています。ツリーのその部分にあるすべてのページは page-type がなければならず、その値は下記の一覧か汎用ページ型の値のいずれかでなければなりません。

用語集のページ型

この節では用語集の下にあるページの page-type の値を掲載しています。ツリーのその部分にあるすべてのページは page-type がなければならず、その値は下記に掲載されている値のいずれかでなければなりません。

  • glossary-definition: 用語を定義するページ。例えばベジェ曲線など。
  • glossary-disambiguation: 曖昧な用語の 2 つ以上の定義ページへのリンクを提供したページ。例えばノードなど。

HTML のページ型

この節では、Web/HTMLの下にあるページの page-type の値を掲載しています。ツリーのその部分にあるすべてのページは page-type がなければならず、その値は下記の一覧か汎用ページ型の値のいずれかでなければなりません。

  • html-attribute: HTML 属性。例えば autocomplete など。
  • html-attribute-value: HTML 属性の単一の値。例えば dns-prefetch など。
  • html-element: HTML 要素。例えば <button> など。

HTTP のページ型

この節では、Web/HTTPの下にあるページの page-type の値を掲載しています。ツリーのその部分にあるすべてのページは page-type がなければならず、その値は下記の一覧か汎用ページ型の値のいずれかでなければなりません。

JavaScript のページ型

この節では、Web/JavaScriptの下にあるページの page-type の値を掲載しています。ツリーのその部分にあるすべてのページは page-type がなければならず、その値は下記の一覧か汎用ページ型の値のいずれかでなければなりません。

  • javascript-class: 組み込みオブジェクトの定義。例えば Array など。
  • javascript-constructor: オブジェクトのコンストラクター。例えば Array() など。
  • javascript-error: エラー。例えば RangeError: invalid array length など。
  • javascript-function: オブジェクトメソッドではない組み込み関数。例えば encodeURI() など。
  • javascript-global-property: グローバルプロパティ。例えば NaN など。
  • javascript-instance-accessor-property: オブジェクトインスタンスのアクセサープロパティ。例えば Map.prototype.size など。
  • javascript-instance-data-property: オブジェクトインスタンスのデータプロパティ。例えば length プロパティ(Array)など。
  • javascript-instance-method: オブジェクトインスタンスのメソッド。例えば Array.prototype.at() など。
  • javascript-language-feature: 他のカテゴリーに合わない JavaScript 構文。例えば残余引数 など。
  • javascript-namespace: オブジェクトのうち、インスタンス化できず性的メンバーのみがあるもの。例えば Math など。
  • javascript-operator: 演算子。例えば Addition (+) など。
  • javascript-statement: 文。例えば switch など。
  • javascript-static-accessor-property: 静的アクセサープロパティ。例えば RegExp.lastMatch など。
  • javascript-static-data-property: 静的データプロパティ。例えば Math.E など。
  • javascript-static-method: 静的メソッド。例えば Array.from() など。

MathML のページ型

この節では、Web/MathMLの下にあるページの page-type の値を掲載しています。ツリーのその部分にあるすべてのページは page-type がなければならず、その値は下記の一覧か汎用ページ型の値のいずれかでなければなりません。

  • mathml-attribute: MathML 属性。例えば mathcolor など。
  • mathml-element: HTML 要素。例えば <msqrt> など。

SVG のページ型

この節では、Web/SVGの下にあるページの page-type の値を掲載しています。ツリーのその部分にあるすべてのページは page-type がなければならず、その値は下記の一覧か汎用ページ型の値のいずれかでなければなりません。

  • svg-attribute: SVG 属性。例えば crossorigin など。
  • svg-element: SVG 要素。例えば <circle> など。

Web API のページ型

この節では、Web/APIの下にあるページの page-type の値を掲載しています。ツリーのその部分にあるすべてのページは page-type がなければならず、その値は下記の一覧か汎用ページ型の値のいずれかでなければなりません。

  • web-api-overview: ある Web API の概要。例えばフェッチ API など。
  • web-api-global-function: グローバル関数。例えば fetch() など。
  • web-api-global-property: グローバルプロパティ。
  • web-api-interface: Web API インターフェイス。例えば Request など。
  • web-api-constructor: コンストラクター。例えば Request() など。
  • web-api-instance-method: インスタンスメソッド。例えば cache.add() など。
  • web-api-instance-property: インスタンスプロパティ。例えば request.headers など。
  • web-api-static-method: 静的メソッド。例えば Response.error() など。
  • web-api-static-property: 静的プロパティ。例えば Notification.permission など。
  • web-api-event: イベント。例えば Notification.click など。
  • webgl-extension: WebGL 拡張機能。例えば WEBGL_draw_buffers など。
  • webgl-extension-method: WebGL 拡張機能メソッド。例えば OES_vertex_array_object.bindVertexArrayOES() など。

WebAssembly のページ型

この節では WebAssembly/ の下にあるページの page-type の値を掲載しています。ツリーのその部分にあるすべてのページは page-type がなければならず、その値は下記に掲載されている値のいずれかでなければなりません。

  • webassembly-function: グローバル関数のうち、 WebAssembly オブジェクト直下のメソッドで、名前空間として動作するもの。例えば WebAssembly.instantiate() など。
  • webassembly-constructor: コンストラクター。例えば WebAssembly.Exception() など。
  • webassembly-interface: WebAssembly インターフェイス。例えば WebAssembly.LinkError など。
  • webassembly-instance-property: インスタンスプロパティ。例えば WebAssembly.Instance.exports など。
  • webassembly-instance-method: インスタンスメソッド。例えば WebAssembly.Exception.getArg() など。
  • webassembly-static-method: 静的メソッド。例えば WebAssembly.Module.exports() など。
  • webassembly-instruction: 命令または命令の集合。例えば Wrap など。

WebDriver のページ型

この節では、Web/WebDriverの下にあるページの page-type の値を掲載しています。ツリーのその部分にあるすべてのページは page-type がなければならず、その値は下記の一覧か汎用ページ型の値のいずれかでなければなりません。

  • webdriver-command: ウェブドライバーのコマンド。例えば CloseWindow など。
  • webdriver-capability: ウェブドライバーの能力。例えば acceptInsecureCerts など。
  • webdriver-error: ウェブドライバーのエラー。例えば安全でない資格情報など。

WebExtensions のページ型

この節では、Mozilla/Add-ons/WebExtensionsの下にあるページの page-type の値を掲載しています。ツリーのその部分にあるすべてのページは page-type がなければならず、その値は下記の一覧か汎用ページ型の値のいずれかでなければなりません。

ウェブマニフェストのページ型

この節では、Web/Manifestの下にあるページの page-type の値を掲載しています。ツリーのその部分にあるすべてのページは page-type がなければならず、その値は下記の一覧か汎用ページ型の値のいずれかでなければなりません。

  • web-manifest-member: マニフェストのメンバー。例えば description など。

XPath のページ型

この節では、Web/XPathの下にあるページの page-type の値を掲載しています。ツリーのその部分にあるすべてのページは page-type がなければならず、その値は下記の一覧か汎用ページ型の値のいずれかでなければなりません。

  • xpath-function: 関数。例えば ceiling() など。

XSLT のページ型

この節では、Web/XSLTの下にあるページの page-type の値を掲載しています。ツリーのその部分にあるすべてのページは page-type がなければならず、その値は下記の一覧か汎用ページ型の値のいずれかでなければなりません。

  • xslt-element: XSLT の要素。例えば <xsl:message> など。
  • xslt-axis: XSLT の軸。例えば ancestor など。

EXSLT のページ型

この節では、Web/EXSLTの下にあるページの page-type の値を掲載しています。ツリーのその部分にあるすべてのページは page-type がなければならず、その値は下記の一覧か汎用ページ型の値のいずれかでなければなりません。

Firefox のページ型

この節では、Mozilla/Firefoxの下にあるページの page-type の値を掲載しています。ツリーのその部分にあるすべてのページは page-type がなければならず、その値は下記の一覧か汎用ページ型の値のいずれかでなければなりません。

  • firefox-release-notes: 特定バージョンの Firefox のリリースノート。例えば Firefox 115 for developers など。