FileReader: error イベント

Baseline Widely available

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since January 2020.

error イベントは、エラーによって読み取りが失敗したとき (例えば、ファイルが見つからなかった場合や読み取り可能ではなかった場合) に発生します。

このイベントはキャンセル不可で、バブリングしません。

構文

このイベント名を addEventListener() などのメソッドで使用するか、イベントハンドラープロパティを設定するかしてください。

js
addEventListener("error", (event) => {});

onerror = (event) => {};

イベント型

ProgressEvent です。 Event から継承しています。

Event ProgressEvent

イベントプロパティ

親である Event からプロパティを継承しています。

ProgressEvent.lengthComputable 読取専用

論理値で、このプロセスで行われる作業の合計と、すでに行われた作業の量が計算可能かどうかを示す。言い換えれば、進捗が計測可能かどうかを示します。

ProgressEvent.loaded 読取専用

64 ビット符号なし整数値で、このプロセスで既に作業を行った量を示します。作業した比率は、total をこのプロパティの値で割ることで算出できます。 HTTP を使用してリソースをダウンロードする場合、これは HTTP メッセージの本文のみをカウントし、ヘッダーやその他のオーバーヘッドは含まれません。

ProgressEvent.total 読取専用

64 ビット符号なし整数で、基礎となるプロセスが実行中の作業の総量を表します。 HTTP を使用してリソースをダウンロードする場合、これは Content-Length (メッセージの本文のサイズ)であり、ヘッダーやその他のオーバーヘッドは含まれません。

js
const fileInput = document.querySelector('input[type="file"]');
const reader = new FileReader();

function handleSelected(e) {
  const selectedFile = fileInput.files[0];
  if (selectedFile) {
    reader.addEventListener("error", () => {
      console.error(`Error occurred reading file: ${selectedFile.name}`);
    });

    reader.addEventListener("load", () => {
      console.error(`File: ${selectedFile.name} read successfully`);
    });

    reader.readAsDataURL(selectedFile);
  }
}

fileInput.addEventListener("change", handleSelected);

仕様書

Specification
File API
# dfn-error-event
File API
# dfn-onerror

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報