AudioBuffer()

AudioBufferウェブオーディオ API のコンストラクターで、新しい AudioBuffer オブジェクトを生成します。

構文

js
new AudioBuffer(options);

引数

options

オプションは次の通りです。

  • length: オーディオバッファーのサイズ(サンプルフレーム単位)。特定の秒数の音声に使用する length を決定するには、numSeconds * sampleRate を使用してください。
  • numberOfChannels: バッファーのチャンネル数です。既定値は 1 で、すべてのユーザーエージェントは最低でも 32 チャンネルを対応する必要があります。
  • サンプリングレート sampleRate: バッファーのサンプリングレート(単位: Hz)。既定では、このオブジェクトを作成する際に使用した context のサンプリングレートになります。ユーザーエージェントは 8,000 Hz から 96,000 Hz までのサンプリングレートに対応する必要があります(ただし、この範囲外でもかまいません)。
  • channelCount: ノードへの任意の入力にアップミキシング・ダウンミキシング接続する際に使用するチャンネル数を決めるための整数を表します。 (詳しくは AudioNode.channelCount を参照してください。)その使い方や正確な定義は channelCountMode の値に依存します。
  • channelCountMode: ノードの入力と出力の間でチャンネルを一致させる方法を記述する列挙型の値を表します。(既定値を含む詳細は AudioNode.channelCountMode を参照してください。)
  • channelInterpretation: チャンネルの意味を記述した列挙型の値を表します。この解釈により、音声の[アップミキシングとダウンミキシング](/ja/docs/Web/API/Web_Audio_API/Basic_concepts_behind_Web_Audio_API#up-mixing_ and_down-mixing)がどのように行われるかが定義されることになります。 指定可能な値は "speakers" または "discrete" です。(既定値を含むより詳細な情報については AudioNode.channelCountMode を参照してください。)

非推奨の引数

context 非推奨

AudioContext への参照です。この引数は仕様書から削除されました。

返値

新しい AudioBuffer オブジェクトのインスタンスです。

例外

NotSupportedError DOMException

1 つ以上のオプションが負の値であるか、あるいは無効な値である場合(例えば numberOfChannels がサポートされているよりも大きい、あるいは sampleRate が公称範囲外であるなど)に発生します。

RangeError DOMException

バッファーを割り当てるのに十分なメモリーがない場合に発生します。

仕様書

Specification
Web Audio API
# dom-audiobuffer-audiobuffer

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser