AudioProcessingEvent
ウェブオーディオ API の AudioProcessingEvent
は ScriptProcessorNode
入力バッファーが処理可能な状態になったときに発生するイベントを表します。
メモ: 2014 年 8 月 29 日のウェブオーディオ API 仕様書公開時点で、この機能は非推奨とされ、まもなく AudioWorklet に置き換わる予定です。
コンストラクター
AudioProcessingEvent()
-
新しい
AudioProcessingEvent
オブジェクトを生成します。
プロパティ
親プロパティである Event
から継承されたプロパティも実装しています。
playbackTime
読取専用-
double 型で、音声が再生される時間を表します。
AudioContext.currentTime
の時刻で定義されます。 inputBuffer
読取専用-
処理する入力音声データを含むバッファーである
AudioBuffer
を指定します。 チャンネル数はファクトリーメソッドAudioContext.createScriptProcessor()
の引数numberOfInputChannels
として定義されています。 なお、返されたAudioBuffer
は、イベントハンドラーのスコープ内のみで有効であることに注意してください。 outputBuffer
読取専用-
出力する音声データを書き込むバッファーである
AudioBuffer
を指定します。 チャンネル数はファクトリーメソッドAudioContext.createScriptProcessor()
の引数numberOutputChannels
として定義されています。 なお、返されたAudioBuffer
は、イベントハンドラーのスコープ内のみで有効であることに注意してください。
例
AudioProcessingEvent
を使用したコード例は BaseAudioContext.createScriptProcessor()
を参照してください。
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser