handler.ownKeys()

handler.ownKeys() メソッドは Reflect.ownKeys() に対するトラップです。

構文

const p = new Proxy(target, {
  ownKeys: function(target) {
  }
});

引数

次の引数は ownKeys メソッドに渡されます。 this はハンドラーにバインドされます。

target
ターゲットオブジェクトです。

返値

ownKeys() メソッドは列挙可能オブジェクトを返さなければなりません。

解説

handler.ownKeys() メソッドは Reflect.ownKeys() に対するトラップです。

介入

このトラップは下記の操作に介入できます。

不変条件

以下の不変条件に違反している場合、プロキシは TypeError を発生します。

  • ownKeysの結果はリストです。
  • 結果リストのそれぞれの要素の型はString または Symbolのどちらかです。
  • 結果リストはターゲットオブジェクトのすべての非設定の独自プロパティのキーを含みます。
  • ターゲットオブジェクトが拡張可能でないなら、結果リストはターゲットオブジェクトのすべての独自プロパティのキーを含まなければなりません。そして、他の値を含みません。

getOwnPropertyNames のトラップ

次のコードでは Object.getOwnPropertyNames() をトラップします。

const p = new Proxy({}, {
  ownKeys: function(target) {
    console.log('called');
    return ['a', 'b', 'c'];
  }
});

console.log(Object.getOwnPropertyNames(p)); // "called"
                                            // [ 'a', 'b', 'c' ]

次のコードでは不変条件に違反します。

const obj = {};
Object.defineProperty(obj, 'a', {
  configurable: false,
  enumerable: true,
  value: 10 }
);

const p = new Proxy(obj, {
  ownKeys: function(target) {
    return [123, 12.5, true, false, undefined, null, {}, []];
  }
});

console.log(Object.getOwnPropertyNames(p));

// TypeError: proxy [[OwnPropertyKeys]] must return an array
// with only string and symbol elements

仕様書

仕様書
ECMAScript (ECMA-262)
[[OwnPropertyKeys]] の定義

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報