VRPose.position
非推奨: この機能は非推奨になりました。まだ対応しているブラウザーがあるかもしれませんが、すでに関連するウェブ標準から削除されているか、削除の手続き中であるか、互換性のためだけに残されている可能性があります。使用を避け、できれば既存のコードは更新してください。このページの下部にある互換性一覧表を見て判断してください。この機能は突然動作しなくなる可能性があることに注意してください。
非標準: この機能は標準ではなく、標準化の予定もありません。公開されているウェブサイトには使用しないでください。ユーザーによっては使用できないことがあります。実装ごとに大きな差があることもあり、将来は振る舞いが変わるかもしれません。
position
は VRPose
インターフェイスの読み取り専用プロパティで、 現在の VRPose.timestamp
の位置を 3D ベクトルで返します。
メモ: このプロパティは古い WebVR API の一部でした。これは WebXR 機器 API に置き換えられました。
座標系は次の通りです。
- 正の X はユーザーから見て右です。
- 正の Y は上です。
- 正の Z はユーザーの背後です。
位置は原点からのメートル単位で、この点はセンサーの最初の読み取り位置か、 VRDisplay.resetPose()
が最後に呼び出された時点のセンサーの位置のどちらかとなります。
メモ: 既定では、すべての位置は座ったままの空間位置として指定されます。この点を VRStageParameters.sittingToStandingTransform
で変換すると(例えばルームディスプレイで作業する場合)、この点は立っている空間の位置に変換されます。
値
Float32Array
です。または VR センサーが位置データを提供できない場合は null になります。
メモ: ユーザーエージェントは、ネックモデリングなどの技術によってエミュレートされた 位置値を提供することがあります。 その場合も VRDisplayCapabilities.hasPosition
を false として報告する必要があります。
例
コード例については VRDisplay.getFrameData()
を参照してください。
仕様書
このプロパティは古い WebVR API の一部であり、これは WebXR 機器 API で置き枯れられました。標準規格になる見込みはありません。
すべてのブラウザーが新しい WebXR API を実装するまで、 A-Frame、Babylon.js、Three.js などのフレームワークを使用するか、ポリフィルを使用することが、すべてのブラウザーで動作する WebXR アプリを開発する上で推奨されます。[1]
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser