XMLHttpRequest
の open()
メソッドは、新しく作成されたリクエストを初期化したり、既存のリクエストを再初期化したりします。
メモ: すでに有効なリクエスト (すでに
open()
が呼び出されたもの) に対してこのメソッドを呼び出すと、 abort()
を呼び出すのと等価になります。構文
XMLHttpRequest.open(method, url[, async[, user[, password]]])
引数
method
- 使用する HTTP リクエストメソッドです。
"GET"
,"POST"
,"PUT"
,"DELETE"
, など。 HTTP(S) 以外の URL では無視されます。 url
- リクエストを送信する URL を表す
DOMString
。 async
Optional- 任意の論理値の引数で、既定値は
true
です。操作が非同期的に行われるかどうかを示します。値がfalse
の場合、send()
メソッドはレスポンスを受信するまで戻りません。true
の場合は、トランザクション完了の通知はイベントリスナーを使用して配信されます。multipart
属性がtrue
である場合は true でなければならず、さもなくば例外が発生します。メモ: メインスレッドで同期リクエストを行うと、ユーザーの使い勝手を簡単に阻害するので避けるべきです。実際、多くのブラウザーではメインスレッドにおける同期的な XHR の対応を全面的に非推奨としています。同期リクエストはWorker
で許可されています。 user
Optional- 任意で、認証プロセスで使用するユーザー名です。既定では、これは
null
値です。 password
Optional- 任意で、認証プロセスで使用するパスワードです。既定では、これは
null
値です。
仕様書
仕様書 | 状態 | 備考 |
---|---|---|
XMLHttpRequest open() の定義 |
現行の標準 | WHATWG living standard |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser
このページの互換性一覧表は構造化データから生成されています。データに協力していただけるのであれば、 https://github.com/mdn/browser-compat-data をチェックアウトしてプルリクエストを送信してください。
関連情報
- XMLHttpRequest の使用
- 関連する
XMLHttpRequest
のメソッド:setRequestHeader()
,send()
,abort()