Attr.namespaceURI
読み取り専用プロパティは、属性の名前空間 URI を返し、要素が名前空間にない場合は null
を返します。DOM4 以前では、この API は Node
インターフェイス内で定義されていました。
構文
namespace = attribute.namespaceURI
例
このスニペットでは、localName
とその namespaceURI
について属性を調べています。
namespaceURI
がXUL名前空間を返し、localName
が "browser" を返した場合、ノードは XUL <browser/>
と解釈されます。
if (attribute.localName == "value" &&
attribute.namespaceURI == "http://www.mozilla.org/keymaster/gatekeeper/there.is.only.xul") {
// this is a XUL value
}
注記
これは、スコープ内の名前空間宣言の検査に基づいた名前空間探索の結果である計算値ではありません。属性の名前空間 URI は、属性作成時に固定されます。
Firefox 3.5 以前では、HTML 文書の HTML 属性の名前空間 URI は null
です。
それ以降のバージョンでは、HTML5 に準拠して、XHTML と同様に https://www.w3.org/1999/xhtml
になります。
DOM Level 2 メソッドの Element.setAttributeNS
を使用して、指定された namespaceURI
で属性を作成できます。
XML の名前空間仕様では、属性は名前空間がアタッチされている要素からその名前空間を継承しません。
属性に明示的に名前空間が与えられていない場合、名前空間はありません。
DOM は、名前空間の検証自体を処理したり、実行したりしません。必要な検証を行うのは DOM アプリケーションの責任です。名前空間の接頭辞は、いったん特定のノードに関連付けられると変更できません。
仕様
仕様書 | ステータス | コメント |
---|---|---|
DOM4 Element.namespaceuri の定義 |
廃止された | 初版 |
ブラウザー互換性
現在、互換性データを可読形式の JSON フォーマットに置き換えているところです。
この互換性一覧は古い形式を使っており、これに含まれるデータの置き換えが済んでいません。
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Feature | Chrome | Firefox (Gecko) | Internet Explorer | Opera | Safari |
---|---|---|---|---|---|
基本サポート | 46.0[1] | 48.0 (48.0)[1] | ? | (有) | ? |
Feature | Android | Firefox Mobile (Gecko) | IE Mobile | Opera Mobile | Safari Mobile |
---|---|---|---|---|---|
基本サポート | ? | 48.0 (48.0)[1] | ? | ? | ? |
[1] この API は、以前は Node
API で利用できました。