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IDBKeyRange: bound() 静的メソッド

Baseline Widely available

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since ⁨2015年7月⁩.

メモ: この機能はウェブワーカー内で利用可能です。

bound()IDBKeyRange インターフェイスのメソッドで、指定の上限と下限の値を持つ新しいキーの範囲を生成します。範囲は開 (すなわち、端点の値は範囲に含まれない) とすることも、閉 (すなわち、端点の値は範囲に含まれる) とすることもできます。既定では、範囲は閉になります。

構文

引数

lower

新しいキーの範囲の下限を指定します。

upper

新しいキーの範囲の上限を指定します。

lowerOpen 省略可

下限が端点の値を除くかどうかを示します。既定値は false です。

upperOpen 省略可

上限が端点の値を除くかどうかを示します。既定値は false です。

返値

新しく生成されたキーの範囲を表す IDBKeyRange です。

例外

DataError DOMException

以下の条件のいずれかを満たしたとき投げられます。

  • 下限または上限の引数に有効なキーが渡されなかった
  • 下限のキーが上限のキーより大きい
  • 下限のキーと上限のキーが一致し、いずれかの境界が開である

以下の例では、有界のキーの範囲の使用法を示します。keyRangeValue = IDBKeyRange.bound("A", "F"); と宣言します。これは、"A""F" の間の値を表す範囲です。(IDBTransaction により) トランザクションを開き、オブジェクトストアを開き、省略可能なキーの範囲の値を keyRangeValue として IDBObjectStore.openCursor でカーソルを開きます。これにより、このカーソルは指定した範囲に含まれるキーを持つレコードのみを取り出します。端点を開として宣言していないので、この範囲は値 "A" および "F" を含みます。IDBKeyRange.bound("A", "F", true, true); を用いた場合は、"A" および "F" は範囲に含まれず、その間の値のみが含まれます。

メモ: キーの範囲に関する実験ができるより完全な例は、indexeddb-examples リポジトリーの idbkeyrange ディレクトリーを参照してください。(動く例も見る)

仕様書

Specification
Indexed Database API 3.0
# ref-for-dom-idbkeyrange-bound①

ブラウザーの互換性

関連情報