IDBOpenDBRequest
Baseline
Widely available
This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since 2015年7月.
IndexedDB API の IDBOpenDBRequest インターフェイスは、固有のイベントハンドラー属性を用い、(IDBFactory.open や IDBFactory.deleteDatabase により行われた) データベースのオープンや削除の要求の結果へのアクセスを提供します。
メモ: この機能はウェブワーカー内で利用可能です。
インスタンスプロパティ
親の IDBRequest および EventTarget からプロパティを継承しています。
インスタンスメソッド
メソッドはありませんが、親の IDBRequest および EventTarget からメソッドを継承しています。
イベント
親インターフェイスの IDBRequest および EventTarget で定義されているイベントも IDBOpenDBRequest オブジェクトで発生させることができます。
addEventListener() を用いるか、このインターフェイスの oneventname プロパティにイベントリスナーを代入することで、一般のイベントおよび固有のイベントを監視できます。
このインターフェイスに固有のイベントは、以下です。
blocked-
データベースへのオープン中の接続が、同じデータベースの
versionchangeトランザクションをブロックしているとき発火します。onblockedプロパティを用いても利用可能です。 upgradeneeded-
現在のバージョンよりも高いバージョン番号でデータベースをオープンしようとしたとき発火します。
onupgradeneededプロパティを用いても利用可能です。
例
この例では、高いバージョン番号のデータベースをを読み込もうとした場合に、onupgradeneeded ハンドラーによりデータベースの構造を更新します。動く例全体は、To-do Notifications アプリケーションを見てください。(動く例を見る)
仕様書
| Specification |
|---|
| Indexed Database API 3.0 # idbopendbrequest |
ブラウザーの互換性
関連情報
- IndexedDB の使用
- トランザクションの開始s:
IDBDatabase - トランザクションの使用:
IDBTransaction - キーの範囲の設定:
IDBKeyRange - データの取得と変更:
IDBObjectStore - カーソルの使用:
IDBCursor - リファレンス例: To-do Notifications (動く例を見る)