Touch: force プロパティ
Limited availability
This feature is not Baseline because it does not work in some of the most widely-used browsers.
Touch.force は読み取り専用のプロパティで、タッチ点 (Touch) に対してユーザーがタッチ面に与えている圧力の大きさを返します。
値
float で、ユーザーがタッチ面に加える圧力の大きさを表します。これは 0.0 (圧力なし)と 1.0 (ハードウェアが認識できる最大の圧力)の間の値です。値が不明な場合(例えばタッチ機器がこのプロパティに対応していない場合)には 0.0 の値を返します。力が既知の環境では、 force 属性で表す絶対圧と、圧力のレベルでの感度は異なる場合があります。
例
この例では、 Touch インターフェイスの Touch.force プロパティを使用して示します。このプロパティは加えられる圧力の相対値で、範囲は 0.0 から 1.0 で、0.0 は圧力なし、 1.0 はタッチ機器が感知できる最高レベルの圧力です。
以下のコードスニペットでは、 touchstart イベントハンドラーは targetTouches リストを反復処理し、各タッチ点の force 値をログ出力していますが、このコードは値によって異なる処理を呼び出すことができます。
js
someElement.addEventListener(
"touchstart",
(e) => {
// タッチ点のリストを反復処理し、各タッチ点の力をログ出力する
for (let i = 0; i < e.targetTouches.length; i++) {
// 力の値に応じて「切り替える」コードを追加します。例えば、
// 最小圧力と最大圧力で、ユーザー入力を異なる処理にすることが
// できます。
console.log(`targetTouches[${i}].force = ${e.targetTouches[i].force}`);
}
},
false,
);
仕様書
| Specification |
|---|
| Touch Events> # dom-touch-force> |
ブラウザーの互換性
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