TextTrack.kind

kindTextTrack インターフェイスの読み取り専用プロパティで、このオブジェクトが表すテキストトラックの種類を返します。 これは、ユーザーエージェントがトラックをどのように処理するかを決定します。

文字列です。以下のうちの何れかです。

"subtitles"

キューは動画に重ねて表示されます。キューの位置は、TextTrackCue を継承するオブジェクトのプロパティ、例えば VTTCue を使用して制御されます。

"captions"

キューは動画に重ねて表示されます。キューの位置は、TextTrackCue を継承するオブジェクトのプロパティ、例えば VTTCue を使用して制御されます。

"descriptions"

キューは非視覚的な方法で利用できます。

"chapters"

ユーザーエージェントは、キューを選択することでナビゲートする仕組みを利用できるようにします。

"metadata"

メディアデータに関連する追加データで、インタラクティブビューで使用される可能性があるものです。

以下の例では、以下の例では kind の値がコンソールに表示されます。

js
let video = document.querySelector("video");
let track = video.addTextTrack("captions", "Captions", "en");
track.mode = "showing";
console.log(track.kind);

仕様書

Specification
HTML Standard
# dom-texttrack-kind-dev

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser