HTTP の Accept-Ranges
レスポンスヘッダーは、サーバーが部分的なリクエストに対応していることを周知するために使用するマーカーです。このフィールドの値は、範囲の定義に使用できる単位を示します。
Accept-Ranges
ヘッダーがあると、ブラウザーは開始から再開するのではなく、中断されたダウンロードを再開しようとする可能性があります。
ヘッダー種別 | レスポンスヘッダー |
---|---|
禁止ヘッダー名 | いいえ |
構文
Accept-Ranges: bytes Accept-Ranges: none
ディレクティブ
none
- 範囲の単位には対応していないことを示し、これはヘッダー自体がないのと等価になりますので、滅多に使用されませんが、 IE9 のように一部のブラウザーでは、ダウンロードマネージャーで一時停止ボタンを無効にしたり削除したりするために使用されます。
bytes
-
範囲はバイト単位です。
例
Accept-Ranges: bytes
仕様書
仕様書 | 題名 |
---|---|
RFC 7233, セクション 2.3: Accept-Ranges | Hypertext Transfer Protocol (HTTP/1.1): Range Requests |
ブラウザーの対応
このページの互換性一覧表は構造化データから生成されています。データに協力していただけるのであれば、 https://github.com/mdn/browser-compat-data をチェックアウトしてプルリクエストを送信してください。
Update compatibility data on GitHub
デスクトップ | モバイル | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
基本対応 | Chrome 完全対応 あり | Edge 完全対応 あり | Firefox 完全対応 あり | IE 完全対応 あり | Opera 完全対応 あり | Safari 完全対応 あり | WebView Android 完全対応 あり | Chrome Android 完全対応 あり | Edge Mobile 完全対応 あり | Firefox Android 完全対応 あり | Opera Android 完全対応 あり | Safari iOS 完全対応 あり | Samsung Internet Android 完全対応 あり |
凡例
- 完全対応
- 完全対応