HTML では、以下のようなリンク種別で <a><area><link> 要素を使用して他へリンクするときに二つの文書間の関係を示します。

HTML で定義されたリンク種別とその意味の一覧
リンク種別 説明 許可されている要素 許可されていない要素
alternate
  • <link> 要素で rel 属性が stylesheet である場合は、代替スタイルシート を定義します。この場合は title 属性が必須であり、空文字列にすることはできません。
  • type 属性を application/rss+xml または application/atom+xml に設定した場合は、シンジケーションフィードを定義します。ページ内で最初に定義したものが既定になります。
  • 上記以外の場合は、以下のいずれかの代替ページを定義します。
    • 携帯端末など、別の媒体向けのページ(media 属性を設定した場合)
    • 別の言語のページ(hreflang 属性を設定した場合)
    • PDF など、別のファイル形式のページ(type 属性を設定した場合)
    • これらを組み合わせたもの
<a>, <area>, <link> なし
archives この文書へのアーカイブリンクを含む文書へのハイパーリンクを定義します。例えばブログ記事はこの方法を使用して、月別の目次へリンクできます。

メモ: 単数形の archive も認識されますが、誤りですので使用してはいけません。
<a>, <area>, <link> なし
author 作者について説明するページへのハイパーリンク、または作者への連絡方法を定義します。

メモ: これを mailto: のハイパーリンクにすることがありますが、早々にロボットが収集して大量のスパムが送信されてしまうため、公開ページでは推奨しません。このような場合、連絡フォームを設置したページに誘導するとよいでしょう。

<a> 要素、<area> 要素、<link> 要素の rev 属性でリンク種別 made を設定した場合も認識されますが、誤りですので rel 属性にこのリンク種別を設定したものに置き換えてください。
<a>, <area>, <link> なし
bookmark ハイパーリンクが、もっとも近い祖先の <article> 要素へのパーマリンクであることを示します。 <article> 要素が存在しない場合は、もっとも密接に結びつけられたセクションへのパーマリンクになります。

月ごとのブログ記事一覧やブログアグリゲーターなど複数の記事を含むページで、単独の記事をブックマークすることができます。
<a>, <area> <link>
canonical Wikipedia の記事「Canonical_link_element」より:
canonical を指定した link 要素は、検索エンジン最適化(SEO)の一環として、「正規」または「推奨」バージョンのウェブページを特定することで、ウェブマスターが重複コンテンツの問題を防ぐのに役立ちます。
<link> ???
dns-prefetch ユーザーがリンクをクリックする前に DNS 問い合わせやプロトコルのハンドシェイクを行うことをブラウザーが許可する必要があるリソースであることを、ブラウザーにヒントとして提供します。 <link> <a>, <area>
external ページが存在するサイトの外部にあるリソースへのハイパーリンクであることを示します。つまり、現在のサイトから離れるリンクです。 <a>, <area> <link>
first 現在のページが属する一連のリソース群で、最初のリソースへ移動するリンクであることを示します。

メモ: 一連のリソースへのリンクに関するリンク種別として、この他に lastprevnext があります。

同義語である beginstart も認識されますが、誤りですので使用してはいけません。
<a>, <area>, <link> なし
help
  • <a> 又は <area> 要素では、親要素およびその子孫要素について詳細なヘルプを提供するリソースへのリンクであることを示します。
  • <link> 要素では、ページ全体について詳細なヘルプを提供するリソースへのリンクであることを示します。
<a>, <area>, <link> なし
icon ユーザーインターフェイス上でページを表すリソースを定義します。通常は(聴覚的あるいは視覚的な)アイコンです。

複数の <link rel="icon"> がある場合、ブラウザーは media, type, sizes 属性を使用して最も適切なアイコンを選択します。もし複数のアイコンが同等に適切であれば、最後の一つが使用されます。最も適切なアイコンが後で不適切と分かった場合、例えば未対応の形式を使用していた場合などは、ブラウザーは次に適切なものを探し、以下同様にします。

メモ: Apple の iOS は他のモバイルブラウザーと同様に、ウェブクリップやスタートアッププレースホルダ用のウェブページアイコンを選択する際に、このリンク種別や sizes 属性を使用しません。代わりに、標準外の apple-touch-icon 及び apple-touch-startup-image を使用します。

icon より以前はリンク種別 shortcut がよく使用されていましたが、これは非準拠で無視されますのでウェブ作者は今後使用してはいけません
<link> <a>, <area>
import HTML インポート
index 当該ページは階層構造を持つ文書群の一部であり、階層のトップレベルのリソースへのハイパーリンクであることを示します。

一つ以上の up リンク種別も提示した場合は、階層内における当該ページの深さを up の数で示します。
<a>, <area>, <link> なし
last 現在のページが属する一連のリソース群で、最後のリソースへ移動するリンクであることを示します。

メモ: 一連のリソースへのリンクに関するリンク種別として、この他に firstprevnext があります。

同義語である end も認識されますが、誤りですので使用してはいけません。
<a>, <area>, <link> なし
license ライセンス情報を説明する文書へ誘導するハイパーリンクを定義します。 <head> 要素内に配置しない場合に、文書内の一部に適用するか文書全体にするかの区別は標準化されていません。ページ上のデータだけが、ライセンスを示すことができます。

メモ: 同義語の copyright も認識されますが、誤りですので使用してはいけません。
<a>, <area>, <link> なし
manifest リンクしたファイルが Web App Manifest であることを示します。 <link> <a>, <area>
modulepreload モジュールスクリプトの読み込みを早めに (かつ優先して) 始めます。 <link> <a>, <area>
next 現在のページが属する一連のリソース群で、のリソースへ移動するリンクであることを示します。

メモ: 一連のリソースへのリンクに関するリンク種別として、この他に first, prev, last があります。
<a>, <area>, <link> なし
nofollow リンク先の文書は、リンク元ページの作者が推薦するものではないことを示します。例えば作者が管理しているものではない、悪い例である、あるいは二者間に営利関係がある(販売用のリンク)などです。このリンク種別は、人気ランキングの測定技術として検索エンジンが使用するかもしれません。 <a>, <area> <link>
noopener

リンクを新しい閲覧コンテキストで開き、リンク元の文書へアクセスできないようにすることをブラウザーに指示します。つまり、新たに開いたウィンドウで Window.opener プロパティを設定しません(null を返します)。

これは信頼できないリンクを開く際、 Window.opener プロパティでリンク元の文書を変更できないようにするために特に役に立つリンク種別です(詳しくは About rel=noopener を参照してください)。ただし、 Referer HTTP ヘッダーは(noreferrer を使用しない限り)提供します。

なお、noopener を使用すると、 _top_self_parent 以外の空文字列ではないターゲット名がすべて、新しいウィンドウやタブを開くかという点で _blank と同様に扱われれます。

<a>, <area> <link>
noreferrer

別のページへ移動する際にリンク元ページのアドレスなどの値を、ブラウザーが Referer: HTTP ヘッダーでリファラーとして送信しないようにします。
(Firefox は 37 より前のバージョンで、これがページ上のリンクでしか機能しませんでした。コンテキストメニューの [リンクを新しいタブで開く] などのユーザーインターフェイスでリンクをたどった場合は、無視していました)

<a>, <area> <link>
pingback ウェブページについてコメントや引用を行いたい場合に呼び出すための、外部リソース URI を定義します。このような呼び出しで使用するプロトコルは、Pingback 1.0 仕様で定義しています。

メモ: HTTP の X-Pingback: ヘッダーも存在する場合は、 <link> 要素より優先します。
<link> <a>, <area>
preconnect 個人情報の開示やコンテンツのダウンロードを行わない形で、事前にリンク先のウェブサイトへの接続を開くようブラウザーに提案するヒントを提供します。これにより、リンクをたどるときにより早く読み込むことができます。 <link> <a>, <area>
prefetch ユーザーが要求すると思われるため、リンク先のリソースを事前に読み込むようブラウザーに提案します。Firefox 44 より crossorigin 属性の値を考慮して、匿名のプリフェッチを可能にします。

メモ: どのようなリンクをプリフェッチできるかや代替手段について、Link Prefetch FAQ に詳しく掲載しています。
<a> 未実装,
<area> 未実装,
<link>
なし
preload 現在のナビゲーションの中で後に必要になるため、リソースをダウンロードしておくようブラウザーに伝えます。詳しくは rel="preload" によるコンテンツの先読みを参照してください。 <link> <a>, <area>
prerender 事前にリンク先のリソースを読み込んでオフスクリーンでレンダリングしておくよう、ブラウザーに提案します。これにより、ユーザーがコンテンツを必要とするときにすばやく提供できます。 <link> <a>, <area>
prev 現在のページが属する一連のリソース群で、のリソースへ移動するリンクであることを示します。

メモ: 一連のリソース内で次のページへのリンクを指定するキーワードである next も使用できます。

同義語である previous も認識されますが、誤りですので使用してはいけません。
<a>, <area>, <link> なし
search ハイパーリンクが、この文書やサイトとそのリソースを検索するために特別に設計されたインターフェイスを持つ文書を参照することを示します。

type 属性を application/opensearchdescription+xml に設定したリソースは、Firefox や Internet Explore などのインターフェイスへ簡単に追加できる OpenSearch プラグイン になります。
<a>, <area>, <link> なし
shortlink shortlink 仕様書
Wikipedia の記事「URL shortening」より
一部のウェブサイトでは、インスタントメッセージングによるリンクの共有をしやすくするために、短いリンクを作成します。
<link> ???
sidebar サイドバーなど、副次的な閲覧コンテキストに適したリソースへのハイパーリンクであることを示します。副次的なコンテキストを持たないブラウザーは、このキーワードを無視します。

これは以前 HTML 仕様の一部でしたが削除されており、現時点では Firefox しか実装していません。
<a>, <area>, <link> なし
stylesheet スタイルシートとして使用する外部リソースを定義します。 type が設定されなかった場合、ブラウザーはさらなる解析を行うまで、 text/css スタイルシートであるとみなします。

キーワード alternate と組み合わせて使用すると、代替スタイルシートを定義できます。この場合は title 属性が必須であり、空文字列にすることはできません。
<link> <a>, <area>
tag この文書に適用するタグを説明する文書へのハイパーリンクであることを示します。

メモ: このリンク種別は、タグクラウドの項目に設定すべきではありません。これらは単一の文書ではなく、ページの集合体へのリンクであるためです。
<a>, <area> <link>
up 当該ページは階層構造を持つ文書群の一部であり、階層の上位レベルのリソースへのハイパーリンクであることを示します。

up リンク種別の数で、当該ページとリンク先文書の階層の差を示します。
<a>, <area>, <link> なし

仕様書

仕様書 状態 備考
Preload
preload の定義
勧告候補 preload を追加
Resource Hints
preconnect の定義
草案 dns-prefetch, preconnect, prerender を追加
HTML Living Standard
link types の定義
現行の標準  
HTML5
<link> の定義
勧告 tag, stylesheet, search, prev, prefetch, noreferrer, nofollow, next, license, icon, help, bookmark, author, alternate を追加
HTML 4.01 Specification
<link> の定義
勧告  

ブラウザーの対応

機能ChromeEdgeFirefoxInternet ExplorerOperaSafari
基本対応1 あり1 あり あり あり
Alternative stylesheets. ? ?3 ? あり ?
dns-prefetch46 ?3 ? ? ?
manifest なし ? ? ? ? ?
modulepreload66 ? ? ?53 ?
noopener49 なし52 なし3610.1
preconnect46 なし391 なし ? なし
prefetch ? ? ? ? ? ?
preload50 ?56 — 572 ? ? ?
prerender ? ? ? ? ? ?
機能Android webviewChrome for AndroidEdge mobileFirefox for AndroidOpera AndroidiOS SafariSamsung Internet
基本対応 あり あり あり4 あり あり あり
Alternative stylesheets. ? ? ?4 ? ? ?
dns-prefetch46 あり ?4 ? ? あり
manifest3939 ? ? ? ?4.0
modulepreload6666 ? ?53 ? ?
noopener4949 なし523210.35.0
preconnect4642 なし391 ? なし4.0
prefetch ? ? ? ? ? ? ?
preload5050 ?56 — 572 ? ?5.0
prerender ? ? ? ? ? ? ?

1. Before Firefox 41, it doesn't obey the crossorigin attribute.

2. Disabled due to various web compatibility issues (e.g. bug 1405761). An improved version that works for non-cacheable resources is expected to land soon.

ドキュメントのタグと貢献者

このページの貢献者: mfuji09, yyss, marmot1123
最終更新者: mfuji09,