FileSystemFileEntry.createWriter()
非推奨: この機能は非推奨になりました。まだ対応しているブラウザーがあるかもしれませんが、すでに関連するウェブ標準から削除されているか、削除の手続き中であるか、互換性のためだけに残されている可能性があります。使用を避け、できれば既存のコードは更新してください。このページの下部にある互換性一覧表を見て判断してください。この機能は突然動作しなくなる可能性があることに注意してください。
非標準: この機能は標準ではなく、標準化の予定もありません。公開されているウェブサイトには使用しないでください。ユーザーによっては使用できないことがあります。実装ごとに大きな差があることもあり、将来は振る舞いが変わるかもしれません。
FileSystemFileEntry
インターフェイスの createWriter()
メソッドは、ディレクトリー項目によって表現されるファイルにデータを書き込むために使用します。
構文
createWriter(successCallback);
createWriter(successCallback, errorCallback);
引数
successCallback
-
FileWriter
が正常に作成されたときに呼び出されるコールバック関数です。FileWriter
はコールバック関数の唯一の引数として渡されます。 errorCallback
省略可-
指定する場合は
FileWriter
を作成しようとしたときにエラーが発生したときに呼び出されるメソッドでなければなりません。このコールバック関数は、エラーを記述したFileError
オブジェクトを入力として受け取ります。
返値
なし (undefined
)。
例
この例では、渡されたディレクトリー項目に対応するファイルに文字列を出力する writeToFileEntry()
メソッドを用意しています。
function writeToFileEntry(entry, text) {
entry.createWriter(
function (fileWriter) {
let data = Blob([text], { type: "text/plain" });
fileWriter.write(data);
},
function (fileError) {
/* do whatever to handle the error */
},
);
}
createWriter()
の呼び出しの成功コールバック関数は、渡されたテキストを受け取り、渡されたテキストを含む新しい Blob
オブジェクトを text/plain
型で作成します。この Blob は、ファイルに書き込むために FileWriter
オブジェクトに出力されます。
仕様書
この機能はもうどの仕様にも含まれていません。標準化される予定もありません。
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser