X-Forwarded-Host
X-Forwarded-Host
(XFH) ヘッダーは、 HTTP の Host
リクエストヘッダー内でクライアントから要求された元のホストを特定するための事実上の標準となっているヘッダーです。
リバースプロキシ (ロードバランサー、 CDN) のホスト名とポート番号は、リクエストを扱う元のサーバーとは異なってもよく、この場合はもともと使用されていたのがどのホストであるかを特定するのに X-Forwarded-Host
ヘッダーが便利です。
このヘッダーはデバッグ、統計、位置に依存したコンテンツの生成などに使用され、クライアントの IP アドレスのようなプライバシーに敏感な情報を公開します。従って、このヘッダーを展開する時は、ユーザーのプライバシーを念頭に置く必要があります。
標準化されたヘッダーは HTTP Forwarded
ヘッダーです。
ヘッダー種別 | リクエストヘッダー |
---|---|
禁止ヘッダー名 | いいえ |
構文
X-Forwarded-Host: <host>
ディレクティブ
- <host>
- 転送されたサーバーのドメイン名
例
X-Forwarded-Host: id42.example-cdn.com
仕様書
現時点で、仕様書の一部ではありません。このヘッダーの標準化版は Forwarded
ヘッダーです。
ブラウザーの対応
BCD tables only load in the browser
このページの互換性一覧表は構造化データから生成されています。データに協力していただけるのであれば、 https://github.com/mdn/browser-compat-data をチェックアウトしてプルリクエストを送信してください。