PointerEvent.isPrimary

PointerEvent インターフェイスの isPrimary 読み取り専用プロパティは、イベントを作成したポインタデバイスがプライマリポインタであるかどうかを示します。 イベントの発生原因となったポインタがプライマリデバイスの場合は true を返し、それ以外の場合は false を返します。

マルチポインタのシナリオ(複数のタッチ点をサポートするタッチ画面など)では、このプロパティを使用して、各ポインタタイプのアクティブポインタのセットからマスタポインタを識別します。 プライマリポインタのみが互換性マウスイベントを生成します。 単一のポインタによる相互作用のみを希望する作成者は、非プライマリポインタを無視することによってそれを達成することができます。

マウスデバイスを表すポインタの場合、ポインタはプライマリと見なされます。 ペン入力を表す他のアクティブポインタが存在しないときに、その pointerdown イベントが送出された場合、ペン入力を表すポインタはプライマリペン入力と見なされます。 タッチ入力を表す他のアクティブポインタが存在しないときに、その pointerdown イベントが送出された場合、タッチ入力を表すポインタはプライマリタッチ入力と見なされます。

2つ以上のポインタデバイスタイプが同時に使用されている場合、複数のポインタ(各 pointerType に1つ)がプライマリと見なされます。 例えば、タッチ接触とマウスカーソルが同時に動かされると、両方ともプライマリと見なされるポインタが生成されます。 複数のプライマリポインタがある場合、これらのポインタはすべて互換性マウスイベントを生成します(ポインタ、マウス、およびタッチの相互作用の詳細については、Pointer events を参照)。

構文

var isPrimary = pointerEvent.isPrimary;

戻り値

isPrimary
このイベントのポインタがプライマリポインタの場合は true を返し、そうでない場合は false を返します。

この例は、isPrimary の値を使用して適切な処理関数を呼び出す方法を示しています。

target.addEventListener('pointerdown', function(event) {
   if (event.isPrimary) 
     process_primary_pointer(event);
   else
     process_secondary_pointer(event);
 }, false);

仕様

仕様 状態 コメント
Pointer Events – Level 2
isPrimary の定義
勧告 不安定版
Pointer Events
isPrimary の定義
廃止された 初期定義

ブラウザーの互換性

Update compatibility data on GitHub
デスクトップモバイル
ChromeEdgeFirefoxInternet ExplorerOperaSafariAndroid webviewAndroid 版 ChromeAndroid 版 FirefoxAndroid 版 OperaiOSのSafariSamsung Internet
isPrimaryChrome 完全対応 55Edge 完全対応 12Firefox 完全対応 59
完全対応 59
完全対応 41
無効
無効 From version 41: this feature is behind the dom.w3c_pointer_events.enabled preference (needs to be set to true). To change preferences in Firefox, visit about:config.
IE 完全対応 10Opera 完全対応 42Safari 完全対応 13WebView Android 完全対応 55Chrome Android 完全対応 55Firefox Android 完全対応 41
無効
完全対応 41
無効
無効 From version 41: this feature is behind the dom.w3c_pointer_events.enabled preference (needs to be set to true). To change preferences in Firefox, visit about:config.
Opera Android 完全対応 42Safari iOS 完全対応 13Samsung Internet Android 完全対応 6.0

凡例

完全対応  
完全対応
ユーザーが明示的にこの機能を有効にしなければなりません。
ユーザーが明示的にこの機能を有効にしなければなりません。