FileReaderSync: readAsText() メソッド

Baseline Widely available

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since July 2015.

readAsText() は FileReaderSync インターフェイスのメソッドで、File または Blob オブジェクトを同期的に文字列に読み込むことができます。このインターフェイスは、ブロックが発生する可能性のある同期 I/O を可能にするため、ワーカーでのみ利用可能です。

構文

js
readAsText(File)
readAsText(Blob)
readAsText(File, encoding)
readAsText(Blob, encoding)

引数

blob

読み込み対象の DOM File または Blob。

encoding

オプションの引数で、使用するエンコーディングを指定します（iso-8859-1 や UTF-8 など）。存在しない場合、このメソッドは検出アルゴリズムを適用します。

返値

入力データを表す文字列です。

例外

このメソッドでは以下の例外が発生する可能性があります。

NotFoundError DOMException

DOM の File または Blob で表されるリソースが、消去されたなどの理由で見つからない場合に発生します。

SecurityError DOMException

以下の問題のある状況のいずれかが検出された場合に発生します。

  • リソースが第三者によって変更されている
  • 同時に行われる読み取りが多すぎる
  • リソースが指しているファイルがウェブから利用するには安全ではない（システムファイルなど）
NotReadableError DOMException

同時実行ロックなどの権限の問題でリソースを読み込めない場合に発生します。

EncodingError DOMException

リソースがデータ URL であり、ブラウザーごとに定義された制限長を超えた場合に発生します。

仕様書

Specification
File API
# readAsTextSync

ブラウザーの互換性

関連情報