非標準
この機能は標準ではなく、標準化の予定もありません。公開されているウェブサイトには使用しないでください。ユーザーによっては使用できないことがあります。実装ごとに大きな差があることもあり、将来は振る舞いが変わるかもしれません。
アサーションが false になる場合に、コンソールへエラーメッセージを出力します。アサーションが true になる場合は、何も行いません。
註: この機能は Web Workers 内で利用可能です。
注記: Node.js の console.assert()
メソッドは、ブラウザで利用できる console.assert()
メソッドとは異なる実装がされています。
特にブラウザにおいて、アサーションがfalseになる console.assert()
の呼び出しは、後続コードの実行を中断せず、コンソールへメッセージを出力します。しかし Node.js で、アサーションがfalse になると AssertionError
が投入されます。
構文
console.assert(assertion, obj1 [, obj2, ..., objN]); console.assert(assertion, msg [, subst1, ..., substN]); // C ライクなメッセージ形式
引数
assertion
- ブール式。アサーションが false になると、コンソールにメッセージを出力します。
obj1
...objN
- 出力する JavaScript オブジェクトのリスト。各オブジェクトを文字列で表現したものを、リストの並び順に追記して出力します。
msg
- 0 個以上の置換文字列を含む JavaScript 文字列。
subst1
...substN
msg
内の置換文字列を置き換える JavaScript オブジェクト。このパラメータで、出力形式を高度に制御できます。
詳しくは console
のドキュメントで、コンソールにテキストを出力する をご覧ください。
仕様
仕様書 | 策定状況 | コメント |
---|---|---|
Console API console.assert() の定義 |
現行の標準 | 最初期の定義 |
ブラウザ実装状況
現在、互換性データを可読形式の JSON フォーマットに置き換えているところです。
この互換性一覧は古い形式を使っており、これに含まれるデータの置き換えが済んでいません。
手助けしていただける場合は、こちらから!
機能 | Chrome | Firefox (Gecko) | Internet Explorer | Opera | Safari |
---|---|---|---|---|---|
基本サポート | (有) | 28.0 (28.0) | (有) | (有) | (有) |
Worker で使用可能 | (有) | 38.0 (38.0) | (有) | (有) | (有) |
C ライクなメッセージ形式 | 未サポート | 28.0 (28.0) | ? | ? | ? |
機能 | Android | Firefox Mobile (Gecko) | IE Mobile | Opera Mobile | Safari Mobile |
---|---|---|---|---|---|
基本サポート | ? | 28.0 (28.0) | ? | ? | ? |
Worker で使用可能 | ? | 38.0 (38.0) | ? | ? | ? |
C ライクなメッセージ形式 | ? | 28.0 (28.0) | ? | ? | ? |