Response.type
type
は Response
インターフェイスの読み取り専用プロパティで、このレスポンスの種類を保持します。
以下のうちの何れかになります。
basic
: 通常の、同一ドメインのレスポンスで、 "Set-Cookie" 以外のすべてのヘッダーが公開されます。cors
: レスポンスは有効なオリジン間リクエストで受信しました。特定のヘッダーと本体にアクセスできます。-
error
: ネットワークエラーです。 エラーを記述した有益な情報は使用できません。 レスポンスのステータスは 0 で、ヘッダーは空で不変です。 これはResponse.error()
から得られる種類のレスポンスです。 -
opaque
: オリジン間リソースへの "no-cors "リクエストに対するレスポンス。 厳しく制限されています。 -
opaqueredirect
: フェッチリクエストはredirect: "manual"
で行われました。 レスポンスのステータスは 0、ヘッダーは空、本体は空、トレーラーは空です。
メモ: "error" レスポンスは実際にスクリプトに公開されることはありません。 fetch()
に対するそのようなレスポンスは、プロミスを拒否します。
値
レスポンスの種類を示す ResponseType
文字列。
例
Fetch Response の例 (Fetch Response のライブ版 を参照)では、新しい Request
オブジェクトを、 Request()
コンストラクターを使用して作成し、 JPG のパスを渡します。次に fetch()
を使用してこのリクエストをフェッチし、 Response.blob
を使用してリクエストから blob を抽出し、 URL.createObjectURL
を使用してオブジェクト URL を作成し、これを <img>
に表示します。
なお、 fetch()
ブロックの先頭で、レスポンスの type
値をコンソールにログ出力していることに注意してください。
const myImage = document.querySelector('img');
const myRequest = new Request('flowers.jpg');
fetch(myRequest).then((response) => {
console.log(response.type); // returns basic by default
response.blob().then((myBlob) => {
const objectURL = URL.createObjectURL(myBlob);
myImage.src = objectURL;
});
});
仕様書
Specification |
---|
Fetch Standard # ref-for-dom-response-type① |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser