<mo>
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<mo>
は MathML の要素で、広い意味の演算子を表します。厳密に数学的な意味の演算子のほかに、括弧類やカンマ、セミコロンといった区切り記号、絶対値の縦棒などの「演算子」も含みます。
属性
グローバル MathML 属性に加えて、この要素は演算子の形状や内容による既定値をもつ以下の属性を受け入れます。
accent
非標準-
<boolean>
で、この演算子が下の文字または上の文字として使用されたときに、アクセントとして処理されるべきか(つまり、基本式に対して大きく描画され、より近くなるべきか)どうかを示す。 fence
-
<boolean>
で、演算子がフェンス(括弧など)であるかどうかを示す。この属性には視覚的な効果はありません。 lspace
-
<length-percentage>
で、演算子の前の空間の量を示します。 maxsize
-
<length-percentage>
で、伸縮するときの演算子の最大サイズを示します。 minsize
-
<length-percentage>
で、伸縮するときの演算子の最小サイズを示します。 movablelimits
-
<boolean>
で、math-style
がcompact
に設定されているときに、下・上の文字が下・上付き文字に移動するかどうかを示します。 rspace
-
<length-percentage>
で、演算子の後の空間の量を示します。 separator
-
<boolean>
で、この演算子が区切り記号(カンマなど)であるかどうかを示します。この属性には視覚的な効果はありません。 stretchy
-
<boolean>
で、演算子が隣接する要素のサイズに伸縮するかどうかを示します。 symmetric
-
<boolean>
で、伸縮する演算子が仮想数式軸(中央の分数線)を中心に上下対称であるべきであるかどうかを示します。
メモ: lspace
、maxsize
、minsize
、rspace
属性については、一部のブラウザーは古い MathML における長さも受け入れることがあります。
例
<math display="block">
<mrow>
<mn>5</mn>
<mo>+</mo>
<mn>5</mn>
</mrow>
</math>
<math display="block">
<mrow>
<mo>[</mo>
<!-- default form value: prefix -->
<mrow>
<mn>0</mn>
<mo>;</mo>
<!-- default form value: infix -->
<mn>1</mn>
</mrow>
<mo>)</mo>
<!-- default form value: postfix -->
</mrow>
</math>
仕様書
Specification |
---|
MathML Core # operator-fence-separator-or-accent-mo |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser